植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ようやく ぶどう収穫と植え付けの秋

2021年09月20日 | 植物
 今日は彼岸の入りであります。空は澄み渡り、朝夕ぐっと気温が下がってきて、ようやく秋らしい陽気になりました。過ごしやすくなったので、今朝は草むしりから始めようと思います。

 ウチのブドウは、ようやく収穫が始まりました。雨に弱い病気がちの欧州ブドウたちは、今年の春にビニール屋根を設けてようやく実を結ぶようになりました。こんなところで作ってるのです(笑)
 
 すでに毎日何度も味見を行っていてだいぶ減りました。ここにきて、3種類ある欧州系ブドウのうち、ロザリオビアンコの様子が良くないのです。袋掛けした房のいくつかは「煤病」「べと病」で変色し、熟す前にしわしわ・ブヨブヨになっているものが多いのです。なかなか大きくならず、甘みも加わってこないので、もう限界とみて全部とることにしたのです。

素人農法の無農薬栽培なので、見た目は悪いです。(´;ω;`)

 一方、その2メートル先に植えた甲斐路は、栽培を始めてから4年目で初めてちゃんと房になりましたが、これが非常に甘くて美味しいのであります。これとロザリオちゃんと比較したら味の違いが歴然としているので、ロザリオには手が伸びなくなります。残念!

 甲斐路は、遠くで暮らす長男と次男に昨日宅急便で送りました。

 残った果樹コーナーのシャインマスカットも、実はあまり粒が大きくならず、甘くなって来ないのでやきもきしています。これはどうやら、ロザリオと同じような感じなのです。
 3種類のうち1種類のブドウが美味しくしっかりとした房が出来た、ということに満足すべきなのです。他の2種類が出来が悪く甘くならないままに終了となる理由は何か。

 一部の雨が直接当たる部分から黒糖病などで、株全体が病気になっていて元気が無い、日照不足・天候不順で生育が弱かった、雨水が過剰に株元に回った、土中にコガネムシの幼虫が入って根を傷めた、等が考えられます。

 これであと数週間で房を採りおえたら、とりあえずコガネムシ対策のダイアジノンを散布いたします。冬に剪定したら、穴の開いたビニール屋根を補修し、出来るだけ広範囲に雨がかからない様工夫します。冬から春にかけては土と幹に思いっきり殺菌剤を浴びせようと思います。それでうまくいかなかったら、来年ロザリオビアンコとシャインマスカットは伐採しようと考えております。

 さて、菜園の方はようやく予定した野菜類の植え付け種まきを終えました。
わずか十数坪の畑なので、たいして植える場所もありませんし収量もたかが知れています。自給自足もちょっと無理なのですが、それでも自作の無農薬野菜なので格別のものがあるんです。

 ブロッコリーとキャベツは苗を買って植えました。白菜は虫が沢山つくのでやめておきます。この種のものを種から育てるのは何十坪も植える農家さんです。玉ねぎとジャガイモ、大根はすでに芽が出てきました。人参とにんにくはもうしばらくかかります。余った大根のタネとにんにくは果樹コーナーの隅っこのわずかなスペースに植えました。

 これでようやく今年の予定の植え付けは終わり、あとの作業は、今年いっぱい草刈りと追肥と虫退治となります。特にブロッコリーはヨトウガが好んで産卵するので本当は植えたくないのですが、何かと重宝で収穫時期も長いのでどうしても必要なんです。毎朝葉裏に卵が無いかをチェックいたします。ジャガイモは初霜が下りる12月初旬、大根は春先まで楽しめるでしょう。

 ようやく第6波が収まり、エアロバイク漕ぎのおかげでワタシの体重もようやく1Kg落ちました。ようやくの秋です。

 要約すると、自前の野菜や果実作りは、ちょっと経験が必要ですが楽しくて安全で美味しいものが食べられる、という話であります。

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