名馬電機社長の事業報告という名の日記

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King George VI And Queen Elizabeth Stakes 2013 展望

2013年07月27日 | 海外競馬
King George VI And Queen Elizabeth Stakes(G1) 芝12f Ascot 3歳以上 日本時間7月27日23:50発走 

イギリスでロイヤルベイビーが誕生し、“George”と名付けられた週末に行われる今年の“キングジョージ”。有力馬の一角とみられていたSt. Nicholas Abbeyが直前の調教中につなぎの部分を骨折し、その手術もかなり難しいものであったにもかかわらず、翌日には疝痛を発症してこちらの手術も行うという非常に危険な状態が続いている。無事回復し種牡馬入りできることを願う。

と、少し脱線してしまったが、そんな回避もあり今年は8頭立てで行われるKing Georgeの出走馬紹介を簡単に。

◆出走馬紹介

Cirrus des Aigles/シリュスデゼーグル(父:Even Top 母: Taille De Guepe) セン7
調教師:C.Barande-Barbe 騎手:C.Soumillon 戦績:16-17-5-8
主な勝鞍:Champion Stakes(G1)、Dubai Sheema Classic(G1)、Prix Ganay(G1)
1番人気に支持されているお馴染みフランスからの遠征馬Cirrus des Aigles。10ハロンから12ハロンのG1を3勝、近年のこの路線において欠かせない存在です。7歳を迎えた今年は始動が遅めになり、今季初出走となりました前走、6月のサンクルーで行われたサンクルー大賞に出走して5着でした。

Ektihaam/エクティハーム(父:Invincible Spirit 母:Liscune) セン4
調教師:R.Varian 騎手:D.O'neill 戦績:4-2-1-3
主な勝鞍:
重賞勝ちはありませんが、ロイヤルアスコット開催のG2ハードウィックSで1着でゴールした直後に命を落とし悲劇のヒーローとなったThomas Chippendaleに今回、そしてハードウィックSと同じアスコット芝12fのリステッドで勝利した実績があります。また2走前は今欧州で最も勢いのあるAl Kazeemに1馬身とクビ差の3着(2着はThomas Chippendale)という実績もあり、勝鞍こそないもののここでも好勝負出来るだけの下地はあると思われます。

Novellist/ノヴェリスト(父:Monsun 母:Night Lagoon) 牡4
調教師:A.Wohler 騎手:J.Murtagh 戦績:7-1-0-1 
主な勝鞍:Gran Premio del Jockey Club(G1)、Grand Prix de Saint-Cloud(G1)
昨年10月イタリアのジョッキークラブ大賞でG1初制覇、今季初戦地元のバーデン企業大賞を勝ち、フランスへ遠征して臨んだ前走サンクルー大賞も勝って3連勝でここに出走して来ました。昨年のDanedreamに続きドイツ調教馬によるキングジョージ連覇なるのでしょうか、注目です。

Red Cadeaux/レッドカドー(父:Cadeaux Genereux 母:Artisia) セン7
調教師:E.Dunlop 騎手:G.Lee 戦績:7-9-6-15 
主な勝鞍:Hong Kong Vase(G1)、Yorkshire Cup(G2)
こちらも日本のファンにはお馴染みのRed Cadeaux。昨年のジャパンカップに続き今年の天皇賞春にも出走してくれました。今年に入ってからの4戦がドバイ→日本→シンガポール→イギリスとすべて異なる国で、その前もオーストラリア→東京→香港ですから大変タフな馬です。ここ2走の10fでは大きく負けていますがもともと12f以上で実績のあった馬でこの距離ならまだ侮れません。

Universal/ユニヴァーサル(父:Dubawi 母:Winesong) 牡4
調教師:M.Johnston 騎手:J.Fanning 戦績:7-2-2-7 
主な勝鞍:Jockey Club Stakes(G2)、Princess of Wales's Stakes(G2)、Finest Surprise Stakes(G3)
ドバイから始動して今年すでに10戦を消化しています。ドバイでは勝ち星を挙げられなかたのですがイギリスに帰国してから4勝、2,3着が1回ずつとガラリ一変。この間に重賞も3勝しています。前走プリンセス・オブ・ウェールズSを勝ってここに臨みます。

Very Nice Name/ヴェリーナイスネーム(父:Whipper 母:Namona) 牡4
調教師:A.Mieulle 騎手:O.Peslier 戦績:6-1-5-1 
主な勝鞍:
フランスからの遠征馬です。国際的なグレードレースでの勝ちはありませんがカタールのローカルG1勝ちの実績があります。前走Dubai Sheema ClassicがSt. Nicholas Abbey、ジェンティルドンナに続く3着でしたのでご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。間隔は空きましたが非常に不気味な1頭です。

Hillstar/ヒルスター(父:Danehill Dancer 母:Crystal Star) 牡3
調教師:Sir M.Stoute 騎手:R.Moore 戦績:2-2-0-1 
主な勝鞍:King Edward VII Stakes(G2)
キャリアまだ5戦の3歳馬です。前走ロイヤルアスコット開催のキング・エドワード7世Sを勝って重賞初制覇を成し遂げています。このレース過去3年の勝ち馬がMonterosso、Nathaniel、Thomas Chippendaleと近年出世レース的な雰囲気があるのでここはもちろん、今後のHillstarのレースにも注目したいところです。

Trading Leather/トレーディングレザー(父:Teofilo 母:Night Visit) 牡3
調教師:J.Bolger 騎手:K.Manning 戦績:4-2-1-1 
主な勝鞍:Irish Derby(G1)、Autumn Stakes(G3)
今年に入ってダンテS2着、Irish 2000 Guineas3着と後一歩の競馬が続いたあと、カラのリステッドを勝って今季初勝利、そして前走Irish Derbyを勝ってG1初制覇を成し遂げました。


◆参考レース
2013年アイルランドダービー (優勝:Trading Leather)

2013年サンクルー大賞 (優勝:Novellist)

2013年キング・エドワード7世S (優勝:Hillstar)

◆予想
◎Ektihaam
○Novellist
▲Hillstar
△Red Cadeaux

1番人気のCirrus des Aiglesは休み明けとはいえ前走の負け方が少しだらしなかったのが気になり無印に。本命はEktihaam。重賞勝ちこそないものの強い相手に安定した走りを続けてきた点を評価しました。ドイツ調教馬のNovellistを対抗に。ドイツ国外でも実績がある点は評価出来ます。3歳馬からはHillstarを。Stoute-Mooreの好調なラインというのも気になります。Red Cadeauxは12fの距離に戻っての巻き返しを期待します。
エア馬券は馬単で◎から3頭にウラオモ。

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想定通りのレース展開も

2013年07月26日 | 一口馬主
◆ジンジャーミスト 7/20(土) 福島2R 3歳未勝利(牝) 4着 内田

スタート一息で向こう正面からまくる競馬。
想定内のレース運びでなんとかなるかと思えたが最後脚が上がり4着。
未勝利残されたチャンスはあと1,2戦だけにいよいよ厳しくなってきたが、少頭数の函館を使えれば、という望みがあるので最期まで諦めずに応援したい。
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前進ならず

2013年07月12日 | 一口馬主
◆アケルナル 7/7(日) 福島6R 3歳未勝利 13着 花田

パドックから馬っけを出したり気性的な幼さを見せる状態。レースもスタートはまともに出たものの、二の脚がつかずに好位置を取れず最後まで良いところなし。調教もなかなか積めず厳しい状況。
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Team Mayba 月間成績 2013年6月

2013年07月02日 | 一口馬主
月間成績
◆着度数
【1-0-0-0-0-3】 勝率:25.0% 掲示板率:25.0%

◆成績
6/1 東京1R 3歳未勝利 ジンジャーミスト 9着 内田 
6/9 東京3R 3歳未勝利 アケルナル 13着 宮崎
6/16 東京3R 3歳未勝利(牝) ミラクルルージュ 1着 内田
6/16 阪神10R 灘S レックスパレード 13着 岡田

◆7/2現在の入厩状況
レックスパレード
プリュム
アケルナル


年間成績
◆着度数
【1-0-2-4-2-13】 勝率:4.5% 掲示板率:40.9%


2013年の半分が終わる前になんとか今年の初勝利を達成。
3歳世代初勝利だし、メイショウサムソン産駒出資馬の初勝利でもあり感慨深いものも多少有り。
一方でレックスパレードが追い切り後剥離骨折が判明して除去手術。幸い程度は軽いので近日中に放牧に出るとのことで、秋の的条件で元気に走ってくれることを願う。
下半期は多少は2歳馬もデビューしてくるだろうし、上半期に勝てなかった分頑張って欲しい。
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