情報処理関連では、デジタル・ディバイドという言葉がある。情報格差とほぼ等しい意味で使用されるケースが多い。最初に使用したのは、クリントン元大統領時代の副大統領アール・ゴアであるといわれる。(1995年当時)ゴアといえば、「情報ハイウェー構想」を華々しく提唱した副大統領であった。
もう少し詳しく述べよう。
デジタル・ディバイドとは、ICTに触れられる環境にあるかないかが、収入の多寡、学歴の高低に大きく影響するというものであり、個人的レベルから国家的レベルまでに共通して言えることである。
例えば、現在では放送大学などは、スマホで授業が受けられる環境にある。いつでもどこでも、大学の授業がスマホで受けられる、「ポケット・イン・大学」時代が始まったといえる。バスを待つ間、地下鉄に乗っている間に、音楽を聴く感覚で、大学の授業が受けられる便利な時代になったものです。
学習環境を手軽に携帯できる時代に、あなたはどう対応しますか?デジタル・デバイドをしっかり理解して、上手に波乗りしてください。