ここのところで、一斉にスポーツが解禁されてきた感があります。
本日、待望の日本プロ野球の開幕です。数日前から(私設)ヘッドコーチのKさんから、今年の戦力分析&嘆きのlineが届くようになりました。Kさんは、現役時代からの巨人党仲間であります。仕事中にドラフト会議の指名情報をメモで回したり、春には宮崎の巨人キャンプに単身視察に行くほど、の熱狂的な巨人フアンで、よく東京ドームや横浜スタジアムで一緒に観戦しました。
ワタシは、その頃から彼には「監督」と呼ばれておりました。ワタシも巨人党にかけては人語に落ちません。思えば、5歳の頃からのファンで、60年間ずっと静かに巨人軍を応援し続けています。
今年は、120試合で、交流戦もクライマックスシリーズもなし、当面無観客であります。連盟や球団サイドからすれば、入場料・グッズ売り上げなどが伴わないので、早い段階で観客を入れたいところでしょうが。野球放送枠が埋まらず、スポーツニュースもネタ切れのテレビ局関係者は、ほっと安堵している所でしょうね。野球関係でも解説者はじめプロ野球で飯を食っている人は大勢いますからやっと息が付けるのです。
これで、待っていましたとばかり両リーグの優勝予想が出始めました。例年と違うのは、試合日程がタイトかつ試合数減、オールスター休みが無いなど未経験の環境なので、読みにくいのですね。結局は戦力面で優位なチームが優勝するのでしょうが、各試合ごとの意味合いがより重くなります。戦力を温存しつつ、勝ち試合を確実にものにする采配が決め手になるでしょうね。
ウチのチーム(巨人軍)では、打力は優勝するにふさわしいと思います。円熟期を迎えた坂本・丸に若き大砲岡本を中心にし、亀井・中島・陽のベテランと増田・吉川・新星湯浅という特徴的な若手も伸びてきています。これに豊富なキャッチャー陣、新外国人パーラが額面通りの働きを見せれば死角はありません。
問題は投手です。菅野・田口・メルセデスまでは実績実力とも十分です。これに、昨年ブレイクした戸郷を加えても、あと2枚が足らないのですな。社会人大学からのドラ1・2トリオは、相変わらずパッとせず、一昨年、去年のドラ1の高橋・堀田は故障と全く期待外れです。12球団中唯一巨人だけは昨年ドラフトの新人が誰も1軍に入っておりません。
中継ぎも、抑えも全く信頼できません。どいつも似たり寄ったりでポーンとホームランを打たれます。外国人も、スタライクが入らないとか、変化球が投げられないとか、球が速いだけとかで、さっぱりですな。Kコーチが嘆くのも無理からぬところです。
ドラフト戦略の誤りとくじ運の無さ(11連敗中)が一番の敗因です。例えば2000年以降のドラフト1位20人中、10名が引退退団移籍となっています。残りの内、戦力として活躍している主軸は坂本、菅野、小林、岡本位のものであります。これは、即戦力にこだわるあまり、年かさで伸びしろが少ない社会人・大学生を中心に獲った為、すぐにピークが過ぎ、10年も持たずにお払い箱になるという帰結なのです。
フロントも、スカウトたち・編成担当も、そして現場首脳陣もみんな、勝ちたくて様々な活動や決定をしているのだろうと思いますが、あまりのヘボ・下手な補強ドラフトがこれだけ続くのは「構造的・基本的」問題があるとみています。ワタシが自称監督を降りてドラフト担当部長をやったら、5年で強大な戦力に出来るのになぁ。
ワタシ達も、昔のスポーツの再放送は見飽きました。結果の分かっているスポーツはやはりつまりません。ましてや白黒でボケボケの映像などは「映像の世紀」じゃあるまいし。やはりスポーツのだいご味はLIVE、次に何が起きるか分からないという期待感、高揚感あってのものですね。
そういえば、見たいと思っていた女子ワールドカップ、なでしこジャパンの優勝した決勝戦は期待通りBSで放送されました。これだけは何回見ても素晴らしい。ワタシの人生では、恐らく最高のサッカー試合であろうと思います。澤の躍動、坂口、宮間などとのコンビネーション、最後に顔を出した岩渕真奈ちゃんの初々しさも印象的です。昨年のちょうど今頃、真奈ちゃんや長谷川唯ちゃんを中心に、ワールドカップを戦っていたのですよ。コロナで世界もスポーツ界も一変しましたね。もう遠い昔のことのような気がします。
さて今日は大忙しです。メダカ納品、お習字、医者通い(飲み薬が切れました)、明日は来客なので、部屋の掃除とやることが沢山あります。頑張れば、夕方には開幕戦が待っておりますよ。
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