一昨日、伊勢神宮では恒例祭典の一つ、神御衣祭(かんみそさい)が行われた。
俗に言う神さまの衣替えで、毎年5月と10月に絹織物、麻織物(神さまにもよそ行きと普段着があるんだね)の2種の神御衣を内宮に奉る。
今回祭主を司ったのは、天皇陛下のご長女の黒田清子さん。4月26日に臨時神宮祭主に就任されてから初の祭事となる。白衣に朱色の袴姿が鮮やかで初々しい。(残念ながら、写真はまだアップ出来ない)
伊勢神宮では、年間なんと千数百回ものお祭りが行われている。
五大祭(神嘗祭、6月と12月の月次祭、祈年祭、新嘗祭)と呼ばれる重要なものから、日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうのおおみけさい)といって毎日朝夕に神々に食物をお供えするお祭もある。このような細やかなご奉仕も全てはご神徳を称え感謝することで、国の安泰と民の幸福を願っているのだ。
神々に対する恐れと感謝の気持ち。
本来持っていたはずなのに、僕たちはいつからそれを見失ってしまったのか・・
俗に言う神さまの衣替えで、毎年5月と10月に絹織物、麻織物(神さまにもよそ行きと普段着があるんだね)の2種の神御衣を内宮に奉る。
今回祭主を司ったのは、天皇陛下のご長女の黒田清子さん。4月26日に臨時神宮祭主に就任されてから初の祭事となる。白衣に朱色の袴姿が鮮やかで初々しい。(残念ながら、写真はまだアップ出来ない)
伊勢神宮では、年間なんと千数百回ものお祭りが行われている。
五大祭(神嘗祭、6月と12月の月次祭、祈年祭、新嘗祭)と呼ばれる重要なものから、日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうのおおみけさい)といって毎日朝夕に神々に食物をお供えするお祭もある。このような細やかなご奉仕も全てはご神徳を称え感謝することで、国の安泰と民の幸福を願っているのだ。
神々に対する恐れと感謝の気持ち。
本来持っていたはずなのに、僕たちはいつからそれを見失ってしまったのか・・
コメントをありがとうございました。
僕たち日本人が神仏に祈るのは、自然と調和する為だと思います。僕たちの祖先は森羅万象に霊が宿ると考え、八百万の神々として祈りを捧げてきました。その畏れ敬う気持ちが無ければ、科学がどんなに発達しようとも、むしろそれによって人々は傲慢になり、いずれは滅び行くのではと感じるのです。
だから僕は微力ながらも写真を通して、古来の神事が象徴、或は内包するものを正しく伝えたいと思っています。
7年前に撮影した『天狗の棲む山』の舞台である藏持山も現在は修験道が禁止されたと聞いています。その理由の一つが、お行で使う火で山火事を起こす恐れがあるというものです。このように物事を即物的にしか捉えることが出来ない人達によって、素晴らしい日本の精神文化が失われて行くのでしょう。
ただ、一方では原賀様のようにそれを守ろうと尽力される人達もいます。一人一人の力は小さいですが、皆の意識が少しずつでも変わって行き、もう一度、古より受け継がれてきた“祈り”の真意に気付いてもらえればと願っています。
美術を教えておられるのは素敵なことですね。十代の多感な時期に原賀様のような先生と出会えるのは素晴らしいことだと思います。将来、精神的にも豊かな国になるように、生徒さんには良いものを沢山吸収して貰いたいですね。
僕も負けずに頑張ります。
すばらしい写真撮り続けてください。また修験のことでいつかお話聞けたらと思いました。