国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

いきさつ4(最初の手紙)

2015-10-26 | 結婚@NYまで
何にしても匙は、いや賽は投げられました。(意味が逆になってしまう。)2014年3月30日にK君と再会し、やはり別れ際にLindaから託された手紙を受け取りました。

(この日付はスケジュール帳に残っているので間違いありません。なお、私の記憶では「準備はできている」云々の翌年に手紙をもらったことになっているので、そう言ったのは2013年3月ということになります。前述の「心境の変化」をもたらすような出来事が同年の2月に起こっているので辻褄は合う。ところが前にも書いた通り、その年は月末までナミビアに行っていたので、それはあり得ない。2年も経っていたというのは考えにくいし、K君と2013年の違う時期に会っていたという記憶も記録も残っていない。困りました。→追記:改めてジックリ考えてみましたが、手紙を受け取るまで自分が言ったことを完全に忘れていたので、やはり2年前のことだったのかもしれません。)


上はその一部です。(全部貼ったところでどうせ誰も読めないだろうとは思いましたが。)パッと見て「丸文字みたいだな」と思いました(失礼)。それはともかく私には非常に読みづらいものでした。ほとんど大文字で書かれていましたから。

(大文字は小文字と比べると字の大きさの変異が少ない、つまりメリハリがないため何文字も続くと頭が痛くなってきます。ついでながら、インターネット黎明期はメールのやり取りに“ñ”やアクセント記号付き母音が使えず、代わりに "n˜" や "e´" などとアルファベットに続けて「~」や「´」を打つといった手法が一部で使われていたようですが、他に大文字だけを使って書くという方法もありました。メールに限らず大文字については各種記号を省略しても良いという不文律があったからだそうです。それを思い出しました。)

それでも文字は何とか判読できましたが問題は中身。語彙不足のため電子辞書と首っ引きで解読を試みましたが、わからないものはわからない。それでも自己紹介や家族構成が中心だったので半分ぐらいは何とか理解できました。(ただし、その後のメールでは7年前に他界されたお母さんに続いてお父さんも亡くされていたと誤読し、今年の夏にスカイプで挨拶する直前までずっとそう思い込んでいました。我ながらひどい。)そして、文面から書き手の謙虚な人柄が伝わってきたので私は返事を書く気になりました。で、私が最初に送ったメールはといえば・・・・(長いので次回にします。)

ところでLindaは最初なかなか手紙を書く気になれなかったそうです。その理由は彼女の生まれ育ったボリビアでは女性の方から男性にアプローチをかけるのは非常に「はしたない」「慎みがない」とされているから、というのものでした。しかし、従姉妹のAさんに何度も促されて筆を取ったのだとか。この話を聞いて「それほどの勇気を振り絞って書いてくれたのなら向こうが送ってくる限りは返事を出そう」と心に決めたのでした。
Comments (2)
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お知らせ

2015-10-26 | 日記
金曜夜は植物系ゼミの合同飲み会でした。サプライズ的に私の院生(男)が作ってくれたケーキが運び込まれたので、私が卒業研究の指導をしている4回生(男)と一緒にカットしました。(食べられる前に撮っとくんだった。)

また同じグループの先生方からお祝いの品をいただきました。フランス製の鍋ですが厚手で加熱も保温も良さそうです。私はこういうことにはまるで疎いのですが、聞いたところでは結婚祝いの定番だとか。この場を借りてお礼申し上げます。


その晩は職場に泊まったので、昨日の土曜日は朝から自転車遠乗りに出かけるつもりでした。が、ボリビアへ帰る途中のLindaからの呼び出しを待つため自室に留まることにしました。その間手持ちぶさたなので本ブログの原稿を書き始めたのですが、思いのほか筆が進み、気が付いたら「いきさつ」の14まで(婚約まで)が出来上がってしまいました。そうなると週に一度というチンタラペースの更新では全部上げる前にボリビア行きの日を迎えてしまう恐れが出てきました。そこでとりあえずは「過去」の更新を週2~3度にするつもりですが、婚約以降の分量がどのくらいになるのかは今のところ予測が付きませんので、もしかするとさらにペースを上げるかもしれません。(さすがに毎日というのはないと思っていますが。)
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連鎖反応?

2015-10-26 | 日記
(下の写真を掲載するにあたってはちゃんと許可を得ていることをまず申し添えておきます。)

一昨日土曜日の晩に長浜ユネスコ日本語教室が行われている国際交流ハウスの前で撮りました。スペイン語の会話が聞こえてきたのでどこから来たのか尋ねてみたらみんなボリビア人でした。19時まで子供関係のイベントをしていたそうです。

それはさておき、この日の朝方に教室のメーリングリストから来週開催の講師会議の案内が来たので、私はこの際ということで(いつまでも黙っていても仕方ないと考えて)結婚の報告を書いて送信しました。(何度も書いているように当初の予定は来年早々でしたから、周囲にはXデーが1ヶ月を切ったところで知らせるつもりでした。ところが、3ヶ月前倒しのドタバタ挙式になったため大部分の職場関係者や知人には事後報告となりました。)

しばらくして代表のAさんから返信がありましたが、同じ土曜クラスのベテラン講師Sさん(男性)も今月結婚されていたとのことでちょっと驚きました。(毎週会っているのにお互い何も言いませんでした。)

実は職場でも似たような状況が起こっています。先月中旬には隣の部屋のI先生が間もなく結婚されることを披露宴に出席予定の先生から偶然聞きました。また、1回生向け少人数授業で一緒だった別のI先生に「実は先月例のボリビア人の女性(注)と結婚しまして」と報告したところ、「実は私もこの前入籍したばかりで来月挙式の予定です」と返されてビックリ。(注:そちらのI先生はブラジルに長期滞在した経験をお持ちでポルトガル語が堪能です。それで、Lindaがスカイプを通してゲスト出演してくれた時に会話も少ししてもらいました。)どうも私の知らないところでいろいろと物事が進んでいたようです。というより他人事には徹頭徹尾無関心な人間ですからね。

何にしてもこういうのは無意識的に伝染するものなんでしょうか? とくに職場の方は学科教員の1/3を未婚者が占めるという状況がしばらく続いていたのですが、1年足らずの間に4人が寝返ってしまいました。めでたいことなので(負の連鎖ではないので)別に構わないのですが不思議な気がします。
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迂闊だったか

2015-10-26 | 日記

ちょっと大きな荷物が届きました。中はこれです↓

ネットオークション経由で入手した中古マウンテンバイクですが、先代と同じプジョー(仏)です。商品ページの写真を見るとタイヤがほとんど減っていないようなので入札に踏み切りましたが、実際その通りでした。(サドルはボロボロと書かれていましたがカバーを付ければ問題ありません。)名門メーカーのフルサスペンション(前と後ろに緩衝装置付き)なのに格安で送料の方が安かったくらいです。(なお、どういう訳かハードテイル (サスペンションなし) のカテゴリで出品されていました。)ただし、前後のフェンダー(泥よけ)とスタンドが付いていないので、その分だけ出費はかかります。

実は私のではなくてLindaが乗るために買いました。別のブログで「自転車の遠乗りは今年限りかもしれない」などと書きましたが、できたら一緒に出かけてみたいと考えたので。(もちろん、いきなり琵琶湖一周とか県境峠越えのようなハードなツーリングに連れて行くつもりはありません。)しかしながら実物を見ると誤算がいくつかありました。

彼女のサイズ(身長150cm)を考えればSサイズにすべきだったのでしょうが、これはMサイズ。それでも何とかなるだろうと甘く考えていたのですが、サドルを目いっぱい下げても両足を同時に地に付けるのは無理っぽい。さらにサスペンションの分だけ重くなっており女性にはキツいかも。

私が今乗っている(S'TERRA JET 7700)も出してきました。こちらのサドルはもう少し低くまで下げられますが、Lサイズということでフレームが大きく、サドルからハンドルまでが長いため今度は手が届かない恐れが。どうしよう?

ということで、最終的にはLindaが試乗した上で決めてもらうつもりですが、ダメだったら私の予備車になります。
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