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ロンドンから徒然に

ワールド・カップもとうとう終わり

2010-07-13 | スポーツ
 とうとうワールド・カップも終わりましたね。
 日本では深夜の決勝戦もこちらでは夜の7時半からなので、ちゃんと見ることができました。
 フットボールに関しては素人の僕なので、どちらかというといつも細かい点よりも感覚で試合を楽しんでいますが、その意味ではところどころに緊迫した場面があったものの、当初期待したよりも面白くない試合でした。

 どちらも攻撃のチームと思っていますが、中盤をずっと支配していたスペインに対して、守りに入ったオランダのイエロー・カード連発の守備が続き、度々試合のリズムが壊れてしまうのが、その理由だったと思います。

 そうなると“攻められる”、いや“責められる”のは、選手だけでなくレフェリーでもあります。
 今回主審を務めたのが、イエロー・カードを多発すると言われているイギリス人のハワード・ウェブ。フットボール・ファンや、もしかしたら映画ファンにも有名かもしれません。『レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏』という映画で“主演”でしたからね。

 今日イギリス人の友人と試合の話をしたら、「世の中で一番割に合わない仕事がフットボールの決勝戦の審判だよ」と言っていました。いずれにしろ半数近くの人を敵に回してしまうんですから。

 タコのパウルなど場外の話題でも盛り上がった大会ですが、決勝戦当日に爆弾テロが起きるという悲しいエピソードまで付いてしまいました。




 何かひとつ大きな出来事が終わるというのは、何故か寂しい気持ちになりますね。
 空を見ていると何だかもう夏が終わって秋が来てしまうような雲が。今日からぐっと気温が下がってしまいました。明日の天気予報は最高気温19度。あれっ、本当に夏が終わらなきゃいいけど。