名馬電機社長の事業報告という名の日記

一口とか写真とかご贔屓応援とか。

悪い方の伏線の回収の仕方

2014年08月23日 | 一口馬主
◆プリュム 8/17(日) 札幌6R 3歳上500万下(牝) D1700 福永祐一 6着
「前走道中力んでいた」というコメントを見たとき、そして引き続き鞍上が福永騎手に決まったとき、うっすらと「いやーな感じ」はしていたんだが、その「いやー」な結果が出てしまった。
スタートでポジションが後ろの方になりそうになったときに「下手に押していけば前走の二の舞い」という思考が働いたのであろう、控えて中団からの競馬を選択した鞍上。ただ道中の手応えがどれだけよくても直線弾けないのがこのプリュムで(これまで何人の鞍上が手応えに騙されて4角まで馬なりからの追って伸びずに惜敗を繰り返してきたことか)、距離が長かろうとなんだろうと「先行しない」という選択肢は99%悪手でありその通りの結果になってしまった。
次はどこの距離走るにしてもこの馬で好走歴のある積極的に乗れる騎手か、もしくは行くだけ行くのには有効な減量騎手あたりを起用してくれないかなーと希望。
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海外競馬ニュース 2014.8

2014年08月14日 | 海外競馬
北米
芝ダート混合マッチ(RacingPost)
Canterbury Parkで行われた芝ダート混合マッチ(Battle of the Surfaces)。ダート8頭、芝12頭で同時に発走して勝敗を決する。最後の直線で芝コースとダートコースいっぺんに来るシーンは壮観だが結果は上位全部ダートで若干グダった感じに。(映像
ちなみにこのCanterbury Park、ダチョウレースシマウマレースも開催。

デルマー競馬場が芝のレースを変更(Bloodhorse)
Del Mar競馬場で芝のレースで故障馬が続出したためオールウェザーでの開催に変更。

Shanghai Bobyがブラジルへシャトル(Bloodhorse)
Ashford Stadで繋養中のShanghai Bobyが南半球の2014-15年シーズンはシャトル種牡馬としてブラジルへ行くことに。

25人の調教師がレース当日のラシックス投与禁止に賛同する声明(Bloodhorse)
Todd Pletcher、Wayne Lukas、Neil Drysdaleなどアメリカのトップトレーナー25人が2015年からの2歳戦、2016年からの全レースにおけるレース当日のラシックス投与禁止に賛同する声明を発表。

Fasig Tipton Saratoga Selected Yearing Sale開催、最高落札馬は良血War Front牝馬(Bloodhorse)
ミリオン3頭はいずれも牝馬で2頭は初日のTapit産駒2頭で、最高落札馬となったのは2日目に上場された150番父War Front、母Charmingの牝馬。125万ドルで代理人のWayne Lukas調教師が落札。母Charmingの弟であるWill Take Chargeや落札馬の姉Take Charge Brandiを所有するオーナーの代理での購入。全体の結果はこちら

Royal Deltaの母Delta Princess死亡(Bloodhorse)
慢性的な膝の故障が悪化し8/5に安楽死処分となった。

◆主要レース
・3歳
Jim Dandy Stakes(G2) サラトガD9f
優勝 Wicked Strong J:R.Maragh/T:J.Jerkens
Belmont Stakes勝ち馬のTonalistがBelmont以来初の出走となった今回。ただTonalistは2着まで。勝ったのは先に抜けだしたWood Memorial勝ち馬のWicked Strong。Kentucky DerbyとBelmont Stakesは連続4着だった。

Haskell Invitational Stakes(G1) モンマスパークD9f
優勝 Bayern J:M.Garcia/T:B.Baffert
人気はKentucky Oaks勝ち馬のUntapable。牝馬相手に圧勝を続け果敢に男馬に挑戦してきた。しかしレースは4コーナーで手応えが怪しくなり5着敗退。勝ったのは前走Woody Stephens Stakesを勝ってここに臨んだBayern。スタートからハナを切ると最後は後続を突き放して7・1/4馬身差の圧勝。

Test Stakes(G1) サラトガD7f 牝馬
優勝 Sweet Reason J:I.Ortiz Jr./T:L.Gyarmati
前走Acorn Stakesを勝ったSweet Reasonが5番手からレースを進め、直線に向くと余裕を持って馬群の外にだして楽に前を交わし1番人気に応えてG1連勝。

West Virginia Derby(G2) マウンテンイアーD9f
優勝 Tapiture J:R.Napravnik/T:S.Asmussen
春のクラシック戦線に名を連ねていた馬たちが何頭か集まった一戦。勝ったのはKentucky Derby15着の後G3勝ちを挟んでここに挑んだTapitureがゴール前2着Candy Boyをハナ差抑えて勝利。Untapableと同じチーム。


・3歳以上
Bing Crosby Stakes(G1) デルマーAW6f
優勝 Big Macher J:T.Baze/T:R.Baltas
4角で先頭に立ったBig Macherに1番人気のGoldencentsが外から襲いかかるも、Big Macherが最後まで粘ってG1初挑戦初制覇。

Alfred G. Vanderbilt Handicap(G1) サラトガD6f
優勝 Palace J:C.Velasquez/T:L.Rice
人気のHappy My Wayが逃げこみを図るところ、ゴール前でPalaceが差しきってG1制覇。

Whitney Handicap(G1) サラトガD9f
優勝 Moreno J:J.Alvarado/T:E.Guillot
人気は昨年のBelmont Stakes勝ち馬Palece Maliceだったが道中三番手からレースを進めるも手応えが良くなく直線いいところなく失速。また人気の一角Will Take Chargeも馬群の外からジリジリ追い上げるもマークしていたであろうPalace Maliceが思ったより伸びなかったせいか3着までが精一杯。勝ったのは道中気分良く逃げていた4歳せん馬のMoreno。人気の2頭の後塵を拝してきたがここで悲願のG1制覇を達成。

Clement L. Hirsch Stakes(G1) デルマーAW8.5f 牝馬
優勝 Iotapa J:J.Talamo/T:J.Sadler
かつてZenyattaが3連覇をしているレース。前走Vanity HandicapでG1制覇のIotapaが逃げたBroken Swordを2番手から捉えてG1連勝を果たした。


欧州
Estimate等8頭のモルヒネ検出は汚染カイバ経由の可能性が高い(RacingPost)
昨年のGold Cup勝ち馬で女王陛下所有のEstimateを含む8頭からモルヒネが検出された件は、汚染された飼葉を食べたことが原因である可能性が高いと。

フランスのアマチュア障害レースがえらいことに(RacingPost)
落馬するわ、空馬につられて先頭走っていた馬がコースアウトするわ、コースに入ってきた車と馬が衝突しそうになるわ。そんな大混乱の中最後に1頭だけ大きく話されながらも完走する馬もいたり。

グロリアスグッドウッド開催にトム・クルーズ(Telegraph)
Glorious Goodwood開催中のGoodwood競馬場にトム・クルーズが来場。女性騎手のチャリティ・レースではプレゼンターも務めた。

シャーガーカップは欧州代表&ペリエが優勝(RacingPost)
毎年恒例騎手対抗戦。今年も英愛選抜、欧州選抜、世界選抜、女性選抜の4チームが6レースの合計ポイントで競う。欧州選抜と女性選抜が最後の最後まで競る展開で、最終的にチーム戦は1ポイント差で欧州選抜が優勝、個人戦も欧州選抜のOlivier Peslierが女性選抜のEmma-Jayne Wilsonを2ポイント差おさえて優勝した。女性選抜は初の優勝ならず。

◆主要レース
・2歳
Phoenix Stakes(G1) カラ6f
優勝 Dick Whittington J:J.O'Brien/T:A.O'Brien
Rip Van Winkleの初年度産駒Dick Whittingtonが前走のG3に続き重賞連勝を飾った。父にとっては産駒のG1初制覇。

・3歳以上
King George VI and Queen Elizabeth Stakes(G1) アスコット芝12f
優勝 Taghrooda J:P.Hanagan/T:J.Gosden
道中2番手をすすんでいたMukhadram、その直後につけていた1番人気Telescope。直線に入ると2頭が叩き合う形となりマッチレースの様相。後方2番手にいた今年の英国オークス馬Taghroodaが残り2fから追い出されると鋭い末脚を伸ばし残り1fで前を行く古馬2頭に並びかける。Taghroodaはそこからスピードを落とすことなく一気に交わしさり優勝。初の古馬相手でもお構いなし、先日引退したThe Fugueの後を継ぐようにGosden厩舎に新たな女傑が登場した。

Sussex Stakes(G1) グッドウッド芝8f
優勝 Kingman J:J.Doyle/T:J.Gosden
4頭立てと少頭数でのレースとなり、3歳のKingmanと古馬Toronadoの一騎打ちムード。レースはDarwinが引っ張る超スローペース。ほぼ一団ですすみ、切れ味勝負に持ち込まれると分が悪いとみたToronado鞍上Hughesが早めに仕掛けて押し切りを狙うも、それをじっと我慢してワンテンポ遅らせて追い出したDoyleのKingmanがゴール前で差しきり最後は流す余裕を見せる快勝。

Nassau Stakes(G1) グッドウッド芝10f 牝馬限定
優勝 Sultanina J:W.Buick/T:J.Gosden
最後の直線インをついて抜けだした1番人気、フランスからの遠征馬Narniynを外からSultaninaが交わしさって優勝。デビューは4歳になってから今年の5月デビューでここまで3戦2勝2着1回の成績、G1初挑戦初制覇となった。またまたまたGosden厩舎。

Prix Rothschild(G1) ドーヴィル8f 牝馬限定
優勝 Esoterique J:P.Boudot/T:A.Fabre
4頭立ての競馬ながら波乱の決着。1番人気で前走初G1勝利を飾った英国からの遠征馬Integralは3着。1,2着はFabre厩舎のワンツーとなったが人気していた方の今年の英国1000ギニー勝ち馬Miss Franceの方が2着で、4頭中最低人気だったEsoteriqueが最後方からまとめて差しきって優勝。


オセアニア
オーストラリアのG1・3勝馬Samantha MissにFrankel(RacingPost)
Redoute's Choice産駒でCrown Oaks、Flight Stakes、Champagne StakesとG1を3勝しているSamantha MissがFrankelを種付け。

More JoyousがFrankel産駒の牝馬を出産(RacingPost)
昨年Frankelを種付けしたMore Joyousが牝馬を出産。

Animal Kingdomの初年度産駒生まれる。(Bloodhorse)
Arrowfield StudにおいてTumble TurnがAnimal Kingdomの初の産駒を出産。

エリザベス女王所有のCarlton Houseが引退種牡馬入り(Racing Post)
2011年エリザベス女王初の英国ダービー馬となるか、と期待され3着だったCarlton Houseが引退し種牡馬入り。オーストラリアのDarleyで繋養されることに。
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繋いだ希望と記念すべき第一歩

2014年08月13日 | 一口馬主
◆エンジェルピース 8/9(土) 札幌2R 3歳未勝利 D2400 丸山元気 3着
相手関係とワンペースで走ってしまう特性を見越して、狙って使ってきた札幌D2400という条件。パワーのいる馬場をこなしていたのでダートをこなすことは可能だと思っていたし、距離面の不安もなかったので「砂を被る」等の要因さえ克服できれば好勝負可能と見ていた。
レースはちょっとイマイチなスタートながら枠もあって砂を被らず後方の外目を追走。2周めの向こう正面に入ったあたりでスパートをかけ一気に先頭に。ただここで内の逃げ馬がかなり頑張ったせいでマクリきれず並ぶ形で直線に。最後はワンテンポ送らせて差してきた勝ち馬、内の逃げ馬に先着を許して3着となってしまった。
ただダートもやれたし4角の感じでは勝てたかな?と思うところもあったので3週間後の同条件の3歳未勝利戦で勝ち上がって欲しい。


◆ブルーガーディアン 8/10(日) 小倉5R 2歳新馬 芝1800 藤岡佑介 6着
ダート向きかもしれないけど、ダート中距離の番組が少ないので芝デビュー。パドックでは落ち着いて周回していたが騎手が乗ると少し気合が入ったように見えた。
レースは若干スタート遅れ気味も促していき中団へ。道中馬込みの中に入れても怯むことはなく折り合いも付いていた。勝負どころでペースが上がった時に瞬時に反応できなかったものの徐々に加速して上がりはメンバー中3位の脚を使い6着。初戦としては、また本質的にダートのほうが向くのだとしたら上々の滑り出しとなった。
兎にも角にも石橋厩舎の「自前調教馬」かつ出資名づけ馬の初陣が無事に終わり現地で見届けられてよかった。


Blue Guardian 12
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早来vs空港、いいのはどっち 2014

2014年08月12日 | 一口馬主
今週末にはキャロットの13年産の価格と東西厩舎分けが発表になって
今月末には厩舎と育成場、測尺が発表になる。

で、毎年出る「育成場は○○がいい」というお話。
競走馬になる基礎をつくる場所であり施設に差もあるから大切な要素なんだろうけど
発言する人によって結構言うことがバラバラで、いまいちつかみどころがない。

というわけでキャロットの現3歳世代(11年産)、中央地方合わせた93頭の募集馬をサンプルに育成牧場ごとの成績を見てみた。
※成績は2014年8月12日現在。数字は左から【頭数 出走頭数 勝ち上がり数 勝ち上がり率】

空港 61 60 29 48.3%
早来 26 24 11 45.8%
社台 2 2 0 0.0%
追分 4 3 2 66.7%

サンプル数が少ない社台と追分を別にしてNF施設同士である空港と早来を比較するとほぼ互角、
勝ち上がり率を見るとわずかに空港の方がよいという結果。
「とりあえず1勝して長く走ってくれるのが第一」というスタンスで楽しむのであればあまり育成場には拘る必要はなさそう。

ただ例えば集計時点で2勝以上している馬、という観点で見ると空港が9頭、早来が5頭でそれぞれ出走頭数に占める割合は
空港が15.0%、早来が20.8%と早来が逆転するし、世代の獲得賞金上位5頭中4頭が早来育成馬で
重賞を勝ったハープスター、トゥザワールド、バウンスシャッセはいずれも早来育成馬であり
「ホームラン級を狙うなら早来」ということは言えるのかもしれない。

と、書いてる本人は育成牧場にかかわらず出資したい3頭は決めちゃってるので調べたところでどうだ、
ということはないんだけどとりあえず来年以降もデータ取って勢力図がどう変わっていくのか、変わってこないのかは見て行きたいなと思って調べてみた。
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上々の滑り出し

2014年08月02日 | 一口馬主
◆プリュム 8/2(土) 札幌7R 3歳上500万下 D1700 福永祐一 4着
好スタートからすっと2番手。道中いい位置で進めることができたが終始馬は一生懸命走っている感じ。
4角で逃げていた馬に並びかけ、突き抜けそうな雰囲気もあったが道中力んでいたぶん、休み明け、元来のジリっぽさ、若干長い距離といろいろ重なり後続2頭に差され、逃げ馬にも巻き返されての4着。
叩いた上積み見込んでもう一回北海道で使うか阪神まで待って1400を狙うかだろうが、来年3月の引退が迫っているだけに出来る限り数を使ってほしいという気持ちのほうが強いのが正直な所。
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Team Mayba 月間成績 2014年7月

2014年08月02日 | 一口馬主
月間成績
◆着度数
【0-0-1-0-1-3】 勝率:0.0% 掲示板率:40.0%

◆成績
7/5 中京5R 2最新馬 ビットレート 川田将雅 3着
7/5 中京8R 3歳上500万下 ハンマークラビア 川須栄彦 12着
7/6 中京7R 3歳未勝利 アデヤカコマチ 川須栄彦 10着
7/20 中京1R 2歳未勝利 ビットレート 浜中俊 5着
7/27 中京3R 3歳未勝利 アデヤカコマチ 川須栄彦 競走中止

◆8/2現在の入厩状況
栗東
サンデークロウズ
ブルーガーディアン
函館
エンジェルピース
札幌
プリュム


年間成績
◆着度数
【1-2-5-1-1-14】 勝率:4.2% 掲示板率:41.7%


今月はビットレートがデビュー。初戦3着、2戦目5着と最善の結果とは行かなかったもののまずまずの滑り出し。中京のパワー馬場が向かなかった面もあるので、一旦リセットして馬場の綺麗な阪神開幕週辺りで勝ち上がって欲しい所。
そしてアデヤカコマチの悲しい競走中止、予後不良もあった7月。改めて何が起こるかわからない競馬の怖さを実感した。とにかくみんな無事に。
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