源氏物語、日本語の現代語訳をされたのは、
与謝野晶子、谷崎潤一郎、円地文子、瀬戸内寂聴の面々。
英語訳は、ドナルド・キーン。
日本の古典文学の最高峰と言われ、海外でも高い評価を得ている。そのごく一部が古典の教科書に採録されているので、一度は目にした方は多い。しかし、全編となると、読破された方は僅かだろう。
仔細に読めば、紫式部の学識の高さには驚かされる。日本人なら一度は通読する必要があると若い頃から漠然と感じていた。
最近になって、灘高校の元教頭の橋本武さんが現代語訳せれていたことを知り、早速注文した。
上中下の3巻構成で、大判で読み易い。余分な脚注なども無く、サクサクと読み進められる。
注文は、灘中高のホームページからできます。
尚、橋本武先生は101歳で他界されました。
先生の遺徳を感じつつ、拝読させて頂いております。
一家に一冊、是非備えたい。