昭和41年から現在まで多くの読者に親しまれた「頭の体操」シリーズの著者、多湖輝が亡くなった。90歳。大人から子どもまで、多湖さんのレトリックに富む問題に頭を刺激された。そうしたクイズを鮮やかに解く、少年少女はもてはやされた。筆者もその一人だった。一言で言って、多湖さんの著作のおかげで日本人は大いに機知に富む人種となったのではなかろうか。人食いワニとの「渡し」の問題もたしか多湖さんの本で見た記憶である。日本人の創造性が枯渇したのでは無いかという危惧の中、多湖さんの死は象徴的だ。第2、第3の多湖さんが現れない限り、日本の再生はあり得ないかも知れない。ソニー、シャープの不振の根っこは、このあたりに有りそうだ。
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