
我が家のバラの中で、今年一番乗りの開花はインカでした。
鮮やかな黄色のいかにもハイブリットティローズらしい整った形のバラです。
とても丈夫なバラで、今まで病気知らずだったのですが、
どうしたわけかうどん粉病が大発生しています。
ミニバラを置いた棚の隣なので、空気感染してしまったのでしょうか。
それにしても今年初めてミニバラを栽培してみて、
うどんこ病が付きやすいのに驚いています。
ほとんどの鉢がやられています。
週末しか庭に出られないガーデナーには少々荷が重い花なのかもしれません。
冬に石灰硫黄合剤を塗布すればだいぶ防げるというので、
今年の冬に試してみるつもりですが、
気温が低くなって、しかも雪が降る前となると、タイミングがとても難しいですね。
雪が降らない地方がうらやましいわ。

昨日朝早く庭師さんたちがやってきた。
紅葉が大きくなりすぎて自分ではどうにも出来なくなり、
この家を建てた住宅会社に相談していたのだ。
電話では「庭師さんと一緒に確認のため土曜日に行きます。」と言うことだったので、
どの木をどれくらい切るかの確認に来るのだと思っていたら、
機材を積んだトラックで来たのでびっくりした。
今、我が家の庭は開花を控えた花でいっぱいで、
私としてはこのまま我慢をして秋の終わりにやってもらおうか迷っていて、
会社の担当の方にもそのことを伝えたつもりだったのだけど、
気持ちが伝わっていなかったみたい。
「なるべく花を踏まないように。」とお願いしたのだが、
「気をつけますけど、諦めてもらわないといけないですよ。」と言われてしまった。
しょうがないので剪定をしてもらったのだが、
終わってみたら嵐の後のような感じになってしまった。
(紅葉や百日紅を思い切ってカットしてもらったので、庭がとても明るくなったのは嬉しいのだけどね。)
芍薬や白と紫のシランやギボウシ、ホウチャクソウ、百合などの
木の下に植えた花があちこちで踏み潰され、
ブットレアの枝はサツキと一緒に切られた。
特にショックだったのは大事なバラの「マサコエグランティーヌ」や「グラハムトーマス」の
蕾の付いた枝が何箇所も折れてしまったこと。
それでなくても「マサコ」はこの冬の豪雪で枝が2本折れて1本しか残っていなかったのに、
その枝に付いた蕾が折られてしまい、
蕾が1つしか残っていない。
午後になって、片付けながら涙が出そうになった。
この後、6月には、
雪で壊れた雨樋や腐っているらしいベランダの修理のために
住居側のバラの所に足場が組まれる予定だ。
今年は我が家の庭には受難の年になりそうだ。

去年買ったチェリーセージは冬越しが出来ませんでした。
以前に1本何年か我が家で冬越しした子が居たのですが、
冬越し可能の北限は福島県だと言う記事を見たので、
あれは奇跡だったのでしょうね。
秋までずっと咲いて、庭の彩りに役立ってくれるので、
やはり毎年新しく求めるしかないのかな?
いつものと同じ花を買ってきたつもりだったのですが、
開花したら、花色がちょっと違います。
綺麗過ぎる赤に白が混じっているのです。
我が家の庭は地味な花が多いので、
その中に入れると色が強すぎるような気がして、少々気に入りません。
調べたら、ホットリップスという種類のようです。
確かに口紅を塗ったみたいな鮮やかさですね。