昨日読了した有川浩さんの小説『植物図鑑』。
有川さんは『図書館戦争』シリーズや『阪急電車』等、
サクッと読めてストーリーが面白くて大好きな作家さんなのですが、
今回はこの表紙に惹かれて読んでみたいなあと思ったんです。
いやあ、予想以上の甘々のラブコメ風に、なんだか顎のあたりが痒くなる感じでニヤニヤ。
でも、野草や雑草を使った料理がどれも美味しそうで、
レシピもついていたので、「1粒で2度美味し」くて、
これは読み終わったけど、ブックオフに持っていけない感じ。
春になったら蕗の混ぜご飯と、
秋田では鼻もひっかけない伸びたサシボ(イタドリ)の炒め物、絶対やろうと思った
食いしん坊なのでした。
草にまつわる話、その1でした。
ついでなのですが、表紙に惹かれたと言えば、山田詠美さんの『風味絶佳』。
若い頃『ベッドタイムアイズ』を読んで、とても苦手なタイプの小説だなあと思って、
読むのを避けて来ていたのですが、
昨夏『僕は勉強ができない』を読んだら、これがハートウォーミングで好きだったの。
読まず嫌いしてきた年月を反省しました(笑)。
で、この『風味絶佳』もとても心が温まる作品だったのですが、
この装丁がまた憎いのよ。
カバーを取ると、キャラメルを運ぶ蟻の群れが現れるの。
だいぶ巣に運んだみたいで、数が減ってる~。
さて、草にまつわるお話その2。
今日草木染してきました、髪を。(笑)
ヘアカラーをすると頭皮がヒリヒリすると言う話を以前書いたんですが、
それを読んだ妹から電話があり、
「ねえちゃん、ヘナで染めたら。私ずっとヘナだけど、いいよ~。」と勧められて、
美容院に相談したら、
あまり積極的な感じではなかったんですが、(ヘナでもかぶれる人はいるんだとか。)
やってくれると言うことになったんです。
染めている時、「匂いはどうですか?」とマスターに聞かれたので、
クンクンしてみたら、あたりに漂う枯草の香り。
「枯草の香りがするけど、嫌いじゃないです。」と言ったら、
「草木染をしているのと同じだからね。」と言われて、納得!
これで、痛痒さから解放されるといいなあ。
1か月様子見しようっと。
↑の写真は今日のお昼。
同じビル内の「ブラジル」で食べた「トマトソースのポークソテー」です。
ヘナって浸透しにくいのか時間がかなりかかっちゃって、いつものお店のランチに間に合わず。
若い頃H美ちゃんとよく行った「ブラジル」、懐かしい味でした。
それにしても、昨晩食べたものと、使っている食材ほぼ同じなような…。(笑)