名馬電機社長の事業報告という名の日記

一口とか写真とかご贔屓応援とか。

買ってきた

2008年03月30日 | 日常
今日は阪神1レースで

「芝→ダート替わりのカリズマティック」

という格好の狙いがあったものの
その馬の馬主が、私の大嫌いな
「メタボリチュアルカウンセラーや、恫喝オールバック中年女性と並んで
お茶の間に浸透してしまったオカルト、略して『オチャルト』である某ドクター」
であったために敬遠したら9番人気で快勝しちゃって
いつもどおりに単複買ってたら今日一日の勝ち確定なくらいの高配当を
叩きだしちゃって、一気にテンションだだ下がり。

高松宮記念も「無条件で消し」に設定していたフジキセキのワンツーで
狙いのキョウワロアリングも16番人気6着という
「人気考えたら大健闘だけど、狙った身としては掲示板にもギリギリ載ってないから狙った事を自慢しづらい激走」
に終わってしまう。

まあグリーンチャンネルのG1十番勝負内の
「毎回出走馬の単勝馬券を、その馬指名した人1人にプレゼント」
という企画でキョウワロアリングの単勝当たった(競争率が低かったためかと)ので
忘れられない高松宮記念にはなった。
(当選者お知らせ画面で私の名前の字が間違われてたけど)

で、午前中は小雨降る中自転車で梅田へ行って
「秘密結社鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~(同時上映:古墳ギャルのコフィー~12人と怒れる古墳たち~)」
「ザ・マジックアワー」
の前売り入場券を購入。
鷹の爪はおまけの缶バッジ欲しさにペアチケット購入したので2回観に行ける。

南アフリカデー

2008年03月30日 | 中央競馬予想
「高松でフジキセキは無条件消し」の人間としては
とりあえず今週のフジキセキのG1勝ちは
サンクラシークで打ち止めしておいていただきたい所。

中山10R ◎イースター
中山芝千八は【1.1.0.0】。鞍上も中山非根幹距離マニアの蛯名。
前へ行きたい馬がそろっており、展開的にも後方から競馬するタイプの
この馬には有利に働きそう。


中山11R マーチS
◎サイレンスボーイ ○マコトスパルビエロ ▲フィフティーワナー
荒れるレースだが、血統などに確固たる傾向もなく、
予想のとっかかりが少ないレースなので、
普段とはちょっと違う切り口で見てみる。

過去10年のマーチS

騎手
継続騎乗【6.7.2.45】 10.0% 21.7% 25.0% 114 91
乗り替り【4.3.8.75】 4.4% 7.8% 16.7% 69 77

前走からの斤量比較
今回増【5.4.2.13】 20.8% 37.5% 45.8% 211 164
増減無【2.4.3.38】 4.3% 12.8% 19.1% 25 79
今回減【3.2.5.69】 3.8% 6.3% 12.7% 86 60

高松宮記念、ドバイミーティングの裏開催に当たるため
有力騎手の乗り替りが頻繁に起こるレースであるが
継続騎乗の馬が率、回収値の両面で乗り替りの馬を大幅に上回っている。

また斤量面では前走より斤量増となった馬が斤量が前走以下の
斤量で出走した馬よりも高い数字を叩き出している。
ハンデ戦で重い斤量を背負うということは、それだけハンデキャッパーが
「強い」と評価したわけであり、好成績を残すのは当然なんだが
ハンデ戦全体で見た場合よりも「前走より斤量増」の馬の成績は良い。

というわけで「継続騎乗」「斤量増」でふるいにかけると
今回の出走馬の中で両方の条件を満たすのはサイレンスボーイのみ。
前へ行きそうな有力馬、マコトスパルビエロ、フィフティーワナーが
北村宏、柴田善という、じっくりと乗って積極的に前をつぶしに行くような
レースをすることがなく、前を可愛がってくれる「岡部流」の継承者ということで
展開的にもそう厳しくならないのではないかとみている。
まあイブロンの後藤が自爆テロする可能性はあるんだが。


中京10R ◎ゼンノグッドウッド
外枠【2.2.1.2】で、叩き3走目【2.0.0.0】と今回は特に走れる条件。
千七は一度走って着外だが千八で勝ち星もあるので距離が敗因となることはないだろう。


中京11R 高松宮記念
◎キョウワロアリング ○スズカフェニックス ▲スーパーホーネット
詳しくは全頭チェック参照。


さあ、ドバイWCだ。

一番笑ったのはダイイングメッセージを残そうとする片桐はいり

2008年03月29日 | 中央競馬予想
でも、あれはモノマネっていうよりそっくりさんだからなぁ。
少なくともサ行が言えない人は無いと思ったんだけど。
関根演出はツボだったが、片桐はいり以上にモノマネじゃないし。

と、全く競馬と関係のないフリから入ったが、競馬の予想します。

中山8R ◎ラドランデンジャー
カラジの故障引退は非常に残念。
残念でも馬券買っちゃうのは競馬好きの悲しい性か、ただの病気か。
ラドランデンジャーの鞍上・横山義行は過去10年の中山障害OPで複勝率が5割を超える。

中山11R ◎アドマイヤモナーク ○マツリダゴッホ ▲トウショウナイト
アドマイヤモナークは中山芝で【1.2.2.1】という安定した成績。
マツリダゴッホは昨年末の有馬記念でお世話になった手前、そうそう評価を下げるわけにはいかぬ。
もともとその有馬記念が高い中山適性【5.1.1.1】を根拠に本命打ったわけで
同じく中山のここでも買うんだが、このレースが有馬からの直行の人気馬が
飛ぶことで有名なレースなので対抗まで。
トウショウナイトは当初本命の予定だったが内枠成績【0.1.0.8】が気になって単穴に。

中京11R ◎パパラチア
左回り限定馬。前走も左回りなんだけど。

阪神11R ◎サブジェクト ○オリエンタルロック ▲ディープスカイ
重賞勝ちのある馬が2頭しかいないのに、あんまり人気しそうにない2頭を◎○。
阪神芝千八はSSスピード型とSSスタミナ型が好成績なので
スピード型のフジキセキとスタミナ型のマンハッタンカフェがそれぞれ父なので
りにかなってるっちゃかなってる。
サブジェクトに関しては「芝外回りの藤岡兄」というのも○。


京浜盃2008

2008年03月26日 | 地方競馬
南関東牡馬クラシック三冠の最重要プレップレース、京浜盃。
過去5年の結果から傾向を導き出すと

・前走3着以内がここで3着以内になる条件。例外は前走中央の馬と一緒に走った場合(JRAのレースまたは地方交流重賞)。
・前走3着以下から複勝圏に入った馬は、地方交流重賞もしくはハイセイコー記念で連対あり。
・船橋勢が7年連続勝利で、2,3着の占有率も高い。


1番目の条件から残るのは5,7,8,9,10,11,12の7頭。
このうち2番目の条件で5番が消せるので残るのは6頭。
で、印の順番は以下のとおり。

◎ホウザン
○ロイヤルマコトクン
▲ディラクエ
△コラボスフィーダ
注ディアヤマト
×ミハタマイオアシス

昨年が北海道からの移籍組ワンツーだったが、
サラブレッド生産自体が縮小する中で、今後もレベルの高い地区からの転入組が
優位に立つケースは増えてくるんではなかろうか。
ということでJRAからの移籍となるホウザンを本命に。
船橋所属だし、前走はJRAのレースで、交流重賞2着もありるので前走13着も問題なし。
ヘイロー×ノーザンダンサーは5年前のナイキアディライトと同じ配合。

ロイヤルマコトクンは出走馬中唯一の前走1着馬。
通算【3.1.0.1】で着外1回は2走前の浦和でのもので、
大井でのレースは【3.1.0.1】とコース相性も良い。

ディラクエは北海道2歳優駿勝ちに加えて全日本2歳優駿も2着。
休み明けになるものの、実績的にはメンバー中でも1番で、優勝候補の一角。
馬券は
3連単 7.11.12>7.8.9.10.11.12>7.8.9.10.11.12
で、ミハタマイオアシスが絡んできてくれたら結構つくんじゃなかろうか。


写真はごぼうと豚バラ肉のこま切れを使った料理2ヴァージョン。
左がごぼうと豚バラ肉のトマトソース煮で、
右がごぼうと豚バラ肉の甘辛煮。
ごぼうの加工法もトマトの方は笹がき、甘辛の方は叩きごぼうと、食感の差もつける心遣い。
その心遣いの向う先は、自分自身であるのだけれども。

高松宮記念2008

2008年03月24日 | G1(Jpn1)
ばんえい記念は一応的中。
第2障害あたりではスーパークリントンもあるかな、と思って一瞬ドキドキしたんだけど。
結局、1日トータルでは11の4で、1Kちょっとの浮き。
まあ金額以上に楽しめたからよかったんだけど。

一方の中央はいいところなし。
いや、正確に言うなら「ちょっと頑張って探さないといいところが見つからない」
といった感じか。
組み合わせとか、あとちょっとツメが甘くて負けてる感じ。
これくらいの時の方が「調子が良い」と勘違いしてガンガン行っちゃいがちで
危険なゾーンである。

そんなことやってる場合に、もう高松宮記念である。
まあ毎年のことながら、高松宮よりもドバイミーティングの方が
イベントとしては楽しみなんだけど、あっちは馬券買えないからね。

というわけで馬券が買える高松宮記念の全頭チェック

○:中心 △:ヒモ ×:消し

エムオーウイナー(×)
左回りより右回りの方が良いタイプだし、
休み明け好走→2走目でパフォーマンス落とす、というパターンが多い馬。
前走は掲示板の上位4頭が先行馬で決まる、前残りレースで、
差し傾向が強くなるであろうここでの再度の好走は厳しい。

キョウワロアリング(○)
中京芝千二は条件戦だが【1.2.0.0】。
昨年夏には北九州記念を勝っているように平坦のローカル千二はベスト舞台。
前走オーシャンSは苦手の休み明けに加えて、前残りのレースとなり、展開面でも厳しかった。
少なくとも前走よりは差し性向が強くなるはずで、流れが向けば十分チャンスあり。
先週日曜メインで半妹のヘイローフジが同コースで3着と好走している。
週末の天気予報が若干悪いのが心配な材料だが。

キンシャサノキセキ(×)
過去の中京芝千二の重賞におけるフジキセキ産駒の成績は【0.1.0.17】と散々。
今後サンデー直子が少なくなるにつれ、シェアを拡大してゆく可能性はあるが
少なくとも、高松宮記念で連対馬を出すまでは、フジキセキ産駒は自動的に消す方向で。
この馬自身の性質からも千二は忙しい。

スズカフェニックス(○)
昨年の勝ち馬だし、近走から大きな力落ちは見られず
そう評価を落とすことはないだろう。
過去叩き2走目は【2.1.2.0】と抜群の安定度を誇っている。

ステキシンスケクン(×)
東風S勝ちで賞金を加算。連闘となるが、賞金的には出走可能に。
ただもし出てきても、スプリント戦はベスト条件ではなく、
前走のようにマイルを淀みない流れで逃げて押し切る競馬がベストだと思っているので
出てきたとしても買わない。

スーパーホーネット(○)
かつて持ちネタ(?)に「高松宮記念の◎ゴールデンロドリゴ」
というのがあった身としては、同父のこの馬を買わずにはおれない。
近年の高松宮記念のトレンドである「マイルからの転戦」という観点からは
最も条件に当てはまる馬だし、昨年秋の充実ぶりから、本格化を思わせる。
休み明けは【1.0.0.3】なので全幅の信頼は置きづらいが、このメンバーなら何とかなりそう。

タマモホットプレイ(×)
フジキセキ産駒なのでキンシャサノキセキの所で書いたように、自動的に消し。
そもそもこの馬自身【0.0.0.4】とこのコースを苦手にしているわけで買い材料に乏しい。

トーセンザオー(△)
このコースで【3.0.1.4】とまずまずの成績。
前走は前残りのオーシャンSで差し馬としては健闘の部類の0.2秒差の7着。
得意コース替わりで、差しがきく展開なら一発の期待が持てる。

ナカヤマパラダイス(×)
前走は流れに恵まれてなだれ込みの3着。
このコースは昨年のCBC賞で2着がある舞台だが年末の尾張Sでは16着惨敗。
流れも前走よりきつくなるだろうし、買いづらい。

ファイングレイン(×)
フジキセキ産駒なのでキンシャサノキセキの所で書いたように、自動的に消し。
連勝してシルクロードSからここへ臨んでくるあたり、プレシャスカフェとかトロットスターと
感じが似ていると言えば似ているので、フジキセキじゃなかったらヒモには抑える馬なんだけど。

フサイチリシャール(×)
CBC賞、セントウルSの内容から、千二は忙しすぎる印象。
またユーイチさんが乗らないと走らない馬のようだし、消し。

※ブラックバースピン(○)
ステキシンスケクンが出走した場合、除外されてしまうのがこの馬。
右回りより断然左回りが良いタイプだし、折り合いを気にしないで良い分
マイルあたりより千二くらいの方が走りやすいんだろう。
昨年はCBC賞も勝っているし、叩き2走目は【1.0.1.0】。
鞍上にはローカル主戦ジョッキー・中○先生を確保しており
出走がかなうなら穴馬として魅力的な存在なんだが。

プリサイスマシーン(△)
昨年の3着馬。ここ2走の敗因を内枠だった、ということに求めれば
今回【3.2.0.1】と得意の外枠に入ることを条件でヒモに買える。
ただ昨年の高松以降、地方交流のダートでしか馬券になっていないので
力が昨年より落ちている可能性も多分にある。

プレミアムボックス(△)
なんだか知らない間に強くなって、知らない間に重賞を勝ってしまった感あり。
ま、私がちゃんと見てなかっただけという話なんだけど。
アドマイヤベガはサンデー系種牡馬の中でも、中京芝千二を比較的得意としている種牡馬だし
抜けた馬がいない混戦なので、この手の勢いのある馬が勢いまかせで勝っても不思議ではないので
ヒモには抑えておきたい。

ペールギュント(×)
昨年バッサリ切っているだけに、今年乗っかりづらい。
さすがに2年連続はないだろうと思わせておいて
「去年の2着馬の割に人気ガタ落ちでおいしい馬券になっちゃいました」
というのがありそうなきもして、不気味といえば不気味なんだけど。

マイネルシーガル(△)
昨年秋の富士Sではバテ比べみたいな流れに持ち込んで重賞初制覇。
休み明け【0.1.1.0】で左回り【3.0.0.1】。
マイルからの転戦組ということで、人気もないだろうし、ヒモには一考。

マルカフェニックス(△)
前走は5位入選も斜行で12着降着。
まだG1では力が足りないとは思うが、レース後にコーシローが
「前走は自分のミスで降着になってしまったんで、この馬のためになんとかしてやりたいと思ってたんです」
とインタビューで語っていそうな気がしてならないのでヒモで。

リミットレスビッド(×)
人気薄の追い込みでウッチーというのは不気味っちゃ不気味なんだが
さすがにピークを過ぎている気がするし、芝のG1で勝ち負けするだけのスピードも
もうないような気がする。
また右回り【12.6.3.10】に対して左回り【1.0.3.9】
とあまりイメージにはないが、左回りを苦手としている。

ローレルゲレイロ(△)
マイルからの転戦で、今シーズンの中京芝千二で絶好調のリファール系ということもあり
一応ヒモには押さえておくが、逃げる形に持ち込めなかったときにモロさを出す危険性があり
人気ほどには信頼はできない。


◎キョウワロアリング
○スズカフェニックス
▲スーパーホーネット
△ブラックバースピン
注トーセンザオー
×マイネルシーガル、マルカフェニックス、ローレルゲレイロ、プレミアムボックス、プリサイスマシーン

ブラックバースピン除外の場合は注以下から繰り上がりで。
天気が持てばキョウワロアリング中心で夢馬券。

クラシック展望 その3

2008年03月23日 | 競馬
○若葉S 阪神芝2000
・ノットアローン(1着)
なかなか人気しにくい馬だが、これが3勝目。
姉がモンローブロンドやルミナスポイントだから
もっと短距離が合うタイプなのかと思っていたが、牡馬に出たぶん、
距離への適応度は高いのかもしれない。
ただ今回は多分に展開に恵まれたのも事実で
皐月賞で同じ競馬となると、厳しいと思われる。

・ダンツウィニング(2着)
常に安定して力を発揮して、気づいたら馬券圏内にいる。
有力馬が力を出し切れない中で、うまいこと先行して流れ込んだ感が強く
G1で勝ち負けとなると、ちょっと厳しいんじゃないだろうか。
父コマンダーインチーフだし、ここまでは安定して走れてもG1だと必要以上に崩れそう。

・キングスエンブレム(5着)
前回すみれSの時に「堅実」と評したとたんに崩れることはないのに(笑)。
馬体重が10キロ減っており、鞍上のレースコメントも状態がイマイチだったようにも取れる。
状態が本当でなかったのと、内枠でもまれたのと、根幹距離がダメなのかもしれないのと
追って伸びるタイプではないのと、といったあたりが重なっての敗戦なのか。


○フラワーC 中山芝1800
・ブラックエンブレム(1着)
ポンとスタートを切って、逃げる形。
道中外から被せられる場面があったものの、最後までしのぎきって重賞勝ち。
前走の馬群を縫う競馬とは対照的な競馬となったがそれでも勝ってしまうあたり
能力がある証拠だろう。
ウォーエンブレム産駒らしく気性が勝ったタイプなため、初めての関西遠征で
消耗してしまう危険性はあるが、そこさえクリアできれば桜花賞で勝ち負けすることは
十分可能ではないだろうか。
ウォーエンブレム産駒がチューリップ賞、フラワーCと勝ったことで
「ウォーエンブレム=トライアル血統」
という図式がなりたってしまう可能性もあるが(特にこの馬は母父ヘクターでその傾向が強いかもしれない)。

・レッドアゲート(2着)
後方待機策がはまっての2着。
とりあえずウッチーは芝ではこういう人気薄の後方一気が狙い時なのかもしれない。
極端な競馬でよく来るのは、中央移籍してきた元地方在籍騎手の共通点だが。
桜花賞というよりオークスの3着候補っぽい感じ。

・シングライクバード(3着)
賞金加算ができず、桜花賞出走はおそらくかなわない。
まあ血統的、実績的には距離延びてよさそうなタイプなので
次走オークストライアルか忘れな草あたりだろうが、
そこでは軸として信頼できるんではないだろうか。

・アロマキャンドル(10着)
賞金で桜花賞には出られそうだが、ちとつらいか。
「牝馬のいちょうS勝ち馬は出世する」論者
としてはこのまま終わってほしくないんだが。


○スプリングS 中山芝1800
・スマイルジャック(1着)
これでデビューから7戦連続で馬券圏内という、ころころ勝ち馬が変わる今年の
牡馬クラシック戦線の中においては貴重な安定馬。
中山が苦手なタニノギムレットの産駒だが、この馬の場合
「後方から末脚の爆発力で差してくるタニノギムレット産駒」
とは少しタイプの違う、好位から競馬のできるタイプなので
中山芝で勝っても不思議ではなかった。
とはいうもののこれまでの結果からもさすがに勝ちきるとは思っていなかったが。
距離2000になって、極端にパフォーマンスを落とす事はないとおもうので
次走も買っておきたい。
ただ今回にピークが来てしまった感もあるので本命にするのは躊躇われる。

・フローテーション(2着)
これでデビュー以来芝千八で【2.1.0.0】だから千八ホースの疑い。
次走2000になるのはあまり好材料とは言えないだろう。
また状態面でも今回がピークだった気もするし、ノリ様スペシャルも2度連続は無理だろう。
母がスティンガー、サイレントハピネスの姉ということで基本トライアル血統だろうし。

・ショウナンアルバ(3着)
向こう正面で、これでもかというくらいに引っかかった割に3着に粘れた。
ただ千八のトライアルだから3着に粘れたわけで、
これと同じような競馬をG1の二千でやってしまった場合、もっと下の着順になるだろう。
また鞍上の中山芝重賞成績が
千八【10.5.10.40】 15.4% 23.1% 38.5% 214 116
二千【2.8.3.40】 3.8% 18.9% 24.5% 26 85
と「中山芝の非根幹距離では強い蛯名正義」なので(マイルの重賞も成績が悪い)
鞍上の二千替わりという点でもマイナス。

・アルカザン(5着)
ダンス産駒なので中山コースは合わなかっただろうし
権利取りのために前目の競馬をしたのも向かなかったんだろう。
この馬もアインラクス同様菊花賞で狙いたい、といった感じ。
あ、その前に京都新聞杯でも注意が必要。

・ドリームシグナル(6着)
やはり距離と直線の急坂が最後に響いたのか。
前走にしても溜めに溜めたからあれだけの脚を使えた感があるので
今回のように好位につけて、すっといい脚を使えるような馬でもないんだろう。
母系がアドマイヤマックスのファンシミン系で、
ペールギュントと同じシンザン記念勝ちのプロフィールから
「来年か再来年の高松宮記念で来る。」
と予言しておこう(笑)。

・レインボーペガサス(7着)
道中外を回って、結局伸びきれなかったわけだが
そこそこ人気で、そういう王道競馬をして勝てるほどには強くないということだろう。
母が千八で4勝のギャンブルローズなので、なんとなく非根幹距離馬っぽいが
この敗戦で再度ダート馬のレッテルを貼られて人気を落とすようなら
配当的に狙っても良いかもしれない。

・アポロドルチェ(8着)
今回は距離も長かったし、3歳になっての成長も感じられない。
後はダートに替わった時に一度狙ってみたい感じの血統ではある。

・レッツゴーキリシマ(9着)
今回は後ろからの競馬でノーカウントとしてよいだろう。
本番では鞍上が腹くくって逃げるくらいの競馬をするのが最低条件だが
そういう競馬ができたところで、たとえば昨年のヴィクトリー、サンツェッペリンや
一昨年のメイショウサムソンのような
「前前で積極的な競馬をして後続を封じ込める力強さ」
はこの馬からは感じない。

・ベンチャーナイン(11着)
弥生賞後にも書いたが、「中山芝二千重賞で連対あり」
という1点でしか皐月賞での買い材料がない上に今回の惨敗。
ただ相変わらずメンバー中1位の上がりを使っており(デビューから7戦中6戦で上がり3F1位)
展開がはまって前が総崩れになるような競馬なら突っ込んでくるかも。
皐月賞がそういう競馬になるとは思わないけど。

・サダムイダテン(12着)
結局使える脚が短いとか云々以前に、短距離馬なんだろうか。
もともと生産サイドでは「マイネルセレクトみたいな馬」を作りたくて
この配合をしたらしいので、そういう観点からも今後はクラシックを捨てて
短距離へ向かった方が良いような気がする(気づくのが遅いって?すみません)。


名馬電機POG07-08(3/22.23)

2008年03月23日 | POG
3/22(土)
中山5R 未勝利 オフリミッツ T氏 13着 0P
中山5R 未勝利 マイネベクルックス 事務 1着 500P
中京10R あざみ賞 マイネルインゼル 事務 5着 100P
阪神3R 未勝利 アドマイヤテキサス firstroad 9着 0P
阪神5R 未勝利 フィッツロイ 社長 2着 200P
阪神10R 若葉S ノットアローン kc 1着 1900P

3/23(日)
中山5R 未勝利 アイアムジュエル 経理 12着 0P
中山7R 500万 オメガファルコン T氏 3着 180P
中山11R スプリングS ドリームシグナル 経理 6着 0P
阪神6R 500万 ナムラハーン kynthia 3着 180P
阪神9R 雪割草特別 メスナー kc 2着 400P


【追記】
久々にポイント更新しました。
春開催になってからkcさんが好調ですねぇ。


ばんえい記念(BG1)

2008年03月22日 | 地方競馬
日曜の私的メインは阪神大賞典でもスプリングSでもなく、帯広10RのBG1、ばんえい記念。

ばんえい競馬で唯一、1トン(牝馬980kg)のそりを曳くばんえい競馬の
フィナーレを飾るビッグレースである。
ただでさえそういった、特殊条件で行われる上に、今年の場合
馬場水分が1%をきりそうな情勢(土曜の最終で0.7%)。
今日と明日、馬場の一部で散水を行うようだが、それでも力のいる馬場には変わりなく
ひょっとするとゴール前で二転三転する面白いレースになるかもしれない。

◎トモエパワー
○スーパークリントン
▲アンローズ
△ミサイルテンリュウ
注シンエイキンカイ

昨年のこのレースの覇者、トモエパワーは重い重量が得意な馬。
他馬が重い重量に苦しむ中で、さほどパフォーマンスを落とさず走れる。
スピード能力では劣るので乾燥した力のいる馬場もこの馬に味方するはず。

対抗のスーパークリントンは今年ばんえい記念に初出走で
1トンのソリは曳いたことはないが、今シーズンは860kg、890kgのそりを曳いた
北見記念、帯広記念で3着、4着と好走しており、重いそりへの適性はあるとみた。

アンローズはここが引退レース。
これまで帯広では未勝利だったが2走前、前走と連勝。
もともと乾いた力のいる馬場が得意な馬なので、引退前に最後のひと花を咲かせる可能性は十分。

以下、昨年の2,3着馬シンエイキンカイ、ミサイルテンリュウ。

人気が予想されるナリタボブサップは4%を超える馬場水分だと80.8%という
反則級の連対率を誇る馬だが、1・5%以下だと連対率25.0%と
明らかにパフォーマンスが落ちる。
トップハンデ900kgで勝った帯広記念も5.5%の馬場水分に助けられたものと見て、今回は消し。
馬券は◎○▲の単勝と◎○▲>◎○▲△注の馬単フォーメーション。
最終レースの「須田鷹雄商店開設8周年記念」も含めて
明日はばんえい競馬をたくさん買うつもり。


あ、そうそう。須田氏のこと書いて思い出したが
本日放送のグリーンチャンネル「KEIBAコンシェルジュ」の中で
私が投稿したメールが玲子嬢に読み上げられました。
一応「名馬電機社長さん」と名前も呼ばれましたよ。
番組中で須田氏が指摘したとおり
「7通くらいしかメールが来ていなかった。」
という可能性も大いにありますが(笑)。

中央の予想

2008年03月22日 | 中央競馬予想
土曜は阪神3Rでタマモサプライズの複勝取ったのが目立つ程度で回収率50%くらい。
3連複買ったら軸が2着4着とかばっかり。
その場合も1着持ってないとかだから、惜しい感は薄いが。


中山9R ◎シルククルセイダー
中山D千八は2戦2勝。さらに内枠時は【3.0.0.1】と内枠好き。

中山10R ◎ステキシンスケクン
最近は千二で控える競馬をしているが、この馬の持ち味を最大限に生かすのは
マイルくらいの距離で気分良く逃げる競馬だと思う。
そういう競馬をしやすい、小回りの中山マイルは絶好の舞台で、
実際にこのコースで重賞も勝っている。

中山11R スプリングS
◎レインボーペガサス ○サダムイダテン
かなり濃いメンバーが集まり、どこからでも入れそうな雰囲気。
なので門番さんの所のPOGで指名した2頭を本命対抗。
ただ、完全に応援というわけではなく、
レインボーペガサスは近年好走馬を多数出している「きさらぎ賞連対馬」だし
コーナー4つの千八も対応可能な馬。
サダムイダテンはおそらく使える脚が短いタイプなので
直線が短くなるのは好材料のはず。

中京11R ◎ビッグジェム
土曜の中京芝はコース替わりもあってか前残りのケースが多かった。
なので先行して粘り込むこの馬を本命に指名。

阪神1R 複ビビッドビビアン
馬名の50%が「ビ」で構成されている、スウェプトオーヴァーボードの
芝→ダート替わり(前半部分は予想とは全く関係ありません)。

阪神4R Bメイショウオキナ
ボックスで買う予定だが、中でも狙いはメイショウオキナ。
オープンでの2走が7,9着なので人気が落ちるだろうが
この2戦は未勝利時代も掲示板に乗れなかった京都でのモノ。
今回は未勝利勝ちの舞台、阪神に戻って、なおかつ鞍上は西谷。

阪神11R 阪神大賞典
◎ポップロック ○トウカイトリック
堅いレースだしほとんどこの2頭だけでいいような気がする。
穴なら鞍上が超不安でも、叩き4走目【1.2.1.0】のトウカイエリート。