My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

形の特訓

2008-02-21 14:11:07 | 空手道場日誌
今日は、いきなりウォームアップとしてチューブトレーニングの逆突きと刻み逆突きの前進・後進。そして合間合間に各自ストレッチ。これは体が温まっていないうちにストレッチをガンガンやるよりずっと効果的。そしてなんと珍しく、最初から最後までほとんど形の特訓。今日は先生は色んなことを具体的に説明してくれた。

・最初に私をいきなり皆の前に出して、観空大を力をまったく抜いてテクニックの正確さなんかも無視して、順番にとにかく早くするように言った。1分半かかるのを30秒しかかからない。これはひとつの型の呼吸の流れを掴むのに良い。

・次に、同じくリラックスして形を早く流してするけど、個々の技のときだけしっかりときめを「ふん!」と極端に強くする。メリハリのある形のための練習。

・最後に全速・全力で一つ一つの形のシークエンスごとに、細かいテクニックの正確さを一切気にしないで「組手形」をする。自分の中に眠っているトラを起こして戦うようにとか…。表現が面白い…。私の中のトラは年中冬眠中。たまーに起き出して大暴れしてさっさと棲家に戻っていってしまう-。形試合では技術の正確さと見栄えが重要だけど、本来形をする意味である、想定する相手と戦っているつもりでする、気構えが大切だ、忘れないように、と先生は念を押していた。

今度、試合の前にチューブトレーニングの後、観空小を5回(この形は鍛錬用としてとてもよい)組手バージョンとパワー・フルスピードでやってみよう。

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これらは、基本の基本。そして、形の三大原則:「力の強弱」「技の緩急」「体の伸縮」…。頭で理解するのはそんなに難しくないように思われても、心と体と気が調和されてバランスよく行うのはとてもとても難しい。物事は、やればやるほど山が高くなっていき、難しい。

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