朝7時に目がバチッと覚めた。最近、息子と夜寝る前にする学校の宿題(息子が毎日学校から借りてくる本を読むのを聞いてやる。読み方を間違ったら直してあげる。)をベッドで一緒にして、そのまま一緒に10時半とかに眠ってしまうのでやたらに寝起きがよい。いや、以前は早く寝ても次男に起こされるまでもベッドから抜け出れないでいたから、先週からはじめたジョギングの効果かも知れない…。
ともかく、長男のランチ(バンバーグ・キャベツの千切り・ハニーサンドウィッチ・ゆで卵・りんご丸ごと)を作って出納に水を詰めて学校のバックパック(日本で言えばランドセル?こっちでは皮製ではない。)に用意する。こっちでは給食がない。そのかわりに売店があり、ランチやスナック菓子が買える様になっている。先生との連絡帳に彼が学校の後、課外スポーツクラブに行くので同じクラスの子達に連れて行ってもらうように頼んでおく。
いつもの様に朝型次男は元気に7時から家中を走り回っている。ヌテラ(オーストラリアで大変人気のあるへーゼルナッツチョコレートバター)のサンドイッチを2枚分とりんご一切れ食べさせる。そしてこれまたいつものように夜型長男は8時20分までグーグー眠っている。家を8時35分に出ないと小学校の始業時間に間に合わないので、眠っているのを勝手に着替えをして車に乗せる。そしてまだ寝ぼけなまこの彼に朝食のハニーサンドイッチを2枚分を車の中で食べさせる。
車で2分ほどの小学校に着き、ダッシュで彼のクラスに駆け込む。「どっちが早いか競争だね!」とか何とか言って彼を追い立てながら。そういえば私は小学校から高校まで、そして看護婦時代も朝は毎日あきもせずというか凝りもせずダッシュの連続だったなあ、とか妙に懐かしい感覚に浸ってしまった。看護学校のときは全寮制で朝、起床時間の放送(確か6時半だったか?)と供に点呼なぞというありがたいものまであったので、寝坊などというものはありえなかった。しかも学校は寮の目の前…。彼をクラスに送り届けると同時に8時50分の始業のベルが鳴る。ベルというか、ジリリリ、とかキーンコーンカーンコーンとかいう種類のベルではなく、プーとボーの間の「プォー」とかいうどちらかというと控えめな、且つ妙な音だ。誰が決めたのだろう?
バイバイのキスを彼からもらって、いつものように次男を校庭の砂場やジャングルジムで遊ばせる。彼はどうやら一緒にお兄ちゃんと学校に行きたいようだ。底抜けに明るい彼がちょっと寂しそうにお兄ちゃんのクラスの窓ガラスを覗いている。遊ばせながら、次男にスナック(トマト・キュウリ・レーズン)を食べさせる。
一時間ほど遊ばせたら、今日思い立った事の1つ、今と庭の間にある網戸を換えなくてはならないので近所のセキュリティードアとか網戸専門のお店に行く。4年前に家を買った時のままで、3年ほど前から長男に穴を開けられ、1年半前ほどからそれに次男がつけた穴が加わり、最近はその穴を面白がってホジホジいじって広げているのでみるも無残な姿だ。私はあまり気にはならないが、暑い季節になってきたので虫が家の中に入るのを防ぐという本来の役割を果たせなくなってきているので仕方無しに換えることにした。ドア専門店のおにーさんに、「4年前くらいにセキュリティドアをここから買ったんだけど、今度は網戸の張替えが必要なの。子供達が悪さしてもびくともしない頑丈なのあるかしら?」と、前からの客であることを強調しつつ、また破られないようなものが無いか相談する。すると、今までの細い針金のような素材ではなく、ちょっとシリコンぽい弾力のある何とかという素材を迷わず自信を持って薦められた。触ったり押したり強くグリグリしたりしてもちゃんと元に戻る。手触りも悪くない。これに決定!聞くと、窓枠を自分でお店まで持ってくれば$45安くしてくれるとか。それで$95だ。悪くない。早速家に戻って窓枠をお店においてくる。
帰りがけに、近所のパン屋さんでパンを少しまとめて買う。最近長男が馬のように沢山食べ始めたので買ったパンが新鮮なうちに無くなる。このパン屋さんは、日本人の奥さんとオージーの旦那さんの経営するお店で、ここのうちの息子さんは家の長男と同い年で友達だ。パンを買いながらお互いの小学校の様子をちょっと交換する。
家に帰って洗濯・掃除をしてから次男とお昼ご飯を庭で食べる。1時くらいに疲れた彼をお昼寝させて、Gloria Jean'sから買ってきた美味しい珈琲を入れながら家中の廊下の壁の半分から下を全部塗り替える。新築の家を購入してから約4年、男の子二人に散々落書きやら手垢を付けられたのが溜まりに溜まって、結構目に付き始めた。今年のクリスマスにアメリカからはるばる姑が来る前に良い機会だからと、思い立ったら早速やることに。外はかなり暑く良い天気。窓を全開にしてもなお家中に立ち込めるペンキの臭いに気持ち悪くなりつつも、図書館から借りてきたマーラーのCDをボリューム大にして機嫌良くひたすら壁塗りに集中する。こう言う作業は結構好きだ。2時間半で廊下は全部終る。おぉ!家を買ったときのようだ!出来上がりにとても満足し一人で思わず不気味にふふっと笑ってしまう。
4時に網戸を取りに行く。仕上がりはGood!感激のため息まで出てしまった…。$100札を出して、「んじゃ、$5おつりちょーだい。」といったら、何故か笑顔で$15をくれ、「おまけだよー!」と。無駄な事を一切いわない静かなおにーさんだが、意外に気前が良い。何とついている日だろう。思わず、車で去るときに手をぶんぶんと振って「ありがとー!」と叫んでしまった…。
速攻で網戸を家に置き、長男を小学校に迎えに行く。今日は木曜日だから学校が終わった後一時間、スポースクラブがあるので迎えは4時半。ちょっと早めに行って様子を見てみることにする。みると、5-8歳の40人あまりのグループに混じってパラシュートの紐がついていないもの(まあ、巨大な円形の布?)で皆と一緒に遊んでいる。みんなで端を持ってフワッと上げて一気に合図と共に持ったまましゃがんで、「はい!マッシュルームの出来上がり!!」みたいな。結構創造的だ。面白い…。彼は一番年齢が低い上にとても細いので良く探さないと見つけにくい。担当の先生は2人て、こっちが思わずちょっと引いてしまうくらいフレンドリーで優しそうなお兄さんと、きびきびした男性的な女性だ。これは学校のプログラムの一環で課外活動のようなものだ。毎学期やることが異なり、申し込んだ順から受け入れられるが1-2日間ですぐに定員に達してしまうらしい。私がのんびりと申込書を遅めに出した割には彼が入れたのは、とてもラッキーだったと思う。これは、最初出席を配られるおやつのフルーツを食べながら取り、たっぷり一時間いろんな物を使った身体全体を動かすアクティビティーをするものだ。彼は終わって私の顔を見るなり全力でダッシュして抱きついてくる。とっても良い笑顔だ。とても良い時間を過ごしたのが分かる。
くたくたに疲れた、でも楽しそうな彼らをつれて家に帰る。彼らを庭で遊ばせながら、夕食の支度。今日は夫がMannumから帰ってくる日。昨日Central Marketで仕入れた、オーストラリア原産のハーブが数種類混ざっている香味料を使い、新鮮な皮付きの鶏の腿肉をガーリック・塩・レモンの輪切りを乗せオリーブオイルをかけ、ポテト・人参・玉ねぎ・マッシュルームをいれてオーブンでこんがりや黄色がつくまでほっとくだけの簡単な鶏料理を作った。でもとても美味しい…。このハーブはとてもユニークなオーストラリアの物を使っている。これに関してはBlogの別便で詳しく書くことにする。
夕食が出来上がった5分後にちょうど良く夫が帰宅する。子供達は彼にぶら下がったりして大喜びだ。2-3日会っていないとやはり寂しいらしい。私と夫はビールで乾杯し、皆で一緒にわいわいと夕食を採る。
彼らをお風呂に入れ、食後のお茶の時間にまたまた美味しい珈琲を入れ、ゆっくりチビ達と遊ぶ。次男を8時に、長男を宿題の本読みをしてから10時に寝かせて自分も一緒にそのまま寝入ってしまう…。
~~~~~~~~~~~
長々と書いてしまったが、これが私の普通の日常のある1日…。こうして改めて書いてみると、つくづく普通に幸せだと思う。
ともかく、長男のランチ(バンバーグ・キャベツの千切り・ハニーサンドウィッチ・ゆで卵・りんご丸ごと)を作って出納に水を詰めて学校のバックパック(日本で言えばランドセル?こっちでは皮製ではない。)に用意する。こっちでは給食がない。そのかわりに売店があり、ランチやスナック菓子が買える様になっている。先生との連絡帳に彼が学校の後、課外スポーツクラブに行くので同じクラスの子達に連れて行ってもらうように頼んでおく。
いつもの様に朝型次男は元気に7時から家中を走り回っている。ヌテラ(オーストラリアで大変人気のあるへーゼルナッツチョコレートバター)のサンドイッチを2枚分とりんご一切れ食べさせる。そしてこれまたいつものように夜型長男は8時20分までグーグー眠っている。家を8時35分に出ないと小学校の始業時間に間に合わないので、眠っているのを勝手に着替えをして車に乗せる。そしてまだ寝ぼけなまこの彼に朝食のハニーサンドイッチを2枚分を車の中で食べさせる。
車で2分ほどの小学校に着き、ダッシュで彼のクラスに駆け込む。「どっちが早いか競争だね!」とか何とか言って彼を追い立てながら。そういえば私は小学校から高校まで、そして看護婦時代も朝は毎日あきもせずというか凝りもせずダッシュの連続だったなあ、とか妙に懐かしい感覚に浸ってしまった。看護学校のときは全寮制で朝、起床時間の放送(確か6時半だったか?)と供に点呼なぞというありがたいものまであったので、寝坊などというものはありえなかった。しかも学校は寮の目の前…。彼をクラスに送り届けると同時に8時50分の始業のベルが鳴る。ベルというか、ジリリリ、とかキーンコーンカーンコーンとかいう種類のベルではなく、プーとボーの間の「プォー」とかいうどちらかというと控えめな、且つ妙な音だ。誰が決めたのだろう?
バイバイのキスを彼からもらって、いつものように次男を校庭の砂場やジャングルジムで遊ばせる。彼はどうやら一緒にお兄ちゃんと学校に行きたいようだ。底抜けに明るい彼がちょっと寂しそうにお兄ちゃんのクラスの窓ガラスを覗いている。遊ばせながら、次男にスナック(トマト・キュウリ・レーズン)を食べさせる。
一時間ほど遊ばせたら、今日思い立った事の1つ、今と庭の間にある網戸を換えなくてはならないので近所のセキュリティードアとか網戸専門のお店に行く。4年前に家を買った時のままで、3年ほど前から長男に穴を開けられ、1年半前ほどからそれに次男がつけた穴が加わり、最近はその穴を面白がってホジホジいじって広げているのでみるも無残な姿だ。私はあまり気にはならないが、暑い季節になってきたので虫が家の中に入るのを防ぐという本来の役割を果たせなくなってきているので仕方無しに換えることにした。ドア専門店のおにーさんに、「4年前くらいにセキュリティドアをここから買ったんだけど、今度は網戸の張替えが必要なの。子供達が悪さしてもびくともしない頑丈なのあるかしら?」と、前からの客であることを強調しつつ、また破られないようなものが無いか相談する。すると、今までの細い針金のような素材ではなく、ちょっとシリコンぽい弾力のある何とかという素材を迷わず自信を持って薦められた。触ったり押したり強くグリグリしたりしてもちゃんと元に戻る。手触りも悪くない。これに決定!聞くと、窓枠を自分でお店まで持ってくれば$45安くしてくれるとか。それで$95だ。悪くない。早速家に戻って窓枠をお店においてくる。
帰りがけに、近所のパン屋さんでパンを少しまとめて買う。最近長男が馬のように沢山食べ始めたので買ったパンが新鮮なうちに無くなる。このパン屋さんは、日本人の奥さんとオージーの旦那さんの経営するお店で、ここのうちの息子さんは家の長男と同い年で友達だ。パンを買いながらお互いの小学校の様子をちょっと交換する。
家に帰って洗濯・掃除をしてから次男とお昼ご飯を庭で食べる。1時くらいに疲れた彼をお昼寝させて、Gloria Jean'sから買ってきた美味しい珈琲を入れながら家中の廊下の壁の半分から下を全部塗り替える。新築の家を購入してから約4年、男の子二人に散々落書きやら手垢を付けられたのが溜まりに溜まって、結構目に付き始めた。今年のクリスマスにアメリカからはるばる姑が来る前に良い機会だからと、思い立ったら早速やることに。外はかなり暑く良い天気。窓を全開にしてもなお家中に立ち込めるペンキの臭いに気持ち悪くなりつつも、図書館から借りてきたマーラーのCDをボリューム大にして機嫌良くひたすら壁塗りに集中する。こう言う作業は結構好きだ。2時間半で廊下は全部終る。おぉ!家を買ったときのようだ!出来上がりにとても満足し一人で思わず不気味にふふっと笑ってしまう。
4時に網戸を取りに行く。仕上がりはGood!感激のため息まで出てしまった…。$100札を出して、「んじゃ、$5おつりちょーだい。」といったら、何故か笑顔で$15をくれ、「おまけだよー!」と。無駄な事を一切いわない静かなおにーさんだが、意外に気前が良い。何とついている日だろう。思わず、車で去るときに手をぶんぶんと振って「ありがとー!」と叫んでしまった…。
速攻で網戸を家に置き、長男を小学校に迎えに行く。今日は木曜日だから学校が終わった後一時間、スポースクラブがあるので迎えは4時半。ちょっと早めに行って様子を見てみることにする。みると、5-8歳の40人あまりのグループに混じってパラシュートの紐がついていないもの(まあ、巨大な円形の布?)で皆と一緒に遊んでいる。みんなで端を持ってフワッと上げて一気に合図と共に持ったまましゃがんで、「はい!マッシュルームの出来上がり!!」みたいな。結構創造的だ。面白い…。彼は一番年齢が低い上にとても細いので良く探さないと見つけにくい。担当の先生は2人て、こっちが思わずちょっと引いてしまうくらいフレンドリーで優しそうなお兄さんと、きびきびした男性的な女性だ。これは学校のプログラムの一環で課外活動のようなものだ。毎学期やることが異なり、申し込んだ順から受け入れられるが1-2日間ですぐに定員に達してしまうらしい。私がのんびりと申込書を遅めに出した割には彼が入れたのは、とてもラッキーだったと思う。これは、最初出席を配られるおやつのフルーツを食べながら取り、たっぷり一時間いろんな物を使った身体全体を動かすアクティビティーをするものだ。彼は終わって私の顔を見るなり全力でダッシュして抱きついてくる。とっても良い笑顔だ。とても良い時間を過ごしたのが分かる。
くたくたに疲れた、でも楽しそうな彼らをつれて家に帰る。彼らを庭で遊ばせながら、夕食の支度。今日は夫がMannumから帰ってくる日。昨日Central Marketで仕入れた、オーストラリア原産のハーブが数種類混ざっている香味料を使い、新鮮な皮付きの鶏の腿肉をガーリック・塩・レモンの輪切りを乗せオリーブオイルをかけ、ポテト・人参・玉ねぎ・マッシュルームをいれてオーブンでこんがりや黄色がつくまでほっとくだけの簡単な鶏料理を作った。でもとても美味しい…。このハーブはとてもユニークなオーストラリアの物を使っている。これに関してはBlogの別便で詳しく書くことにする。
夕食が出来上がった5分後にちょうど良く夫が帰宅する。子供達は彼にぶら下がったりして大喜びだ。2-3日会っていないとやはり寂しいらしい。私と夫はビールで乾杯し、皆で一緒にわいわいと夕食を採る。
彼らをお風呂に入れ、食後のお茶の時間にまたまた美味しい珈琲を入れ、ゆっくりチビ達と遊ぶ。次男を8時に、長男を宿題の本読みをしてから10時に寝かせて自分も一緒にそのまま寝入ってしまう…。
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長々と書いてしまったが、これが私の普通の日常のある1日…。こうして改めて書いてみると、つくづく普通に幸せだと思う。