朝4時半に起き、軽くパン食で朝食を済ませると、ここで第一の儀式が始まります。薬の時間なのです。50歳になったころからいわゆる生活習慣病を会社の健康診断で指摘されるようになりました。会社員になった20歳過ぎからずっと喫煙・肉に偏った食事・外食ばかり・毎日のように酒席もありました。ぶくぶくと太って体重が増えるに従い診断の数値が上昇するのです。
その頃もほとんど症状も無いのですが、それでも採血するたびに徐々に数値が悪化すると気持ち悪いものです。そして地元で評判のいい開業医のところへ赴き治療薬を処方してもらうようになりました。肝臓の薬(お酒の飲みすぎ)、血圧の薬・高血糖の薬に加えてひどい肩こり対策のビタミン剤を処方され、4種類の服薬がはじまりました。
定年退職後は、外食とお酒が極端に減りました。70数キロあった体重も何度かのダイエット、カロリー制限のおかげで5㎏ほど減りました。惰性でそれまでの薬は飲み続けていましたが、開業医のところで採血すると明らかに数値が改善していきました。
ところが昨年「抑うつ症状」であると診断され、この春には「軽い鬱病」に格上げされました。その頃になると気持ち悪さや記憶障害精神的不安定など、なんともいえない嫌な症状が出るようになりました。そして医師からいきなり治療薬などがドンと渡されました。抗うつ剤・精神安定剤・睡眠導入剤・胃薬などで、5種類であります。朝晩各1個、夕食前後に2種類、夕食後2錠、就寝前1個と時間によって飲み分けます。
それまで毎朝飲んでいる生活習慣病対策の薬4種類に鬱病関連が5種類加わりました。朝には7種類の薬とサプリメントを加えて8錠、夕方にはサプリメント1種類を加え3時間ほどの間に9個の薬を飲むようになりました。
最後の儀式(睡眠導入剤)を飲むまでに、17錠の薬を飲むことになったのです。「薬中毒」と呼んでもおかしくないくらい薬漬けになっています。
ただ、鬱病の薬を飲むころから一日1万歩のウオーキングが半年続き、自然と体重が減っております。昨夕空腹時に測ったらなんと61㎏までに減っていました。そして先日開業医のところで診療・採血しました。血圧などは理想的な数値に下がっています。もしかしたら、生活習慣病はそろそろ薬をやめましょうか、と医師に言われるのではないかと期待しております。
象が転んだです。
私は62ですが、健康診断で(正常値)高血圧と判断され、毎朝血圧を測ってます。
10日程で全くの正常値に戻りましたが、運動が一番効果あったみたいです。
では・・・
> はじめまして... への返信
あっぞうがころんださんだ!
初めましてでは無いですよね。
おっしゃる通り、運動不足が身体を弱らせると思います。
若い頃、ゴルフ以外に身体を使いませんでしたからね。