祖母のイカカレー炒め

私の祖母はお料理上手の人で、
仕事を持っていた母に代わって台所仕事を一手に引き受けていた人でした。

若い頃は、
朝市に来る近隣の農家相手に馬蹄屋さんをしていた祖父のお客さんに、
お料理やお酒を出してお小遣いを稼いでいたというだけあって、
何を作っても美味しかったのですが、
好きだったお料理の中にイカの炒め物があります。

これはイカの輪切りに、
カレー粉と塩と小麦粉を混ぜたものをまぶして、
油で炒めるものです。
明治女の作るお料理とは思えないでしょう？

母も懐かしくてちょくちょく作っているみたいですが、
私が作るとなぜか焦げ付いてしまうのです。
コツを聞いておけばよかったな。

祖母のはイカだけだったのですが、
今回私は焦げ付き防止と増量効果を狙って、
厚揚げとピーマンを入れてみましたら、
なんと、ほとんど焦げ付かず、鍋を洗うのが楽チンでした。

美味しかったよ。
おばあちゃん、ご馳走様でした！

淡雪豆腐だと思うんだけど

Ｍ子さんと飲みに行くと連れて行かれる居酒屋さんで、
ここのところ2回出された豆腐料理がとても美味しかったので、
まねっこしたいと思いました。

でも、だいぶお酒が入ってから寄っているので（酔ってもいるしね）、うろ覚え。
注文するのも彼女任せなので、名前までうろ覚え。
確か『淡雪豆腐』と言っていたような気がするのですが、
自信は全くございません（笑）。

程よく味付けしたお出汁に細かく切ったお豆腐を入れて温め、
そこに揚げ玉を投入してからは時間との勝負です。
卵をふんわり流しいれたら慌てて蓋をして火を止めました。
ほら、揚げ玉が溶けすぎても美味しくないし、硬すぎても駄目でしょう？

ちょっと蒸らしたら小鉢に盛り付け刻みネギを乗せました。
おっ、結構お店の味に近づけてるかも。

メインにはならないけど、
お酒だけじゃなくご飯にも合う感じです。

ただ、今回は木綿豆腐でやったけど、
お店で食べたように絹ごしの方が淡雪という名前にはマッチするようです。
今度は絹ごしでやってみよう。

大人色のバラ

昨日アケビからおすそ分けで貰ってきたバラが、
シックな大人色でとっても素敵。

早速飾ろうと思ったら、
うちにはこういう立派なお花に合う花瓶がないことに気付いちゃった。
そのうちお店に探しに行かなくっちゃ。


台所中をかき回して、
しょうがないからジャムなどの保存容器を代用したのですが、
安っぽくてお恥ずかしい限りです。

今、我が家は実は花がいっぱい。

以前紹介したストックもまだまだ頑張ってるし、
黄色のフリージアもあるんです。
狭い家なので飾る場所に困るくらい。


フリージアはとってもいい香り。
Ｋ子ちゃんからもらって１０日ほど経ったかな？

いただいたときは蕾が多かったのですが、
Ｋ子ちゃんが「これからどんどん咲いて綺麗になりますよー。」と言っていたとおり、
満開になったら本当に華やかです。


こちらも投げ入れしたのですが、
なんだか上手くいきませんでした。
花器のせいじゃなくて、私の腕前のせいだわね。

それでもお花に囲まれていれば、それだけで幸せです。

まあまあかな？

今日は久しぶりにＨ美ちゃんとランチデート。

遅く起きたので待ち合わせの時間に間に合わせようと大慌てで支度をしていたら、
俄かに掻き曇る空。
ボタボタと雪まで降ってきて、あっという間の天気の急変です。
あいつ、雨女だったなー。（今日は雪女だ！）

雪を払って出発したものの
秋田駅に着く頃にはリアウィンドウに雪が覆いかぶさっていました。
「どこへ行く？」「近場にしよう！」と即決。

横金線沿いの『洋風屋だいち』に行くことにしました。
ここは母が前に絵の仲間と行ったとかで大絶賛していたのです。
（母の舌は当てにできないのですが…）

お店の前の駐車場は満車に近い状態で、人気があるようですねー。
女性率９９％でした。

メニューを見たらランチは１０００円台が多いかな？
私たちのランチとしてはお高めの価格設定です。

私は今日のお勧めランチ（９５０円）のボイルチキンのオニオンソースを選びました。
サラダやスープ・ドリンクがセットになっていて、
食べ放題・飲み放題だそうで、
それを考えたら、この値段は高くはないかなと評価を修正しました。
ガストなんかで食べてもサラダをつけたりドリンクバーにしたりすると、
このくらいは取られちゃうからね。

野菜が色鮮やかに盛り付けられていて綺麗。
味は…普通って感じです。
雑穀米にしたんですが、これは美味しかったわ。
（誉めたことになるかしら？）

セルフスタイルにしてはコーヒーは煮詰まってなくて美味しかったし、
プチデザートのブラウニーもＨ美ちゃんとの話のねたになったし、
まあまあ合格としましょうか。


Ｈ美ちゃんが食べたのは茄子のパスタトマトソースでした。


会計の所には桜の花が大らかに生けられていて、
雪の日だっただけに春を先取りできて、
この日一番の感激でした。（逆光で残念！）

ふっくらゼンマイ、何作ろう？

アケビが横手の「あいのの温泉直売所」で買ってきたというゼンマイとワラビ。
ゼンマイは見事なほどふっくらとしているし、
ワラビは取れたてみたいな綺麗な緑色。
物凄く上手な長期保存と戻し方です。
県南の母さんたちに感謝！なのでした。

「作ったらブログで紹介してね。」とプレッシャーもかけられちゃった。



ワラビは千切りしょうがを入れて、お塩でさっと漬けてみました。
色の綺麗さを生かすために出汁醤油はチョビッとだけです。
元々私、春に取れたワラビもサッと塩をかけて食べるのが好きという変わり者なので、
これ美味しかったです。
お醤油よりお塩の方がワラビの風味を味わえると思うんだけど、
賛成してくれる人なんているかなー。

ゼンマイは昔祖母がよく作ってくれた鶏肉の味噌煮（秋田では味噌かやき）。
新玉ネギの甘みと、鶏肉の脂と
そして美味しい地元の味噌が絡まったゼンマイ、最高。

今日もご飯が進んだのでした。