MPOG10-11 4/30.5/1

先週の結果

4月23日(土)
東5 未勝利・牝 芝1800 マリアヴェロニカ 牝3 石橋脩 firstroad　3着　130p
東11 フローラG2 芝2000 アドマイヤセプター 牝3 川田 firstroad　11着　0p
京3 未勝利 芝2200 フェアープライド 牡3 四位 経理　1着　500p

4月24日(日)
東6 500万下 芝1400 プランスデトワール 牡3 横山典 バース　1着　700p
東11 皐月賞G1 芝2000 リベルタス 牡3 横山典 事務　18着　0p


今週の予定

4月30日(土)
東11 青葉賞G2 芝2400 カーマイン 牡3 和田 kynthia
東11 青葉賞G2 芝2400 トーセンレーヴ 牡3 ウィリアムス バース
東11 青葉賞G2 芝2400 リフトザウイングス 牡3 後藤 firstroad
京3 未勝利 芝1600 シュプリームギフト 牝3 岩田 ビッグイヤー
京12 1000万下 ダ1200 フライトオブスワン 牝4 武豊 firstroad

5月1日(日)
新1 未勝利・牝 ダ1800 マイネマグノリア 牝3 大野 社長
新11 谷川岳Ｓ 芝1600 リディル 牡4 中舘 事務
東10 アハルテ ダ1400 カジノドライヴ 牡6 安藤勝 社長
京2 未勝利 ダ1800 ピエナノテツジン 牡3 丸山 経理
京5 500万下・牝 ダ1400 レッドマーベル 牝3 小牧 firstroad
京11 天皇賞春G1 芝3200 ペルーサ 牡4 横山典 バース
京11 天皇賞春G1 芝3200 トゥザグローリー 牡4 四位 kynthia
京11 天皇賞春G1 芝3200 フォゲッタブル 牡5 丸山 ビッグイヤー


オーナーランキング、5，6位の差が1ポイントです(笑)。

ランキングはこちら

ダートグレードコンテスト 第10戦 東京スプリント(Jpn3)

◆出走馬
ヤサカファイン (2人)
トーホウドルチェ　(1人)
ミリオンディスク　(2人)
スーニ　(5人)
ナイキマドリード　(5人)
ティアップワイルド　(1人)

地方所属の2頭を含む6頭の指名馬が出走してきました。
ナイキマドリードとスーニの指名数が同じというのが何とも味わい深いというか。

◆結果
1着　(セレスハント)
2着　ティアップワイルド　7p　
3着　(コアレスピューマ)
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
5着　ヤサカファイン　0p
6着　ナイキマドリード　0p
7着　トーホウドルチェ　0p
8着　ミリオンディスク　0p
11着　スーニ　0p


(合田さん風レース回顧)
1番人気に支持されたのは前から1,2,3,4,5番手ピンクの帽子グリーンの勝負服ティアップワイルド。前走阪神のコーラルS4着からの出走でした。
2番人気は中団を走っています、黒い帽子、ブルーの勝負服に白のタスキが入っています地方所属のヤサカファイン。
スタートから先手を取っております黒い帽子、黒と白の勝負服これが3番人気のジィィィエスライカァァァ。スタートからハナを切っておりました。
こういった所が人気をしていたんですが、ここは穴が開きます。勝つのは直線内をついてきた白い帽子白と赤の勝負服セレスハントォゥ！鞍上ユーイチ・フクナガァァァ！！！ここは8番人気と人気を落としていたんですが直線でスコーンと抜けました。
外から1番人気のティアップワイルドも追い詰めますが2番手まで。3着には後方にいた人気薄のコアレスピューマが入って波乱の決着となりました。


指名馬一覧はコチラ

ダートグレードコンテスト 第9戦 マーチS(G3)

◆出走馬
タガノジンガロ(1人)
マチカネニホンバレ(1人)
キングスエンブレム(4人)
ラヴェリータ(5人)
オーロマイスター(3人)

中山から阪神に開催上を映してのDGC第９戦。
タガノジンガロ、マチカネニホンバレの１人指名２頭を含む５頭が出走いたします。


◆結果
4着　マチカネニホンバレ　0p
5着　タガノジンガロ　0p
7着　オーロマイスター　0p
8着　キングスエンブレム　0p
14着　ラヴェリータ　0p

レースは佐賀記念勝ち馬メテオロロジストが引っ張る展開。
直線に入るとテスタマッタブラボーデイジーといった好位集団にいた馬たちが抜け出し、そのまま押し切る展開に。
指名対象馬としては2番手追走も伸び切れなかったマチカネニホンバレの4着が最高着順でした。

皐月賞 2011

震災の影響で開催が延期になった上に、東京での代替開催となり「過去データから来る馬予測する人」にとってはやりにくい一戦。
血統とか脚質みたいな適性面に関わってきそうな傾向は使えなさそうなので、ローテーションからからデータを挙げておくと、

・前走から10週以上【0-0-3-10】0.0% 0.0% 23.1% 0-79

これとて、１週順延したりコースが変わって全くそのまま当てはめられるかは微妙だがこれくらいのデータ持ち出して買う馬絞らないことにはきっかけがない。

また前日の競馬を見ていると、極端な内枠&先行有利な馬場状態。日曜は雨が上がって、馬場が乾きそうだが、D コースより外は冬開催終了後に洋芝の追い播きをしており、内から9m (Dコース使用時仮柵囲われていた部分)よりも外側は洋芝の育成がよい→馬場が乾きづらい→そこ通ったら伸びない。となりそう。
内枠、前で競馬する馬、を中心に考えたい。


ステラロッサ
スプリングSで三着で滑り込み出走というあたりダイワメジャーっぽさが無いとは言えないが、ハーツクライ産駒のコースの得手不得手を考えると得意の阪神芝1800から苦手な東京へとコースが変わるのはあまりよろしくないのではないかな、と思う。


ダノンバラード
ローテーションから消し。母が母だけにダート使えば面白そうなんだけど。


ノーザンリバー
ダートで勝ち上がってきてのアーリントンカップ勝ち。芝が全くダメな馬ではないのだろうが、基本ダート馬(ダート適性の高い馬)が台頭するレースだけに、他の芝コースでも同様のパフォーマンスを発揮できるかは疑問。


サダムパテック
父フジキセキ、母父エリシオという点が大一番での「足りなさ」を感じさせる原因なのだろうか、イマイチ2000のクラシックで積極的に買いたいと思わされない。まして人気で、前目につけたり、早めに自分から動いていったら、急激に末甘くなりそうで人気ほどの信頼感はない。


ナカヤマナイト
ローテーション的に間隔開けたのがデータ上はマイナス。ステイゴールド産駒の中で一番計算が立つのはこの馬だが。あと自在性はあるものの、勝ったレース含めてほぼドスローの競馬しか経験していない点がどうか。


ダノンミル
デビューから4戦全てがコーナー4つの2000でこれが中山の皐月賞なら喜んで飛び付く所である。ただこの馬の場合母父サンデーのジャングルポケット産駒というのが曲者で、この配合のジャンポケ産駒は長い直線向きである場合が多い。もしこの馬がそのパターンだとしたら、ここでさらにパフォーマンス上げてくる可能性もある。


ロッカヴェラーノ
土曜の競馬を見ていると内枠、前目が良さそうだが、長い直線を逃げ切れる馬ではないと思う。


ビッグロマンス
ダートほどのパフォーマンスは芝では期待できない。


カフナ
小倉で勝ち上がり、阪神内回りの若葉S で権利獲得。小回り向きの印象だが、キンカメも広いコースで力発揮するだけに軽視は危険なのかも。


エイシンオスマン
「ロックオブジブラルタル産駒はプチマグナーテン論者」である私としては、コーナー2つ(正確には3つだけど)の広いコースで走るからには買わざるを得ない。スタミナに若干の不安はあるが、スプリングS も良い感じに追走しながら勝負所で包まれて位置取りを下げたのが最後まで響いた。切れる脚は無いものの、スピードを持続させる能力は高いはずなので積極的に乗る後藤騎手とのコンビも合うはず。

ベルシャザール
これまでのキャリアで前後半のタイムに極端な差があったとき、つまりドスローの上がり勝負になったときに取りこぼして、連対したときはいずれも前半からそれなりのラップを刻んだときと、ドスローながら超道悪の馬戦。とにかくデカい馬で瞬時の加速ができないタイプでのため徐々にエンジンかけてくレースが向くのだろう。そういう不器用なタイプだけに広いコースに変わるのも歓迎。


オルフェーヴル
左回りうんぬんよりも末脚にかける必要がある脚質が問題。自分から動いていったら末が甘くなりそうだし、かといって今の馬場では差し、まして大外一気は相当厳しい。


リベルタス
この枠はポジション悪くするだけな気がするので評価しづらい。あと勝っているレースがいずれもスローペースで、厳しい流れだとつらいタイプなのかもしれん。


フェイトフルウォー
嵌まったときの破壊力、潜在能力は世代でも一、二を争うんじゃないかと思う馬。ただ気性に爆弾抱えているのと、間隔が開いたのがマイナス。またこの枠で無理に前に行くとは考えにくく(気性の問題もあるので)そうなると直線で不利な外を通ることになりそうで、苦戦必至か。


デボネア
過去の中山2000でのレースぶりから、皐月賞が中山の2000で行われていたら本命にするつもりだった馬。立ち回りの上手さがセールスポイントであるので、東京では能力差がはっきり出てしまい、苦戦しそう。


トーセンラー
間隔が開いた点がマイナス。脚質的に後ろからが確定的なのでこの枠だと大外回して伸びずに終了だと思う。


プレイ
エイシンオスマン同様ロックオブジブラルタル産駒なので買い。枠がもっと内なら重い印を打てたのだがこの枠だと先行するにしても序盤で脚使うロスが最後に響きそうなのが嫌。


オールアズワン
外枠で差しに回らざるを得なさそうな点がなんとも。小回り適性はありそうだから中山の皐月賞なら巻き返せたのかもしれないが東京では。


馬連BOX ダノンミル、カフナ、エイシンオスマン、ベルシャザール、プレイ

プレイが内枠ならここから馬券買うつもりだったが、外枠引いちゃったので、ボックスで。どれも単勝つくから単勝も買っておきたい。

土曜重賞

東京11R　フローラS
◎ピュアブリーゼ　○マヒナ

道悪でもへこたれなさそうな２頭から。
個人的にはピュアブリーゼの下に出資しているのでピュアブリーゼには活躍してもらって、妹であるプリュムの活躍に期待を膨らませたい。


新潟11R　福島牝馬S
◎ディアアレトゥーサ　○ソウルフルボイス　▲オウケンサクラ

こちらも道悪でへこたれなさそうな馬中心で。
穴なら叩き３走目でパフォーマンスをあげてきそうなオウケンサクラ。

MPOG10-11 4/23.24

先週の結果

4月16日(土)
阪3 未勝利 ダ1800 レッドシュナイト 牡3 北村宏 firstroad　2着　200p
阪9 はなみず500 芝1800 ヴィジャイ 牡3 蛯名 ビッグイヤー　9着　0p
阪9 はなみず500 芝1800 レッドセインツ 牡3 四位洋 事務　1着　1000p
小10 ドラセナ500 芝1200 レッドマーベル 牝3 田辺 firstroad　12着　0p
4月17日(日)
阪5 未勝利 芝2200 イグアス 牡3 四位 ビッグイヤー　5着　50p
阪11 マイラーG2 芝1600 ゴールスキー 牡4 福永 事務　15着　0p


今週の予定

4月23日(土)
東5 未勝利・牝 芝1800 マリアヴェロニカ 牝3 石橋脩 firstroad
東11 フローラG2 芝2000 アドマイヤセプター 牝3 川田 firstroad
京3 未勝利 芝2200 フェアープライド 牡3 四位 経理

4月24日(日)
東6 500万下 芝1400 プランスデトワール 牡3 横山典 バース
東11 皐月賞G1 芝2000 リベルタス 牡3 横山典 事務


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WIN5に臨むにあたってのマイルール設定

今週の日曜から発売されるJRAの新馬券・5重勝単勝式：WIN5。
指定された5つのレース全ての勝ち馬を当てるという馬券である。

http://www.jra.go.jp/w5jd/win5/index.html


JRAでは未導入だが地方競馬ではオッズパークが一部の競馬場でオッズパークLOTOとして導入しており、ぽつぽつと買っていたわけだが
まあ、当たらん。いや何度か当たったことはあるのだが当たる時って的中者が多くて（要するに人気馬の組み合わせ）ほとんど儲からないのだ。

この点はJRAになれば購入者数も増えてパイが大きくなるし、対象レースの頭数も増える。また地方競馬の場合リアルに勝ち負けになる馬は1レース数頭なので、ただでさえ少ない頭数でもチャンスがあるのは半分もいなかったりするのに対して、JRAは地方競馬に比べてればチャンスがある馬は多い。なので極端な「取って損」はなくなるだろう。ただもれなく的中の難易度も上がる。

で、オッズパークLOTOやって感じた手応えを基にWIN5に臨むにあたってのマイルールを設定してみた。
前述した通り難易度が高くたぶん当たらんので、ルールなしにやみくもに買ってたらどんどん資金が溶けちゃう。


・一回に購入するのは100点弱。

購入するのが「100点以下」じゃなくて「100点弱」なのは、「100点以上（10000円以上）は一度に買わないけど、それに近いくらいの多点買いをする」から。これは私の予想力の問題もあるんだろうが、地方競馬ですら十数点から二十数点で買って「たまに当たる」程度なので、頭数増えるWIN5で当てようと思えばそれなりの点数買わんといけないため。
「2-2-2-3-4頭選ぶ96点買い」を基本形にして買う予定。


・購入は導入週（今週）と、後は月イチ程度にキャリーオーバー発生時のみ。

一回に10000円弱突っ込むわけだが、それを毎週毎週繰り返せるほど私の資金は潤沢にない。
キャリーオーバーが頻繁に発生することはないと思うので、月イチ以上の間隔でキャリーオーバー発生時にのみ参戦したい。
ちなみにキャリーオーバー発生時に買うのは払戻上限の二億円狙いというよりは、取って損（それまでに購入した金額を含めて）リスクを低くするため。


・一度当たったら配当に関わらずそこでドロップアウトして以後は買わない。

で、万が一WIN5的中するような目に遭った場合は、それまでの購入金額累計をオーバーしていなくても、そこでスッパリとWIN5からは足を洗う。確率的に一生に一度くらいしかないようなものを引き当てたんだから「もう生きてるうちは当たらない。」と考えて止めてしまわないと、ズルズルと傷口広げるだけで何も得しないと思うので。


・通常の予想とは馬選択の基準が変わるので、自分の通常予想の印は無視する。

私が普段予想して打つ◎はたいてい連対率なり複勝率を重視して導き出す「連軸」的馬なので勝ち馬を当てなければならないWIN5で買う馬とは若干趣旨が異なってくる。なので通常馬券を買う際の予想とは別物と考えて勝率重視の馬選びをすること。当然回収値も気にしない。


以上の4点を遵守して今週末からのWIN5ライフをスタートさせる。
もちろんこれは私個人にしか当てはまらないルールであり、この作戦が正解とは限らないし、これを読んだ人が真似する必要もない（真似しても一向に構わないが）。
ただある程度自分の中でルールは決めてから臨んだ方が良いとは老婆心ながら思うのである。

マイラーズC 2011

阪神11R　マイラーズC
◎ダンツホウテイ　○リーチザクラウン　▲アパパネ

コース改修後のマイラーズCで来た馬を見ていると、出走以前に1800mより長い距離のOPで結果を残していた馬の好走が目立つ。
となるとリーチザクラウンとかアパパネということになるんだが、それでは馬券的には面白くない。

というわけで1800mのOPで実績があった、かつ阪神芝1600で無類の強さを誇るマンハッタンカフェ産駒のダンツホウテイを推す。
前走は直線で内を突くも勝ち馬と2着馬の後ろに入ってしまいまともに追えなかった。枠なりに中団から競馬して直線スムースに抜けられれば。


ちなみに来週から五重勝WIN5が始まるので、今週予行演習を兼ねて買い目を書いてみる。

今週のエアWIN5

10.13>1.11.13>4.8>1.2>5.13.16.18


左から阪神9R、小倉10R、阪神10R、小倉11R、阪神11R。

個人的なWIN5との付き合い方に関しては今晩にでも別記事で書きます。

MPOG10-11 4/16.17

先週の結果

4月9日(土)
阪6 500万下 ダ1400 グランス 牝3 小牧 経理　3着　180p
阪10 大阪―ハＨ 芝2400 フォゲッタブル 牡5 丸山 ビッグイヤー　12着　0p
4月10日(日)
阪3 未勝利 芝1600 マイネルトゥモロー 牡3 松岡 経理　7着　0p
小1 未勝利・牝 ダ1700 マイネマグノリア 牝3 丹内 社長　3着　130p
小6 500万下 ダ1700 マリブスター 牡3 丸山 kynthia　2着　280p



今週の予定

4月16日(土)
阪3 未勝利 ダ1800 レッドシュナイト 牡3 北村宏 firstroad
阪9 はなみず500 芝1800 ヴィジャイ 牡3 蛯名 ビッグイヤー
阪9 はなみず500 芝1800 レッドセインツ 牡3 四位洋 事務
小10 ドラセナ500 芝1200 レッドマーベル 牝3 田辺 firstroad
4月17日(日)
阪5 未勝利 芝2200 イグアス 牡3 四位 ビッグイヤー
阪11 マイラーG2 芝1600 ゴールスキー 牡4 福永 事務


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桜花賞 2011

阪神コースは大幅なコース改修があったため、それ以前のデータが使い物にならない。
というわけで比較的コース形態の影響を受けなさそうなデータについては過去10年、影響を受けそうなデータについては2007年以降のデータのみを見て以下のような傾向を導き出した。

◆桜花賞の傾向

2001-2010
・前走負けた馬で0.6秒以上勝ち馬から離された馬は【1-0-1-51】。
・距離延長で馬券になるのはフィリーズR組（掲示板）のみ。
2007-2010
・1800m以上で馬券になったことのある馬【3-3-2-11】15.8% 31.6% 42.1% 52-102
・馬券になった馬はみなマイル以上での勝ち星あり。

コース改修されて、より距離実績を重視すべきでは、というのが感想。


◆クロフネファルブラヴ問題

いや、「問題」ではないのかも知れんが。今回人気するはずだったレーヴディソールが回避したことで1番人気になりそうなのがクロフネ産駒のホエールキャプチャ。クロフネはこれ以外にも3頭出走がある。同じくファルブラヴの産駒も3頭が出走しており近年の芝のG1ではあまりお目にかからない「サンデー系非優勢」（劣勢と言うほどではないとおもうのでこの表現で）な状況となっている。
ではこのクロフネやファルブラヴの産駒ってあっさり信用していいものかどうか。

・クロフネ

クロフネ産駒の3歳G1成績【0- 1- 1-18】0.0% 5.0% 10.0% 0-32

クロフネ産駒はこれまでスプリンターズSと朝日杯のG1勝ちがあるが、クラシックを含む3歳限定のG1に限ると馬券になったのはブラックシェルのマイルCとダービーのみ。
サンプルが多くないし、元々人気してなかったケースもおおいのでどこまで真に受けて良いデータかは不明だが、一番人気で桜花賞に臨む馬のデータとしては心許ない。

・ファルブラヴ
ファルブラヴに関しては「とりあえず阪神外回りをこなせるか否か」という問題がある。
　○ファルブラヴ産駒の芝コースにおける急坂の有無
　直線急坂【 9- 11- 21-129】 5.3% 11.8% 24.1% 30-74
　直線平坦【 44- 30- 32-325】 10.2% 17.2% 24.6% 78-99
とにかくファルブラヴ産駒は急坂が直線にあるコースでは平坦コースと比べて頭に来にくいという傾向がある。勝率以外のコースも勝率ほどではないにしろ平坦コースに劣っている。
後もう一つ、顕著な傾向のあるデータがこれ。
　○ファルブラヴ産駒の芝コースにおける内回り・外回りの差
　新潟芝内【5- 2- 2- 31】12.5% 17.5% 22.5% 134-113
　新潟芝外【1- 1- 2- 19】 4.3% 8.7% 17.4% 8- 74
　京都芝内【8- 10- 6- 49】11.0% 24.7% 32.9% 102- 94
　京都芝外【3- 0- 3- 30】 8.3% 8.3% 16.7% 87- 77
　阪神芝内【4- 4- 5- 39】 7.7% 15.4% 25.0% 50- 70
　阪神芝外【1- 3- 5- 32】 2.4% 9.8% 22.0% 16- 76
内回りと外回りがあるコースについて、それぞれの内外のコース別成績である。これを見ると見事なまでにどのコースも外回りコースが悲惨なことになっている。
ただこれらの結果を持って「ファルブラヴ＝は坂のあるコース、直線の長いコースはダメ」と決めつけられないのがファルブラヴの難儀な所である。実はファルブラヴ産駒は東京芝は得意なのだ（特に1400）。直線になだらかな坂があり、直線の長い東京コースが得意となると坂と直線の長さを即座に否定することはできない。
「直線半ばの坂上からの瞬発力勝負になって結局小回り平坦と一緒なんじゃないの？」
と考えることもできるが、それだと新潟外回りで不振な説明がつかない。
ただとりあえず「阪神芝外回りコースは苦手だよ」
という点については確かな所ではあるので桜花賞に関してはファルブラヴの評価を下げた方がよさそうである。


◆出走馬チェック
フォエバーマーク
阪神での２戦がともに着外で典型的な急坂だめファルブラヴとみた。

デルマドゥルガー
牡馬相手にOPのマイルで勝ちがあるのはいいが、母父ジェイドがG1での底力を削いでる可能性高いのと、直線が短い中山で勝って東京では勝ちきれていないのが気になる。

カフェヒミコ
勝ちが1300まで。二勝ともダートではドモナラズ。

ダンスファンタジア
一応中山で急坂こなしてるのと、輸送も二回目ということでファルブラヴだけどG1のノリさんだし買っとく。ただやっぱり上位には推せない。

マルモセーラ
マイル以上の勝ちがないし、阪神JF以来というローテも不利。

ハブルバブル
ディープ産駒は長い直線向きの馬と、短い直線向きの馬に分かれるのでは、という仮説を取っている。で、この馬は明らかに前者。このレースでアドバンテージとなる1800異状実績もあり積極的に狙いたい。

エーシンハーバー
ベストは1400な気はするが一応マイル勝ちがあるので抑えまで。

マルセリーナ
溜めて切れる末脚でというレーヴに一番近いタイプ。間隔が開いているのは気になるが、戦ってきた相手を考えると能力上位の可能性も。

ラテアート
マイル実績無くマイナス。

スピードリッパー
ファルブラヴなんで外回りに替わるのがマイナスだとは思うが、今年の出走馬ではフラワーのワンツー以外で1800以上での好走実績がこの馬しかいないので買わざるをえない。人気しなさすぎな点も不気味。

サクラベル
マイル勝ちがなく、秋以降が散々で買えない。北海道戻るまでお預け。

ウッドシップ
マイル勝ち無く、前走1200というのも減点。

ライステラス
2,3着はあるけどマイルでの勝ちはないので消す。

メデタシ
チューリップ賞3着で、上手く行けば昨年の3着馬の再現も。

フレンチカクタス
確かに1400ベストな感はあるがいくらなんでも舐められ過ぎな人気。仮にもトライアル勝ち馬ですぜ。中山だがマイル勝ちもあり、東京でも勝っているので、急坂、長い直線まるでだめ子ということもなかろう。

ホエールキャプチャ
クロフネの3歳G1での残念具合と人気の池添がG1？というのが気になり評価を下げる。ヒモには買うけど。

トレンドハンター
1800での勝利実績、土曜日爆発の岩田鞍上と好材料が揃った。マンハッタンカフェ産駒はレッドディザイアがこのレース2着だし、産駒全体で見ても阪神芝1600の1000万条件以上では
阪神・芝1600外【4- 2- 2- 5】30.8% 46.2% 61.5% 100-110
と抜群の成績を残している。

マイネショコラーデ
マイル勝ち無く、前走Fレビューで好走できなかったので消し。


◎トレンドハンター
○ハブルバブル
▲マルセリーナ
△メデタシ
注スピードリッパー
☆ダンスファンタジア
×デルマドゥルガー、エーシンハーバー、フレンチカクタス、ホエールキャプチャ


距離実績からトレンドハンターを本命に推したい。
ローテーションはつまっているが、こういうのの疲れって、連戦で使ってる時よりも、ひと息ついた後くらいに出てくるような気がする。あくまで気がするだけ。