気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

最後のクリーンヒーター

2007-11-29 20:27:02 | yaplogから

この家を建てた時、
居間の暖房は絶対に三菱のクリーンヒーターと決めていました。

実家で使っていた時、
何年経っても故障ゼロのその品質の良さに惚れ惚れしていたからです。

購入して14年、働き続けてくれました。
その間部品交換と分解掃除を1回しただけという頑張り屋だったのですが、
今年の3月に突然止まって、駄目になりました。

秋になって、矢張り今度も買うなら三菱だと決めて電気屋さんに行ったのですが、
暖房機売り場に沢山並んでいるはずのクリーンヒーターはなかなか見つかりませんでした。
お店の人に聞いたら、一番目立たない左下の隅っこに一台だけ置いてありました。
なんと、三菱は暖房機から今年で撤退するのだとか。
今店にあるのが売れたら、もう入って来ないのだというではないですか。

こんなに性能がいいのに、残念でたまりません。
消費者の一人としてはいいものは100年でも作り続けて欲しいのですが、
企業は利益追求のためそうは言っていられないのでしょうね。

故障した時のメンテナンスが心配でしたが、
部品の方はこれからもちゃんと残ると言う説明を聞いて、これに決めました。
音は静かだし、暖かいし、快適です。

今度のは何年持つかしら?
最後のクリーンヒーター、大切に使います。


ザクロ酒を作りました

2007-11-27 21:02:58 | yaplogから

母が老体(本当に彼女が老人なのか疑うようなことがあったばかりですがね)に鞭打って、
高枝切りバサミで取っておいてくれたザクロです。
熟してからの方が美味しいお酒が出来るだろうと、頃合を見計らって収穫してくれました。
感謝!

ぱっくり割れた実から赤い種がこぼれてきています。
なんて綺麗な色でしょう。

一昨日の日曜日、「大切に大切に」と言い聞かせて、実を取り出すこと1時間。
思ったより時間が掛かりました。
台所に立ちっぱなしだったので足もだるいし、
皮の渋が指に染み込んで黄色になってしまいましたが、
なんとか完成です。

レモンの皮は本当は剥かなきゃいけないんだけど、
もう体も集中力も限界だったので、
ザクザク切って入れてしまったのが、
少し気掛かりです。


さて、美味しくなってくれるでしょうか?
3ヶ月後が待ち遠しいよ。


大好き、ラ・フランス

2007-11-25 20:16:58 | yaplogから

先週母から貰ってきた洋梨のラ・フランスを食べました。
食べても美味しいけど、
私は洋梨のこのいびつな形がなんとも言えず好きです。


そしてこちらは、私のお気に入り。
妹が作った洋梨です。
可愛いでしょ?(前にご紹介したことがあったかな?)

右側の黄色と茶色のインド綿の生地は、
若い頃に私が自分で縫った大好きだったスカートの端布です。

スカートはサイズが合わなくなってしまい、
残念ながら手元に残っていないのですが、
今見ても、この手触りと色合いがいいな。


君子雹変

2007-11-24 20:17:26 | yaplogから

今日は朝のうちはいい天気で、
庭の冬支度をした方がいいかななどと考えていたら、
俄かに掻き曇る空、
地響きを立てて鳴り続ける雷、
遂には雹(上の写真で見えますか?)まで降ってきて、
物凄い荒天の一日になってしまいました。

午後には11月の1時間降雨量を更新したと、
さっきニュースで報道していましたが、恐ろしかったですよー。

しょうがないので、ゆっくりGyaOでフランス映画『銀幕のメモワール』を見ました。
ジャンヌ・モロー主演と言うところに惹かれたのですが、
彼女は語り部的な役割でした。
でも、歳をとってもさすがに存在感がありました。
決して美人じゃないのですが、魅力的です。

自らのユダヤ人のとしてのルーツと
人間としての尊厳のために死を選んだ恋人を思い続ける女性の物語なのですが、
現在と過去が複雑に絡み合って、
あらすじは簡単には書けません。

始まったとたんにタイトルが出てきて「Lisa」となっていたのには仰天。
この原題のどこから『銀幕のメモワール』などと言う陳腐な邦題を考えつくんだろう?

そう言いながら、今日の私の日記のタイトル、ちょっとひどすぎますか?

実は、この間書いた『ちりとてちん』なのですが、
脚本がいいと思って何気なく見ていたら、
週ごとに変わるサブタイトルがことわざなどをもじった洒落になっていて、
しかもその週のストーリーにぴったりで、面白いんですよ。

今週はなかなか弟子になることを許してくれなかった草若師匠が
遂にきよみを弟子にするというストーリーで、
サブタイトルは『袖振りあうも師匠の縁』。
上手い!座布団1枚!

脚本は藤本有紀さんと言う方のようですが、
私は今までこの脚本家の存在を知らなかったのです。
視聴率の良かった『花より男子』の脚本を担当した方のようですが、
おこちゃま向けのドラマだと思って見てなかったんだよね。