名馬電機社長の事業報告という名の日記

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有馬記念 2010

2010年12月26日 | G1(Jpn1)
◆過去10年の傾向
・外国人騎手【4-1-1-13】21.1% 26.3% 31.6% 133-81
・4歳【7-1-1-18】25.9% 29.6% 33.3% 294-93
・内枠有利
 馬番1-6【5-5-8-42】8.3% 16.7% 30.0% 110-139
 馬番2桁【3-2-2-48】5.5% 9.1% 12.7% 40-73
・ダンスインザダーク産駒【0- 0- 0-12】
・ロベルト系の馬は過去7勝しているがそのうち5勝はその時点でG1勝ちのある3歳馬で、残る2勝は3歳時に有馬記念を勝った馬が4歳で連覇したもの。
・中山の非根幹距離(1800、2200、2500)重賞連対実績がある馬に注意
・前走G1以外に出走していた馬は【0-1-1-38】0.0% 2.5% 5.0% 0-43。馬券になったのはいずれも02年の馬で、ともに「G1初挑戦」「中山芝2500の重賞で連対経験あり」という共通点が
・3歳馬で馬券になるのはG1連対実績馬のみ。
・菊花賞→ジャパンカップと使ってきた3歳馬は【0-0-0-10】
・前走菊花賞で馬券になったのは菊花賞で差す競馬をして上がり2位以内だった馬。
・前走JCで上がり3位以内【5-2-0-12】26.3% 36.8% 36.8% 129-166

ご存じのとおりローズキングダムが回避したわけだが、もし出走していたら「菊→JC」の傾向から消す予定だっただけに馬券作戦への影響はけっこう大きかった。JRAの興行的な側面からもダメージは大きいだろうな、と想像。
まぁこのローテの傾向は来年以降も使えるだろうからしっかり覚えておきたい。

てなわけで15頭の全頭チェック。


ヴィクトワールピサ
前走は先行して3着。JC組だが菊経由のローテではない3歳馬。外国人騎手騎乗で枠も良いのだが気になる点は距離。この枠なら埒沿い通って距離をごまかしごまかし乗ることもできるだろうが、それでも勝ち切るかどうかの所ではあまり強く推せない。使える脚が短く、直線が短くなるのはプラスだし上位には推すんだが。

ネヴァブション
おそらく今回のメンバーでトップクラスの「中山非根幹距離適性」の持ち主であろう。G1初挑戦ではないが中山芝2500重賞で連対があるので、前走非G1の傾向もギリギリクリアと言って良い。昨年は外枠を引いていい所が無かったが、今年は見事に内枠を引き当てており埒沿いするする通って大波乱を演出していただきたい。

フォゲッタブル
ダンスインザダーク産駒という点、前走非G1という点から消したいのだが、鞍上岩田で内枠というのが非常に気になる。まあ岩田が内枠で突っ込んでくるのは一瞬の加速力、ギアが瞬間的にトップに入る馬の場合が多いからこの馬はそういう競馬はできないと思うので中心視はしないが、人気もだいぶ落ちており3連系のヒモ程度にはフォロー。

トーセンジョーダン
前走非G1だが、これがG1初挑戦という点、中山芝2500重賞は連対していないが東京芝2500重賞は連対している、というあたりで一応セーフかなと(過去傾向的には)。内枠引いたことだし小ずるく立ち回れば馬券圏内の可能性も十分。

ルーラーシップ
前走非G1でかつG1出走歴があり、中山芝2500重賞連対歴が無いので過去傾向的にアウト。この馬の適性自体から2500という距離も若干長い気がする。

ブエナビスタ
過去の傾向からマイナスとなる面も見出せないし、これまでの成績からも非の打ちどころはない(少なくとも馬券になるかならないかの部分では)。もちろん紛れのあるコースだし、近2走のように後ろから行く競馬だと差し損ねの可能性は大いにあるが、古馬になってからはコース形態に合わせて自在に競馬のスタイルを変えることができているし大きく崩れることはないだろう。ただし、溜めなかった場合勝ち切れていないという事実も存在しているわけで、頭で来るかどうかの点に関しては喧嘩を売る余地は大いにあると思う。

メイショウベルーガ
京都の下り坂を利用して加速してからの追い込みが武器なので小回りかつ下り加速できないこのコースは向かない。

ダノンシャンティ
基本能力の高さは認めるものの、さすがにこのローテーションはきついだろう。この馬には近年にない「強いマイルの専門職」になってほしいのでここは負けて来年マイル路線の看板となっていただきたい。

エイシンフラッシュ
前走JCは菊花賞をアクシデントで回避した影響が少なからずあっただろう。ダービーを勝っているものの血統やそれまでの走りからは溜めての瞬発力勝負よりも持続的な脚を使うような流れの方が向くタイプだと思うのでこのコースは合うはず。ローテーション的にも秋2走(G1は1走)と有力馬の中では余裕のあるローテーションで、余力もあるだろう。前に行くなら展開利も見込めそうで、中心視したい一頭。

トゥザグローリー
前走非G1でかつG1出走歴があり、中山芝2500重賞連対歴が無いので過去傾向的にアウト。この馬の適性自体から2500という距離も若干長い気がする。以上、ルーラーシップの所を完コピしました。

ドリームジャーニー
昨年の勝ち馬で中山非根幹距離を得意とする1頭。前走は非G1だが前年の勝ち馬=中山芝2500重賞での連対経験あり、ということなので買える。臨戦過程から昨年以上とは言えないだけに、もうちょっと人気を落としてくれた方が馬券的には買いやすいがかと言って消す材料もなくそれなりの評価をすることは必要。

オウケンブルースリ
脚質的にしんどいとは思うが過去傾向からはマイナス材料はなく、この秋もアクシデントで天秋スキップしたことでローテーションには余裕がある。京都か東京がベストだと思うので、中山はどうかだが、確固たる逃げ馬不在のメンバー構成で鞍上がテン乗りでノリ様というのは「まさかの突如逃げ」という線も捨てきれず、新味をみせる可能性もある。

ペルーサ
「今度はちゃんと出る」と言われ続けているような気がするのは私だけではないはず。外枠は元々不利であり、この枠で出遅れたらその時点で終了なんだから中心視はしづらい。ヒモまで。

レッドディザイア
遠征がえりで、かつ鼻出血の前歴がある。外枠引いたのも不利なんだが今回は久々に鞍上が四位に戻り、人気も相当落ちているからヒモに入れておけばそれなりに楽しめるんではなかろうか。

ジャミール
前走非G1でG1出走歴がある。微妙なのが中山芝2500の重賞連対はないが条件戦勝ちはあるという所。長い直線よりはコーナーコーナーで上がっていく競馬をするのが向くタイプっぽいのでコース適性はありそうだが、いかんせん枠が残念な感じ。ヒモまで。


◎エイシンフラッシュ
○ブエナビスタ
▲ネヴァブション
△ドリームジャーニー
注ヴィクトワールピサ
☆オウケンブルースリ


強いと言われる3歳世代のダービー馬を本命。前走はアクシデント明けの一戦だったことを考えれば叩いて変わって来れるだろう。
ブエナビスタは大きく崩れないだろうが2着づけ、3着づけで狙った方が吉、と思う。
ネヴァブションはミエミエすぎる穴馬だが、これだけ人気していないなら素直にミエミエに乗っかってもよかろう。


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