植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ぶったるんでいる日本人 この国の危機管理はザルだ

2024年01月03日 | 時事
正月元旦に起きた大地震。このところたるんでおかしい日本人に、空の上から「喝」が入ったのかもと思わせる災難であります。
聞けば能登半島周辺裏日本方面では、だいぶ前から群発地震があり、大規模な地震が発生してもおかしくない(専門家が予見しうる)事態であったようです。

ところが、起きて見れば何の備えもなく、道路や連絡物が寸断され震源地に近い珠洲市や輪島市には、車もたどり着けないそうです。一夜明けても救助隊も支援物資も届かず、家屋などの下敷きになった人がどのくらいいるかも判然としません。輪島市あたりから「死者数」が断片的に報告されていますが、すでに30人を超えています。こうした巨大地震に備えて家屋の補強・道路の点検と危険個所の補修などを行うよう、国と自治体が支援していたんでしょうか?

第一、地震発生から今まで、日本の国防を除く危機管理の指導者・責任者「内閣危機管理監 」という人物が一度も表に出てきません。聞けば体調不良だそうです。何?!!!。記者会見にも出てこれないような人物を危機管理のトップに据えていていいんですか?。代わりになんか状況説明するのが「気象庁」の太ったおばさんです。課長だか何だかしりませんが、国民全体に及ぶような緊急事態を、まるで天気予報を読むようにメモの棒読みのおばさんに委ねていて本当に大丈夫なの?。

「ぶったるんだ政府」としか思えません。

官房長官も然りです。不祥事かなんかで首になった前任に代わって出てきたのは、以前からそうした代役の常連の冴えないおじさん。この人もおどおどしてモニターの文章に目をくぎ付けにして読んでおります。官房長官と言えば政府のスポークスマンで、かじ取り役でしょうよ。野球で言えば、ヒットか四球ででたランナーが負傷(鈍足)なために、走るだけの代走が出されたのと同じですね。こんなもそもそしゃべるおじさんの会見に、国民が安心して話を聞く気になりますかね?

ワタシの長男は、新潟市中央区に戸建てを買って住んでいます。長男と奥方のスマホには、リアルタイムで屋内数か所のビデオカメラが作動し、リモートで動かせる仕組みになっています。今回の地震でも少なからぬ被害が出ている新潟で、家の中の様子がちゃんとわかるように金と手間と頭を使っているのですよ。

もっと、ちゃんとしたしゃきっとした人材がいないのですか?

で、出てきた初日の総理の記者会見を見ましたか?。官僚が作った原稿に目を落としたまま、たどたどしくつっかえひっかえでした。何より気になったのがその内容です。
・自治体に緊密に連絡を取り合うようにして情報収集している
・どこそこに連携をして早急に対応するようお願いした
・政府としても全力で対応するよう指示をした

自衛隊・消防本部・地方自治体・・・どれもこれも他の組織・他人任せで無責任に聞こえて仕方ありませんよね。どうして「自分が自ら地震対策指揮官として全責任を負う。自分が実際に指導指揮にあたり、被災地にはすぐさま行って、一刻も早く救助することを約束します。もう少し辛抱して」位の事が言えないのでしょうか?
こんな原稿棒読みの総理大臣なんて要らないと思いますね。

上がそうなら下もぶったるんでいました。事故で死んだ人には申し訳ないが、自衛隊の支援機があろうことか民間の大型旅客機に接触し(衝突でしょう)炎上、旅客機もそのために火災が発生しました。機体に不具合が発生したとか言われていますが、これは完全な人災・整備不良か注意不足か管制官の過ちか、いずれにせよ防がなければいけない、起きてはならない事故です。もし、旅客機がすぐ爆発炎上したら400人近い民間人が死に晒されるところだったんです。

隣の国から爆撃機が突然攻めてきたんではないんですよ。事前に準備し順を追って離陸する飛行機が空港のど真ん中でぶつかるって、ぶったるんでいる証拠でしょう。

残念ながら、かくいうワタシも、大勢集まった身内がそれぞれ次の目的地に散っていった、そのタイミングで気が緩んだか、スマホ充電用のコンセントの差し込み金具を思い切り踏んでしまいました。幸い出血はありませんが全体重が二つの細い差し込みの金具に上からかかったので、一日たっても痛みが消えません。更に夜半から喉が痛く、どうやら風邪をひいてしまったようです。

あぁこのワタシもぶったるんでいるのか。



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