昨日届いた「印材まとめて」でヤフオクで落札したものがコレであります。
側款を拡大するとコレ
白石山人(斉白石?)、福庵(王福庵?)、昌碩(呉昌碩?)
うーーーむ、これは怪しさ満載であります。印材の質、側款の筆跡、印そのものの出来、いずれも稀代の名人の作とは思えないのです。これらと一緒に彫の無い印材もまとめて11個で8,250円が落札価格でした。
しかし、紐(持ち手の飾り彫)が良くできていていい石を使っているその他の方が価値があるとみれば、まぁお買い得でありました。
一個当たりに換算すれば700円位ですからね。
さて、今回怒涛の3連発、生まれて初めて篆刻作品を公募展に出品すると決めて取り掛かってから4か月、全国書道展・日展ときて最後の「日本書道院展 (多分)」の作品作りであります。さすがに毎月ずっと出品作を彫るというプレッシャーや大きな石を彫る労苦が続いてだいぶこたえました。他にもいろいろ雑事が重なっててんてこ舞いいたしました。
なんとか振り絞って大体出来上がったのがこれです。
書の方は出来上がり想像のために、筆ペンで試しに書いたものであります。
埼玉の師匠に見せたところ、気合が入ってよろしい、書道の先生に写真を見せたら「とても素敵な印ですね」とおほめ頂いたので気を良くしました。
ちょっと金文風にテイストを変えて昨日彫ったのがこちら。
慣れないことをするものではありません。この手の古い時代の感じを出すためには、もっと荒々しく線をきれいにしないようにしないといけないようです。まぁ練習したと思えばよし。
もう出品作は上の方の作品に決めました。時間切れです。今月末までに篆刻の先生のところに仕上げた出品作を送るにはもう時間が無いのです。今朝早く起きた(2時半)のは、これから飛行機で札幌に飛ぶのであります。
仲間たちと2泊3日の小旅行、命の洗濯をしてこようと思います。忙しい半年で身も心も相当にやられていたので、3日間ゆっくり「転地療法」なのです。
格安チケットのために朝一の始発でないと間に合いません。5時前に電車に乗るので、その前にメダカに餌をやりブログを更新する、つまりなかなかのんびりできないのです。
というわけで、美味しいお寿司やカニを食べに行ってまいります。
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