前半戦は
こちら。
・嗚呼、無情の閉店ガラガラ
朝、博多から小倉に新幹線で向かう。小倉到着後、kynthiaさん、T氏、firstroadさん、ホッツィーさん、私の5人はこの旅第2の目的である「昨年GCHで岡部玲子嬢がお勧めしていた旦過市場のもりしたフルーツでパフェを食べる」を実行すべく、モノレールで旦過へ。駅を出たらすぐに旦過市場の入り口で、ちょうど市場を通り抜けた反対側が目的のもりしたフルーツ。
市場内を歩いていると半数以上の店がシャッターを下ろしている。なんとなく嫌な予感がしつつ、市場を抜けるとそこは
もりしたフルーツ!
でもシャッター閉まってる!
うーむ、ツアコンとしては痛恨のミス(専門用語では「痛恨のツアコン」という)。
ここを見ると日曜も一応営業していることになっており「不定休」に運悪くぶつかったか、もしくはこの日は10時開店ではなかったのかもしれない。
とにかくここにいても仕方ないので競馬場へ向かう一行。この一件に関しては私を全面的に悪者にしていただく方向で一つ。
・小さな出来事にも喜びを
ヴィルさんも我々と同じモノレールで競馬場に到着したようで競馬場入り口で合流。
ここからは各自が独自スタイルで競馬モード。
最終的な収支としては、3連複で大きめの万馬券を2本とられたT氏のほぼ独り勝ちで、その他はチョイプラからだいぶマイナスまでバラエティ豊かに選り取り見取りな結果。
だいぶマイナスの一歩手前くらいのマイナスだった私は、それほど馬券的見せ場は無かった。それでもこういう状態になるのは珍しいことではないので、こういう状態の時に気分を盛り上げる、競馬場を楽しむ方法というのが自然と身に付くものである。
例えば場内実況もその一つ。到着後最初の小倉のレースの本場馬入場でアナウンサーが山本直也アナウンサーだったことが分かった瞬間、
「おおっ!3Rの障害未勝利戦では、生『踏み切って、ジャンプゥ~』が聞けるじゃないか!!」
といった具合に、3Rが馬券を離れて楽しくなっちゃうわけである。
ちなみに山本アナの『踏み切って、ジャンプゥ~』はもう有名になりすぎちゃった感があり、この日も各所でモノマネする競馬ファンを見かけたが、
私のように「開閉式携帯電話を閉じるときの音(非マナーモード時)に『踏み切って、ジャンプゥ~』を設定している人間」となるとそうはいないだろう(ちなみに開くときの音は及川サトルアナの『さあ、最後の直線の攻防!』に設定)。
・プロフェッショナ流
この日の昼休み、イベントステージではモデル(業界用語で『デルモ』)のマリエ女史がトークイベントを行うこととなっていた。正直どちらでもよかったんだが今回の旅では有名人に遭遇する機会がなさそうだったので、反則的だが積極的に見に行って「有名人遭遇連続記録」を継続させることに。というわけで3Rの障害戦をラチ沿いで撮影&観戦していた私とkynthiaさんはそのままイベントステージへ。遅れてホッツィーさんも到着。
マリエ女史が出てくる前に司会進行のDJ氏(チャラい感じがいかにもDJっぽい)が出てきて「写真撮影、動画撮影、録音etc.は禁止です」と告げられる。
まあそれほどに興味がある対象ではなく最初から撮影する気もなかったので特に問題なし。ただ私の横に約1名、手持ちのデジタル一眼レフを「構えず腰のあたりの高さでコッソリ撮影する方法」で気付かれないように撮影するプロの方が。それが「k」からはじまるハンドルネームの大阪から来た体の弱い方だとか、その人がその後、お昼ごはんの購入を私に依頼して2階席へ別角度からの「プロの仕事」をしに行こうとして、2階には警備員がいたから3階へ移動して「プロの仕事」を遂行したとか、そういうことは特に言及いたしませんが。
・競馬場は食の宝石箱やぁ~
昼食は北九州グルメフェアとして、屋台で売っていた焼きカレーを食べることに。前日くらいから散々私が宣伝していたからか、別行動をとっていた、他のメンバーも焼きカレーの列に並んでいた。そして並んでいる途中で、重役出勤のhiroさんが競馬場に到着。焼きカレーというのは解りやすく言えば「カレードリア」で、ご飯の上にカレールウ、チーズを乗せてオーブンで焼いたもの。お味の方も、字面のままのお味で、もちろん外れではないが、想定の範囲内すぎて大当たり感もなかった。
その後数レース後に、私とkynthiaさんは2階のファーストフードコーナー横で出張販売しているお菓子屋さんの白玉を買いに。少しでも旦過市場で食べそこなったパフェの埋め合わせをしようという魂胆である。こちらの方が個人的には「当たり」感が強かった。ちなみにお「常温で8月まで持つ」ことを売り子のお姉さんに確認してから土産用に買ったなめらかプリンも絶品だった。
・人類最速の男は誰だ!?
そんなこんなで私とkynthiaさんが白玉を買っている間、その下のフロアでは、ボルトもビックリの世界記録が非公式ながら記録されていたとのこと。流れを簡単にまとめると
ヴィルさんは札幌5Rで1番の複勝1000円を購入した。
↓
1番は4番手入線。このレース審議になっていたがヴィルさん気がつかず。
↓
次のレースを買いに行った際に馬券を破棄
↓
その後モニタ前にいたfirstroadさんに、降着があり札幌5Rで1番が繰り上がって3着になった事を告げられる
↓
ヴィルさん馬券拾いにダッシュ(=世界新達成)
↓
結局馬券は見つからず(ちなみに複勝は11倍だったので11000円の払い戻し)
という事があったらしい。
「お手持ちの勝ち馬投票券は、勝ち馬が決まりますまで、お捨てにならないようお願い致します。」(by井馬アナウンサー@ばんえい競馬)
・予習か、それとも復習か、ご注文はどっち?inヨドバシ梅田
帰りは皆さんばらばらで(来る時もばらばらだが)
hiroさん、ホッツィーさん、ヴィルさんは陸路でそれぞれの自宅方面へ。
firstroadさんはもう一泊するとのことでホテルへ。
で、T氏、kynthiaさん、私は空路で大阪へ。
大阪に着くと雨。T氏が小倉滞在時に「どうせなら夏の小倉名物スコールに遭遇したい。」と仰っていたのだが、その願いは大阪で叶ってしまうことに(ありがたみゼロ)。時間も時間だし、このまま帰っても夕飯を作る気力のない一人暮らしの2名と、帰っても夕飯があるかどうかわからない実家暮らしの1名だったので、梅田で何か食べて帰ることになり、比較的選択肢のあるヨドバシ梅田へ。
そこで最終的に候補として残ったのは
「帰りの飛行機の機内映像で流れていた阿波尾鶏を食べさせる焼き鳥」
「えっ、今まで九州にいたのにわざわざ大阪に帰ってから食べるんですか?の九州料理」
「9月のオフに向けて予習です、韓国料理」
の3つ。機内映像が機器の不調のせいで「おいしそうな阿波尾鶏のソテーの静止画像」を延々見せられていたこともあり、焼き鳥に行こうとしたが、ラストオーダーまで10分くらいということでパス(焼き鳥で最初にまとめて適量を注文するのって難しいので)。
なので予習か復習かの2択となり、なんやかんや協議した結果、予習の韓国料理のお店へ行くことに。疲れていたこともあってか、そこでは何を話したか覚えていない。少なくとも「大まかな基本情報はわかっているマニアックな馬の名前が思い出せないで悩む」という事態は起こらなかったような気がする(それくらい疲れていた)。
といったあたりでしょうか。参加された皆さん、お疲れ様でございました。
次回の小倉は冬なのか夏なのかわかりませんが、もりしたフルーツのパフェにリベンジすることを最大目標に執り行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。