名馬電機社長の事業報告という名の日記

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フェブラリーS

2007年02月14日 | G1(Jpn1)
今年最初のJRA・G1フェブラリーS。
もう2開催も終わっちゃったのかと思うと、時間が立つのが早すぎる(と感じる)。

印 ○:買い △:ヒモ ×:消し

アジュディミツオー(△)
前に行って良さが出る馬だが、スタートが芝の府中マイルではどうしても出遅れてしまう。
その点さえクリアするなら、叩き3走目での状態アップを加味して買える所まで来るかもしれない。
ただしそれも人気との兼ね合いで、中央場所ということで必要以上に人気が下がるようならヒモに加える、という気持ちで。
人気なら馬券的妙味がなく、積極的に買う要素はなくなる。

オレハマッテルゼ (×)
芝実績が物を言う近年のフェブラリーSではあるが、この馬の場合距離がネックになりそう。
昨年のリミットレスビッドも芝実績はあったが結果的にスプリントよりの適性が響いた印象があり
この馬もマイルより千二、千四に適性があり、例えダート適性があったとしても好走は厳しいと見る。

カフェオリンポス (×)
この馬は57.5キロ以上の斤量では好走出来ないので前走は度外視。
57キロで走れる今回は一応買えるが、長い直線は向かなさそう。
また「府中の岩田」もヒドイ戦績なので軽視。

サンライズバッカス (△)
府中マイルは(1.1.0.1)。大敗した昨年は状態が疑問で、プレップレースで2着の今年は状態面で上と見る。
また2走前のJCDは不利な外枠での5着という事を考えれば悲観するものではない。
ただ良績は春から秋までに集中しており、冬が苦手な母父リアルシャダイの影響があるのかもしれない。
またへな猪口ヘネシー産駒ということで、G1での信頼度は落ちるためヒモ評価まで。

シーキングザダイヤ(○)
安定度の増す左回り替り、全6勝を挙げている武豊への乗り替りなど良い条件が揃った。
南部杯で4着に敗れているがこの時は狭い内に突っ込んだのと、以前にも凡走例のある
「休み明け好走後の叩き2走目」だったのでそうこだわることもないだろう。

シーキングザベスト (△)
G1未出走だが安定度では寮馬シーキングザダイヤを凌ぐものがある。
ベストは千四という気もするが昨年の武蔵野Sを勝っている、千二は2着3回だが勝ちはない、
という点から千二よりは適性があるのではと見ている。
前走根岸Sは差し馬が上位を占める中先行して唯一掲示板に乗ったように力は上位。
馬場改修後のここ3年のフェブラリーSで3着以内に入った「前走根岸S馬」は
スターリングローズとメイショウボーラーであり、2頭に共通するのは
根岸Sで先行していたスピードタイプの馬、鞍上が福永、の2点。
それと母母父はG1での一発が魅力のリボー(私のお気に入り)。

スリーアベニュー (×)
マイルはおろか千四ですら連対がない千二馬。
さすがに距離が長そうだし、斤量が一気に3キロ増となる点もマイナス。

ダイワバンディット (×)
ボストンハーバー産駒だがダートより芝向き。
左回りのこれくらいの距離というのは向くんだがダートでこのメンバーでは厳しい。

タガノサイクロン (×)
例年の「内、先行祭の平安S」で差してこの着順ならフェブラリーで狙いが立つが
今年の平安Sは差した馬がワンツーしたことから平安S差し損ねは買い材料とはならない。
純粋に現時点では力不足と見るべきだろう。

トーセンシャナオー (×)
いくらノリ様といえど、この馬を2着に持ってくるのは至難の業だろう。
地方で勝った以来のダートではあるが、その前の中央ダートで2連続ボロ負けだけに
ここでのダート替わりが良いとも言えず。

ビッググラス(△)
ダートに限れば8戦連続で馬券になっている。
同様に昨年秋アロンダイトが一気にG1馬に上り詰めたが同馬は同じエルコンドルパサー産駒。
しかし前走が綺麗に嵌ったのも事実で、はたして2連チャンがあるかと言われると若干疑問。
特に改修後のフェブラリーはアドマイヤドン、カネヒキリ級で無いと
差して馬券になってない点もこの馬にはアゲインストなデータ。

フィールドルージュ (△)
昨年武蔵野S、JCDと連続3着。そこから考えると東京D1600への適性はそれなりにあるんだろうが
ダートで追い込みのルメールが信頼ならんのはこの馬での2戦が物語っている通り。
うまくいったとしても昨年の武蔵野S、JCD同様に3着である可能性が高いと見る。

ブルーコンコルド (△)
昨年の南部杯、JBC、東京大賞典勝ちはお見事の一言。
その実績はもちろんここに入れば一番だが、中央のG1となれば話は少し違ってくるのではなかろうか。
04年、06年のフェブラリーSは共に5着、4着とそこそこ走っているし
昨年のJCDは直線で不利があってのものだから、成績の字面ほど中央がダメということはないだろう。
ただ2回のフェブラリーSを見るといずれも直線良い脚で差してきているのだが
最後には前と同じ脚色になってしまっている。
これはスタミナが足りないと言うよりはどちらかというと
維持できるトップスピードの限界によるものではないだろうか。
まあ過去の実績からも、掲示板に載っている可能性は高いだろうが。

メイショウトウコン (△)
ダートに替わって5戦4勝2着1回とパーフェクト連対。さらにその5戦全てで上がり3Fは1位。
このまま一気にG1制覇という可能性はあるもののそこは母父ジェイドロバリーの
G1での勝負弱さ(0.1.1.15)が出る危険性も。
この馬の場合兄が上記母父ジェイドながらG1で3着に入ったローレルロイス(中山グランドジャンプだが)
なので心配なかもしれないが。

メイショウバトラー(○)
近年のフェブラリーSのトレンドである「芝重賞実績」があり、かつすでにダート重賞実績もある。
昨年のプロキオンSではシーキングザベストをベスト舞台の千四で破っている。
そして何より東京で行われたフェブラリーSでは6連続馬券になっているMr.フェブラリーS・ペリエが鞍上。
近年は成績下降中のペリエだが、例年通り、最後のひと稼ぎを虎視眈々と狙っているハズ。

リミットレスビッド(×)
昨年連勝していたガーネット→根岸で今年は2着、4着と昨年以下の成績。
連勝で臨んだ昨年でさえ11着だったことを考えると、今年の好走は難しそう。
今年の場合は昨年の6月から月イチ以上のペースで走っていることからもお釣りはなさそう。


◎メイショウバトラー
○シーキングザダイヤ
▲シーキングザベスト
△ブルーコンコルド
注メイショウトウコン
×サンライズバッカス

過去のフェブラリーSの3着内騎手を見ているとペリエをはじめ同じ名前が何度も出てくる傾向が強く
その点からもブルーコンコルドの評価を下げる形とした。
馬券的にはメイショウバトラーの単複と馬連・ワイドの◎-○▲がメイン。
後は◎○からの3連複か。オッズ次第では◎▲からの3連複も。


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