毎週土曜日のノッティング・ヒル・ゲイトはいきなり人口密度が上がり、駅から長い列が続きます。その行き先はポートベロー。もちろん大半の人がマーケットを目指してですが、中にはカメラ片手にある目的地を探しまわる人達がいます。未だに人気の高い『ノッティング・ヒルの恋人』のロケ地です。
もっともこの映画、大半は現地に良く似せたセットで撮影されているので、厳密に言うと“ロケ地”ではなく、モデルになった場所ということになりますが、あまりに良く似せているので、訪れる人は実際にここで撮影が行われたと思う人も多いようです。
その中心になるのが、ヒュー・グラント演じるウィリアムが営むThe Travel Bookshopです。今でもモデルになった同名の本屋の前では記念写真を撮る人が群がっています。
ところが映画の中で、この本屋の左側には路地がありますね。実在の本屋は隣と棟続きです。どうもこの本屋、外観と内装はThe Travel Bookshopをそのままモデルにして、シチュエーションに関しては、別の場所をモデルにしたようなのです。
それが、かつてはNichollsという看板がかかっていた小物のお店で、現在はGongという家具を扱うお店です(お店は営業していましたが、良く見ると to letの看板があります)
ちなみにThe Travel Booksの店内は本当に映画の中そのものです。柱には映画に関する記事の切り抜きも貼られています。
本屋の次の人気の場所がウィリアムの住んでいた、通称“ブルー・ドア”のうちです。映画の中ではドアだけでなく、柱もブルーでしたが、今ではドアはブラックに、柱はホワイトに変わっています。
何でも映画公開後たくさんの人が押し寄せて、落書きをしたり、部分を削り取る輩まで出てきたということで、あのブルーのドアはオークションで売られたらしいです。
柱は上から白く塗ったらしく、削り取って下の青の地を出されている部分がありました。その下には“BLUE DOOR”と書かれた落書きも。
それから、これは気づいた人があまりいないかもしれませんが、ジュリア・ロバーツ演じるアナがこのうちにいることが報道陣にばれてしまって外に出て行く時に、向いのお店の看板がちらりと映りますが、これが“NU-LINE”。今も営業しています。
この“ブルー・ドア”の斜め向かいに、ウィリアムがアナにぶつかってオレンジ・ジュースをかけてしまう角地があるのですが、シャッターが閉まって空き物件だったここは今COFFEE REPUBLICが入っています。
それから、これはポートベローではなく、ノッティング・ヒル・ゲイトの駅の側にあるのですが、ウィリアムがアナの映画を観る映画館がCORONET CINEMAです。僕も昔よく通ったのですが、ここはロンドンで唯一タバコが吸える映画館として有名でした(僕は吸わないので迷惑でしたが)。あ、それから、ここは幽霊が出る映画館としても有名なんですよ、ホントに。
昔ノッティング・ヒルに住んでいたことで思い入れもあり、この映画は3回観てしまいました。ある女性が、大抵のラヴ・ストーリーは女性の視点なのに、この映画は珍しく男性の立場から見ているラヴ・ストーリーだから男性にも人気がある、と言っていました。なるほど。
まぁいずれにしてもあり得ないお伽話ではあるのですが、それがこんなに自分が良く知っている場所で起きたと想像すると何だか楽しくなります。
もっともこの映画、大半は現地に良く似せたセットで撮影されているので、厳密に言うと“ロケ地”ではなく、モデルになった場所ということになりますが、あまりに良く似せているので、訪れる人は実際にここで撮影が行われたと思う人も多いようです。
その中心になるのが、ヒュー・グラント演じるウィリアムが営むThe Travel Bookshopです。今でもモデルになった同名の本屋の前では記念写真を撮る人が群がっています。
ところが映画の中で、この本屋の左側には路地がありますね。実在の本屋は隣と棟続きです。どうもこの本屋、外観と内装はThe Travel Bookshopをそのままモデルにして、シチュエーションに関しては、別の場所をモデルにしたようなのです。
それが、かつてはNichollsという看板がかかっていた小物のお店で、現在はGongという家具を扱うお店です(お店は営業していましたが、良く見ると to letの看板があります)
ちなみにThe Travel Booksの店内は本当に映画の中そのものです。柱には映画に関する記事の切り抜きも貼られています。
本屋の次の人気の場所がウィリアムの住んでいた、通称“ブルー・ドア”のうちです。映画の中ではドアだけでなく、柱もブルーでしたが、今ではドアはブラックに、柱はホワイトに変わっています。
何でも映画公開後たくさんの人が押し寄せて、落書きをしたり、部分を削り取る輩まで出てきたということで、あのブルーのドアはオークションで売られたらしいです。
柱は上から白く塗ったらしく、削り取って下の青の地を出されている部分がありました。その下には“BLUE DOOR”と書かれた落書きも。
それから、これは気づいた人があまりいないかもしれませんが、ジュリア・ロバーツ演じるアナがこのうちにいることが報道陣にばれてしまって外に出て行く時に、向いのお店の看板がちらりと映りますが、これが“NU-LINE”。今も営業しています。
この“ブルー・ドア”の斜め向かいに、ウィリアムがアナにぶつかってオレンジ・ジュースをかけてしまう角地があるのですが、シャッターが閉まって空き物件だったここは今COFFEE REPUBLICが入っています。
それから、これはポートベローではなく、ノッティング・ヒル・ゲイトの駅の側にあるのですが、ウィリアムがアナの映画を観る映画館がCORONET CINEMAです。僕も昔よく通ったのですが、ここはロンドンで唯一タバコが吸える映画館として有名でした(僕は吸わないので迷惑でしたが)。あ、それから、ここは幽霊が出る映画館としても有名なんですよ、ホントに。
昔ノッティング・ヒルに住んでいたことで思い入れもあり、この映画は3回観てしまいました。ある女性が、大抵のラヴ・ストーリーは女性の視点なのに、この映画は珍しく男性の立場から見ているラヴ・ストーリーだから男性にも人気がある、と言っていました。なるほど。
まぁいずれにしてもあり得ないお伽話ではあるのですが、それがこんなに自分が良く知っている場所で起きたと想像すると何だか楽しくなります。
とても感動して
ポスターやら、ポストカードを検索したところで
このblogにあたりました~
とても面白かったです。
行ってみたい場所になりました~
カラフルな街が印象的ですが
ほんと映画にそっくりですね!
すみません、このところブログをさぼっていてアップが遅れてしまいました。
この映画は僕も思い入れが強くて何度も見ていますが、各所に馴染みの場所が出てきて、何だか嬉しくなってしまいます。
ノッティングヒル(ポートベロー)は、このブログに書いた頃からまた大きな変化があって、街の様子が変わってしまっています。ロンドンにお越しの際は是非確認してみて下さい。