HOBNOBlog

ロンドンから徒然に

街路樹の“散髪”

2008-08-04 | 日常
 今日はイギリス人の友人のバーベキュー・パーティに招かれました。生憎と小雨がぱらつく肌寒い天気で、庭と部屋を出たり入ったりの繰り返しでしたが、色んな人が後から後から現れ、話が弾みました。
 中でも20代の若い夫婦の連れてきた1歳足らずの赤ちゃんは皆のアイドルで、そのコロコロと変わる表情を見ているだけで和みました。

 彼のうちは郊外にあるので、庭も広く取られていて緑が一杯ですが、庭の余裕のなさそうなセントラルの家でもやはり皆グリーンが大好きで、自分の家の前でも、あるいはパブでも、たくさんの植物や花が飾られています。



 また街路樹もたくさん植えられていて、青々と葉が茂っています。昨年の冬に越してきた時には裸の木だったので、いつも通りかかる度に凄い成長ぶりだなと思っていたのですが、そのうち横に車も止められないほど成長したところもあって、このままで大丈夫かなと感じるほどになりました。



 何もせずに秋になって自然に葉が落ちるのを待つのかと思っていましたが、先日ちゃんと枝を刈り取る作業が行われているのを見ました。大きなエンジンの音が響き、刈られた枝が粉塵になって吸い込まれていきます。夕方見に行ったら、葉っぱの少なくなった木が少し恥ずかしそうに(?)佇んでいました。



 あの日からずっと最高気温が23度くらいにしかならない日が続いていて、ますますあの木が寒そうに見えます。まさかこのまま秋が来るなんてことはないでしょうね。こちらの人が少しでも日が射すと日光浴をしたがるのが、最近は感覚的に理解できるようになりました。