植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

寒い国のスポーツは見るだけがよろしい

2022年12月13日 | スポーツ
毎年の事でありますが、この時期盛んになるのがウインタースポーツであります。

昨日もフィギュアスケートのグランプリファイナルの最終日でした。並行してジャンプのワールドカップが定期的に開催されています。寒いのが嫌な九州人なので、基本的にスケートもスキーもやりません。社会人になってからも、骨折するのがどうしてもいやで、この歳になるまでスキー靴なるものを履いたこともありません。

ワタシの友人にはスキーが好きで、仕事が終わってから夜行列車に飛び乗り、荷物を置く網棚に登って眠っていたそうであります。そこまでしてもやりたいのですね。お金と時間をかけ辿り着いたら、雑魚寝の様な宿泊施設、まずくて高いカレーライスといった勝手な想像をするだけでチャレンジしようという気になれません・(笑)。

九州育ちで貧乏人の倅のワタシは、そもそも装備に金がかかるスキーなど無縁であります。九州で絶好のスキー場など知りません。何度かスケートリンクには行って、なんとか滑ることは出来ますが。社会人になっても、スキー=「骨折」と言う「先入観念」があってとてもやる気になりませんでした。やはりお金も無かったし文字通り「骨折り損」が嫌でありました。

スキー好きの人からすれば、人生の楽しみの何割かを損していると思うかもしれませんが、少なくともここ10年ほどは、その何倍も日々を楽しんでおります。園芸や書道、篆刻に蕎麦打ちなどなど、時間がいくらあっても足りません。金儲けが目的ならば、同じくらい悩みや苦労を伴うのでしょうが、自分だけの愉しみなので、なんのストレスもリスクもありません。

そこで、フィギュアスケート。残念ながら日本のエース坂本香織ちゃんは、フリーでミスが続いて大失敗しせっかくのGPファイナルの女王の座を逃しました。替わってSP2位の三原舞依選手が初優勝、日本人としては2018年大会の紀平梨花ちゃん以来だそうです。男子は宇野昌磨君、ペアの三浦璃来、木原龍一 組と3種目で日本人が優勝するのは有史始まって以来であります。坂本選手はまだ22才、花も盛りでありますが、ことフィギュアになるとベテランのお姉さんあつかいになります。今少し頑張って欲しいところではありますが。

しかし、フィギュアがイマイチ盛り上がらないように見えます。今大会がイタリアトリノ で開催されたので、地球の反対側、ライブならば夜中の放送となるので、夕方からの録画放送&ダイジェストでの放送でした。最終日は夜10時からで、起きていられない(笑)。スポーツで結果が分かっている録画放送はどうにも面白くないのです。次に何が起こるかわからない、贔屓の選手がどんなプレーするかをドキドキ信しながらテレビで応援するというのが醍醐味であります。

また、プーチンのせいでロシアの少女たちの異次元のジャンプを見る楽しみも無くなりました。日本の選手に頑張って欲しい一方で、人間の限界を超えたような超絶演技もやはり観たかったのです。

更に、男子のスーパーヒーロー羽生結弦クンが引退し、なんとなくさえない宇野君や三浦佳生君などを注目できないのです。また、女子は浅田真央ちゃんがいなくなって、次世代を担うべき最高の選手が紀平梨花ちゃんでしたが、故障が続き、今大会も出ていません。結局優勝できた三原舞依ちゃんの演技も素晴らしかったようですが(見ていない)、彼女には失礼ながら薄幸で病み上がりみたいなキャラはどうにも・・・・。

スキージャンプでも、あれだけの強さを誇った高梨沙羅ちゃんは絶不調になっています。男女でも過去最多のワールドカップ優勝を成し遂げている彼女もはや26才、また北京オリンピックで不可解なスーツの規格違反で失格とアヤが付いたのか、ジャンプに勢いや切れが無くなりおっかなびっくりで飛んでいるように見えます。

世界ではこないだまで「ルンビ」選手などが強いと思っていたら、最新のランキングでトップ4選手はもう名前もわからない(読めない笑)のです。沙羅選手はそれでも5位につけているようです。他の伊藤・岩渕・勢藤各選手も21位以内にいるので、それは健闘していると思いますが、うーむ、何年も前から顔ぶれが変わっていない!?、それが心配なのです。

勿論、ワタシは女の子だけでなく、男子も応援しております。羽生君は大好きですよ。でも、結弦君に代わるニューヒーローは期待しておりません。あんな子、何百年に一人、彼にとって代わる男子なんて出てきません。

寒くなると野球も無し、テレビで楽しみはやはりフィギュアやスキー競技、あとはカーリングと言うところですね。欲を言うなら、そしてどうせ観るなら、やはり見た目・ビジュアルがいいに越したことがありません。若くて「・・・」といった女子のスポーツがみたいのが人情であります(爆)。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 盗られても不思議が無い商売... | トップ | 今年の漢字は「贈」でありました »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (けんすけ)
2022-12-13 09:39:18
僕も(かな(・・?)
今迄も女性の行うスポーツはやはりビジュアル的に美しい・・
どうしても女性競技に眼が向いてしまうのですね・・

しかし時々思うのです
やはり神が作ったと言われる女性と男性
女性の体形や仕草は男性を惹き付けるのですよね
だから種の保存が永遠に続くのだと思います。
返信する
けんすけさんありがとう (槐松亭主人)
2022-12-14 09:29:04
神が作ったわりにはワタシも家内も衰えてくちゃくちゃですが(笑)

書や印にしても、美しいものに憧れ近づこうと努力しています。ワタシは芸術に携わる末端のそのまた端っこですが、その気持ちは忘れずにいようと思います。勿論妙齢の女性も・・・
返信する

コメントを投稿

スポーツ」カテゴリの最新記事