名馬電機社長の事業報告という名の日記

一口とか写真とかご贔屓応援とか。

ドバイWCを終えて

2012年03月31日 | 競馬
日本馬にとっては厳しい結果となったドバイWCデイ。
昨年のドバイWCワンツーフィニッシュが出来過ぎであった事もあるが、今年はドバイWCのメンツ自体も揃っていたし、昨年の事があり「日本馬だから軽視」されることなく「日本馬だから警戒」された部分もあったのであろう。

個人的にはフランキーが2勝したし、昨年のドバイWCデイ以来イチオシにしていた、「浜中俊もびっくりな早すぎて怒られるガッツポーズ」でお馴染みのバルザローナ騎手がMonterossoでドバイWC勝ったのは嬉しかった。

ちなみにサラブレのG1コンテストでもMonterosso指名してたんだが、どれくらい人気してたんだろうか。次号で結果を見るのが楽しみ。
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時代の終わり

2012年03月30日 | 競馬
1999年のジャパンカップは私がリアルタイムで見てきたジャパンカップの中でも最も豪華なメンバーが揃ったジャパンカップだった。

日本ダービー馬:スペシャルウィーク
アイルランドダービー馬:モンジュー
イギリスダービー馬:ハイライズ
ドイツダービー馬:ボルジア

4か国のダービー馬が顔を揃えたが、勝ったのは2番人気のスペシャルウィーク、1番人気のモンジューは4着だった。この中の2頭、モンジューとボルジアが日を同じくして亡くなった。

モンジューはこの年のジャパンカップでエルコンドルパサーの凱旋門賞制覇を寸前で阻んだことでも有名だが、その他のレースも「モノが違う」というものが多く、日本の軽い馬場では4着だったが競走馬として近年の欧州を代表する1頭であった。それに加えて種牡馬としてもモティヴェイター、オーソライズド、プールモアと3頭の英国ダービー馬をはじめ多数のG1馬を輩出するトップサイアーでもあった。今年の3歳世代にもキャメロットというクラシック候補が控えており、種牡馬としての活躍もまだまだ見込めただけに惜しい。

ボルジアは3歳時、牝馬ながら同世代の男馬を相手にドイツダービーを制覇すると、今度は古馬相手のバーデン大賞も制覇。さらに凱旋門賞3着、BCターフ2着と国外遠征でも強豪相手に惜しい競馬を見せた。その後屈腱炎を発症し満足の行く競走成績は残せなかったが、今のように牝馬が牡馬相手にビッグレースを勝つのが恒常化する前であっただけに彼女の強さは一際目立っていた。

1999年のジャパンカップはいろんな意味で私の思い出のレースであり、その舞台の魅力的な演者であった2頭が時を同じくして世を去ったショックは、自ら想像していた以上に大きかった。ただただ2頭の冥福を祈るのみである。

そういえば昨年のジャパンカップで1番人気になったのはベルリン大賞、バーデン大賞、凱旋門賞と連勝してきたドイツの3歳牝馬・デインドリームであった。なんとなく今日なくなった2頭の名馬を重ねあわせてみてしまうようなプロフィールである。そしてその馬を破り2番人気で優勝したのはスペシャルウィークの娘、ブエナビスタであった。
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サムソン通信 2012-001

2012年03月29日 | サムソン通信
なんか勢いでカテゴリまで作ってしまったが、不定期のメイショウサムソン産駒追っかけ記事ということで。

・アイビスティ能検合格
今日(3月29日)門別競馬場で行われた能検にメイショウサムソンの初年度産駒アイビスティが出走し、合格(1位入選)。
いよいよメイショウサムソン産駒が競走馬として世にでるのかと思うと感慨深いものがあるが、特にこの馬に関しては昨年秋から注目していたこともあり感慨もひとしおだった。というのも下記プロフィールにもある通りこの馬、昨年北海道オータムセールでかつてメイショウサムソンを管理していた瀬戸口勉元調教師が自ら落札されて、自ら所有されている馬なのだ。これまでも東海地区で馬主をされている瀬戸口氏だが中央を引退したマルカやメイショウの馬を所有するケースがほとんどであったので、自ら落札してホッカイドウでデビューさせるあたりやはり産駒に対する思い入れも強いのかな、と想像する。
能検のタイム自体は他のレースと比較すると平凡だが血統的に距離は中距離位のほうが良いだろうし、スタート後すっと先行するセンスも見せており、今からデビューが楽しみ。


3月29日 能検成績(動画あり)
http://www.hokkaidokeiba.net/racedata/noken/index.php?p_day=20120329

アイビスティプロフィール
http://www.jbis.or.jp/horse/0001125796/


JBISの「メイショウサムソン産駒一覧」で見られるのはアイビスティ含めて4頭で
佐賀に入厩のアマクサオペラ、道営入厩のメイショウアヅチ、JRA美浦の小桧山厩舎入厩のオリオンザペガサス
となっている。
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30になって

2012年03月28日 | その他
「30代になったんだなー」

「もう20代じゃないんだなー」

「若くないなー」


と実感する瞬間、
『アンケート等の入力、記入時に年齢で30代を選ぶ時』
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高松宮記念、マーチS回顧

2012年03月27日 | 競馬回顧
高松宮記念
2番人気のカレンチャンが2番手から抜けだし、追い込んできたサンカルロの追撃を抑えきって秋春スプリントG1を連覇。勝ちタイム1.10.3とかなりかかった印象だが、これはレベルが低かったということではなく、そういうタイムしか出ない馬場だったということだろう。そしてそういう馬場は洋芝の北海道で勝ち鞍のあるカレンチャンにとっては向いた馬場であったとも言える。
サンカルロは相変わらずの勝ちきれない競馬であったがほぼ先行勢で決着している中で後方から追い込んできて2着だから立派。
1番人気ロードカナロアは内枠が仇となり自分のベストの競馬が出来なかった印象。ただここでこれだけ厳しい競馬を経験できたこと、そして3着と大きくは崩れなかったことが今後プラスに働くのでは。

マーチS
前半がそう早かったわけでもないが、「逃げたい馬」「逃げないとダメな馬」が多かっただけに前に行った組はラップ以上に厳しい展開だったのかもしれない。
サイレントメロディは前走平安Sで追い込んで6着。あの時よりは相手も幾分楽で、差しが決まる流れだったのも功を奏した。またこのレース相性の良いロベルト系でもあった。
2着のメイショウタメトモは最低人気であったが、このレースで侮れない高齢馬で、昨年は川崎記念2着の実績もあった馬でこれはなめられ過ぎの人気であった。
持ちネタの3着をゲットしたのがバーディバーディ。こちらも父ロベルト系で高重量というこのレースで買える材料があった。
個人的には過去傾向的に買い材料が特になかったタガノロックオンを本命にしてそこから馬券買って、買い材料のあった馬の紐紐紐決着という非常にヘタな予想&馬券を勝手しまた反省点の多いレースだった。
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日経賞、毎日杯回顧

2012年03月26日 | 競馬回顧
日経賞
単勝12番人気、167.1倍の人気薄、ネコパンチが大逃げを打って、そのまま逃げきり重賞初制覇。江田照男騎手はかつてこのレースでテンジンショウグンで大穴を開けたこともあるが、レオリュウホウのセントライト記念、スプリンターズSのダイタクヤマト、勝ちはしなかったがアメリカンボスの有馬記念など、中山芝の重賞レースで度々大穴をあけた実績があり、やはり注意が必要。
2着は後方から追い込んだウインバリアシオン。ルーラーシップには先着したがそのはるか前に勝ち馬がおり、さすがにそこまでは届かなかった。
ルーラーシップは極悪馬場のAJCCを完勝しており、道悪は大丈夫かと思ったが、直線での走りを見ているとどうも上滑りしているような印象を受けた。トビが大きい馬なのでAJCCのようなドボドボ馬場ならいいが、今回のように一旦湿った馬場が乾いていくような中途半端な状態はあまり良くなかったのかもしれない。圧倒的人気を背負って人気薄の大逃げがいる中先行するのってたぶんポジションとして一番仕掛けどころが難しい位置ではあるが、前残しちゃうなら2着は確保して欲しかったなーと、ルーラーシップからネコパンチへの馬連を持っていてゴール前大悶絶した人間としては思うのである。

毎日杯
前半半マイル48.7、後半半マイル48.3とそう極端に速い流れというわけでもなかったが、ゴール前で先行勢と後方待機勢がガラッと入れ替わる差し馬が台頭したレースとなった。
買ったのはご存知カンパニーやレニングラードの兄弟ヒストリカル。前走ワールドエースの勝ったきさらぎ賞では2着だったが、ここでは自慢の末脚を存分に発揮して優勝。若干ポジショニングが後ろ過ぎて届かないかとも思ったが、追い出されてからの加速が素晴らしく最後はきっちりとマウントシャスタを差し切った。このあとはダービーに直行するようだが、小回りの中山芝2000はおそらく不向きなので判断としては正しいと思われる。ちなみにこれできさらぎ賞で1~4着に入った馬は次走OPで全て1着とこのレースのレベルの高さを証明した一戦でもあった。
2着マウントシャスタはこれまで上がり3Fで35秒を切ったことがなく、スローからの瞬発力勝負になると若干不安はあるが、逆に早めスパートしてまくり気味に加速していけば長くいい脚が使えそうなタイプと見た。
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高松宮記念、マーチS予想

2012年03月25日 | G1(Jpn1)
日経賞でルーラーシップからネコパンチへの馬連持っていたのでゴール前大悶絶。

高松宮記念
◎ツルマルレオン ◯エーシンリジル ▲カレンチャン
△グランプリエンゼル 注ロードカナロア ☆エーシンダックマン
×レジェトウショウ、ベイリングボーイ、ジョーカプチーノ、サンカルロ

コース変わっちゃって過去傾向も何もない。というわけで新装中京芝の先週末時点までの種牡馬別成績(勝利数順Top10)

ハーツクライ 4- 1- 2-10/17 23.5% 29.4% 41.2% 132 111
サクラバクシンオー 3- 2- 0-17/22 13.6% 22.7% 22.7% 99 141
マンハッタンカフェ 2- 2- 1- 9/14 14.3% 28.6% 35.7% 45 101
キングヘイロー 2- 0- 1- 6/ 9 22.2% 22.2% 33.3% 212 123
ネオユニヴァース 2- 0- 0-14/16 12.5% 12.5% 12.5% 836 143
ダイワメジャー 1- 2- 0- 8/11 9.1% 27.3% 27.3% 104 147
ディープインパクト 1- 1- 1-14/17 5.9% 11.8% 17.6% 17 25
マーベラスサンデー 1- 1- 1- 2/ 5 20.0% 40.0% 60.0% 274 162
フジキセキ 1- 1- 1-14/17 5.9% 11.8% 17.6% 74 66
グラスワンダー 1- 1- 0- 4/ 6 16.7% 33.3% 33.3% 131 91

内訳を見たら連対5回は2000以上なので、1200のここでどれだけ信頼出来る数字化は微妙なところであるが新装中京芝のハーツクライというのはベタ買いレベルの好成績を残している。
というわけで本命はツルマルレオン。左回りは未経験であるが急坂コースは阪神で勝利実績があるし、この馬のように「常に差し追込みで惜しい所まで来ている」馬が届いちゃうのが新装中京の印象。
対抗のエーシンリジルは叩き2走目が【1-1-1-0】と休み明けを叩いて良化するタイプ。芝に関しては1400以上で【0-0-0-8】ということで前走の敗戦はノーカウントで良い。
カレンチャンは前走内枠有利だったオーシャンSで7枠13番からの競馬で4着。今回はそれよりは内で、かつ内過ぎる枠でもなく丁度よい枠順。
サンプル数少ないながらも新装中京1200の結果を見ていると、言われるほど1400以上の実績がある馬が来ている感じはなく、むしろ1200で結果を出している馬が来ている。もちろんこれまでのサンプルは下級条件でのものだし、G1ともなればやっぱり1400こなせるスタミナが必要でしたね、みたいな結果になるかもしれないが、サンカルロが競馬コンシェルジュで本命4人かぶって単勝オッズも3番人気になっちゃうほど世間の思考がそっち(1400適性重視)に偏っちゃうならあえて1200っぽい方面から攻めてみようじゃないか、どの道やってみなきゃわからんのだから、ということで1400っぽい勢の評価は下げた。
馬券は◎○の単複と◎◯から印の馬へのワイド。


マーチS
◎タガノロックオン ◯ナムラタイタン ▲バーディバーディ
△ブルロック 注メイショウタメトモ ☆トーセンアレス
×マイネルアワグラス、サイレントメロディ、シルクシュナイダー

中山開催過去10回の傾向
・6歳以上【7-4-4-57】9.7% 15.3% 20.8% 124-94
・斤量57.5~59kg【6-2-2-8】33.3% 44.4% 55.6% 240-141
・父か母父ロベルト系【4-4-0-13】19.0% 38.1% 38.1% 215-146
・前走1600万1着【2-1-2-10】13.3% 20.0% 33.3% 337-148
・斤量増【6-5-2-18】19.4% 35.5% 41.9% 184-172

よく見たら過去傾向に一切かすっていないタガノロックオンを本命にしてしまっていた。一応、逃げたい馬が多く前が厳しくなる→かといってそうそう追い込みが決まることもないだろうからそこそこの位置に付けられてちゃんと勝ちきれるような馬→タガノロックオンがちょうど収まりが良い、という思考をたどったんだが、これ程どの傾向にも当てはまっていないとは。一応対抗以下が重い斤量→重い斤量→昇級→年寄り→昇級→年寄り&ロベルト→ロベルト→ロベルト、なので「展開上最もしっくり来る馬から相手は過去傾向的に良さ気な馬への流し」という作戦をとったということでひとつ。
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毎日杯、日経賞予想

2012年03月24日 | 中央競馬予想
毎日杯
◎ヒストリカル ◯ダローネガ ▲アドマイヤブルー
△マウントシャスタ 注エロイカ ☆マイネルカーミン

馬場改修後5回の傾向
・ノーザンファーム生産馬【2-2-4-3】18.2% 36.4% 72.7% 59-160
・前走上がり3F1位【3-3-4-18】10.7% 21.4% 35.7% 30-127
・前走初角2番手以内【0-0-0-9】
・前走1秒以上負け【0-0-0-9】
・勝ち馬全部前走重賞。

前走重賞かつ上がり3F1位の馬がヒストリカルしかいないので、人気だがこれを本命に。ノーザンファーム生産馬のおまけ付き。相手は前走上がり1位、ノーザンファーム生産馬を中心にピックアップ。


日経賞
◎ルーラーシップ ◯トーセンラー ▲ヤングアットハート
△スノークラッシャー 注ネヴァブション ☆サンテミリオン
×マイネルキッツ、ネコパンチ

中山開催過去10回の傾向
・5歳【4-3-2-12】19.0% 33.3% 42.9% 172-123
・1枠【3-1-1-5】30.0% 40.0% 50.0% 406-113。全体的に内枠有利。
・休み明けで来るのは有馬記念3着内馬のみ。
・前走上がり3F3位以内【6-6-8-24】13.6% 27.3% 45.5% 178-107
・前走白富士Sは【2.0.1.1】947-167。

ルーラーシップに1.6倍ほどの信頼感があるかと問われたら若干疑問を持たざるを得ない気もするが、外枠という点以外、過去傾向的にはあまり減点材料がない(5歳で前走上がり1位)。道悪もこなせる、というよりむしろ得意な方であり、ここ完勝して次走天皇賞で喧嘩売りたいと思う。
トーセンラーはいいとして、単穴ヤングアットハートは過去傾向からは5歳というくらいしか買い材料はないが、前が残ったダイヤモンドSで後ろから競馬して4着と悪くない内容だった。このコースで準オープン勝ちの実績もあり注意が必要。
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Champion!

2012年03月23日 | 写真
Champion!
Champion! posted by (C)名馬電機社長
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名古屋大賞典回顧(DGC)

2012年03月22日 | 地方競馬
逃げると思われていたエーシンジーラインがスタートで躓くアクシデント。それでも溜めていい馬では無いので押して先頭へ。元々地方勢にダートグレード競走で好走できそうな馬がいなかったこともあり、スタートからほぼJRA勢4頭立てのような競馬。3コーナーで逃げるエーシンにニホンピロが並びかけると直線に入ると後続を突き放して楽勝。2着には外外から上がっていったダイシンオレンジが入った。
唯一57キロを背負って楽勝のニホンピロアワーズはここでは力が違いすぎた感。
馬券圏外に落ちたボレアスに関してはまだ若く雑巾がけが足りん、ということかもしれないが、もうちょっと長い直線で道中ゆったり走れそうなときの競馬を見てみたい。

ダートグレードコンテストの途中経過はこちら
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