植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

虫 蒸し 無視 ムシムシ

2022年09月07日 | 植物
雨でなければ、毎朝6時頃にはマイガーデンで畑仕事であります。ここ数日間夏が戻ってきたかのごとく湿気を帯びた熱い空気が体にまとわりついてきます。もう「蒸し蒸しムシムシ」たまりません。

いつもの年なら、7月頃からあさイチの仕事はシャインマスカットの棚に来る「コガネムシ」をゆすって落としてひねりつぶすのです。毎日10匹以上で、例年ワンシーズン千匹近くは捕殺しているはずです。今年は①ネオニコチノイド系の強い殺虫剤を撒いた ②シャインマスカットの花が数か所しか咲かず2房しか育っていない ③ビニール屋根からはみ出した蔓・枝葉を頻繁に切り落とした ④忙しくて虫取りしている暇がない、などから捕殺をほとんどいたしませんでした。

一方「甲斐路」のブドウ棚も全体がビニール屋根に収まるようにしています。飛んできたコガネムシが飛び移ることが出来ないのでほとんど被害は無いのです。今のところは成虫は「無視」しております。リンゴや紫陽花、サルナシ・ゴーヤ、そしてバラにもつくのですが、今年はどういうわけか数が少ないように思います。しかし、すでに土中に産卵は始まっています。これは、果樹や草木、とりわけ鉢植えには大敵の害虫なので、まもなく大ぴらに殺虫剤を撒く必要があるのです。

やぶ蚊は依然としてうるさくまとわりついてきます。蚊取り線香はおまじない程度ですが、なんとか虫よけスプレーで遠ざけています。しかし先日、膝を刺されたのが痒くて仕方ありません。これは蚊ではなく「虻」でしょう。虻は噛まれると猛烈に痒く痛みも伴います。患部が腫れてなかなか治らず、搔き壊してたりして厄介な状態になります。普通の虫刺されの薬(ムヒなど)では効き目が少ないので、ステロイド配合のキツイ塗り薬が欠かせません。いざとなったらかかりつけ医の処方で専門の薬を出してもらいます。

今朝は、今年3回目「イラガ」に刺されました。こいつは無視できません。警戒していて、いつも発生する柿の木やスモモには注意していたのですが今朝はリンゴの葉っぱに居たのです。幸い自分の腕が奴らの傍を触れずにすりぬけたのか、ピリッときただけで軽症で済んでいます。ソッコーでフマキラーを散布して駆除であります。触れるか触れないか位で軽い痛みを感じたら、すぐに水で洗えばさほど心配は無いのですが、直接イラガに触れて毒針に刺されたら電気が走るような鋭い痛みになります。熱が出たり水ぶくれになったりしたら、皮膚科に行くといいでしょう。

柑橘につくアゲハの幼虫、クチナシにつく「オオスカシバ」も今年は少ないような印象です。理由は分かりません。ここ数か月殺虫剤散布もしていません。まぁ、ワタシは楽が出来るので歓迎でありますが。

9月ならば、ニンニクや玉ねぎ、ジャガイモなどの植え付けの適期なのです。キャベツの種をポット撒きしました。しかし、こう暑いとそれ以外の野菜の植え付けは躊躇いたします。日本の気候は一昔前に比べたら大幅に変わり、雨期や雨の降り方、気温の上昇などいままでの農業の常識が通用しなくなりつつあるのです。例えばジャガイモならば葉が出た時、30℃を越えると枯れてしまいます。しかしそろそろ植えないと今度は芋が大きく肥大する前に冬が来てしまいます。霜が降りるようになったらやはり葉が枯れます。

玉ねぎ・にんにくは植え付け終了しました。そろそろジャガイモを植えるが良かろう、と虫の知らせであります。これから、ジャガイモを植えることにします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 宗教だって金儲けじゃないか | トップ | ワタシはもしかしたら たっ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

植物」カテゴリの最新記事