おれは、土門拳になる。第2章 写真家増浦行仁公式ブログ

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志を追い続けた増浦が「夢を追う」こととは何かを本音で語る。

『神の宮』の作品がチェルヌスキ美術館(Paris)のコレクションになる

2022年01月26日 | お知らせ

大変ご無沙汰しております。

コロナウイルスの第6波は勢いを増すばかりで不安な日々が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は海外に出ることも叶わず、国内で鬱々としております。

とはいえ、一昨年に立ち上げたラボではプラチナプリントの制作に勤しみ、試行錯誤を繰り返しながらもいくつか完璧と思える作品を仕上げることが出来ました。プラチナプリントは非常に繊細な技術が必要で日々葛藤の毎日です。

そんな中、とても嬉しいニュースがパリから届きました。世界的にコロナ禍がひどくなる前の2020年2月にチェルヌスキ美術館に寄贈した『神の宮』の作品15点が、フランス政府に認められ、正式に同美術館のコレクションとなったのです。そのお披露目として2021年9月14日から12月12日の日程で特別展が開催されたとのことです。僕は残念ながらコロナの影響で訪仏出来ませんでしたが、とても好評だったそうです。美術館のサイトにも掲載されたので下記にご案内します。

 https://www.cernuschi.paris.fr/fr/expositions/masuura-yukihito-les-sanctuaires-des-divinites

 

今後も機会ある毎に同館等にて紹介(展示)して頂けるとのことです。早くコロナが明けて僕も美術館に架けられている作品を見たいです。

因みにチェルヌスキ美術館はアジア美術・工芸を網羅するフランス最大のギメ美術館に次ぐ東洋美術の宝庫と言われています。詳しくは下記のサイトをご覧ください。

https://www.cernuschi.paris.fr/ja/aziamei-shu-guan

 

公立の為、パリ市とフランス政府から作品の価値を認められなければコレクションには加えて貰えません。今回のことは非常に嬉しく光栄です。これも偏に僕の活動を支えてくださった皆様のおかげです。ありがとうございます。

寄贈作品『神の宮』より
伊勢神宮「第62回神宮式年遷宮」
御神楽 御饌【内宮】

 

出雲大社「平成の大遷宮」
拝殿の大注連縄



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