昨日、久しぶりに出雲大社で撮影をしてきた。
今回は雨。何度も訪れているが撮影時に雨が降ったのは初めてだ。
現在、出雲大社では、4年後の『平成の大遷宮』に向けて御本殿のお屋根を修造中だ。八足門から御本殿に入り、いきなり目の前に飛び込んできたのは小さなクレーンだった。かなりシュールな場景に一瞬眼を疑う。よく見ればいつもは奇麗に敷き詰められている玉砂利が取り除かれ、代わりに鉄板が置かれていた。
出雲大社では、凡そ60年〜70年の周期で遷宮が行われる。前回は1953年、その前は1881年に行われた。御本殿の高さは24メートルとのことだが、クレーンなど無かった時代にはさぞ大変だったろう。
現在の国宝である御本殿は1744年に造営されたものだが、古代出雲大社の御本殿は、高さ約48メートルもあったと言われている。あまりに高大な為、御神殿は幾度となく倒れたそうだが、それでも当時の人々は「大國主大神様(大国様)」のお住まいだからと、どんな厳しい時代でも御遷宮御造営を継承して来た。出雲では倒壊や老朽化に伴い、その都度で遷宮が行われ、今迄に25回の記録が残っている。
古来日本は神の国であり、森羅万象に神々が宿ると言われて来た。人々はそれを崇め奉り、信仰は心の奥に根付き道徳の基準になっていたと思う。
僕は宗教家では無いけれど、神を畏れ敬う心は現代でも人間として至極大切なことではないだろうか・・・と、近頃特にそう思う。
今回は雨。何度も訪れているが撮影時に雨が降ったのは初めてだ。
現在、出雲大社では、4年後の『平成の大遷宮』に向けて御本殿のお屋根を修造中だ。八足門から御本殿に入り、いきなり目の前に飛び込んできたのは小さなクレーンだった。かなりシュールな場景に一瞬眼を疑う。よく見ればいつもは奇麗に敷き詰められている玉砂利が取り除かれ、代わりに鉄板が置かれていた。
出雲大社では、凡そ60年〜70年の周期で遷宮が行われる。前回は1953年、その前は1881年に行われた。御本殿の高さは24メートルとのことだが、クレーンなど無かった時代にはさぞ大変だったろう。
現在の国宝である御本殿は1744年に造営されたものだが、古代出雲大社の御本殿は、高さ約48メートルもあったと言われている。あまりに高大な為、御神殿は幾度となく倒れたそうだが、それでも当時の人々は「大國主大神様(大国様)」のお住まいだからと、どんな厳しい時代でも御遷宮御造営を継承して来た。出雲では倒壊や老朽化に伴い、その都度で遷宮が行われ、今迄に25回の記録が残っている。
古来日本は神の国であり、森羅万象に神々が宿ると言われて来た。人々はそれを崇め奉り、信仰は心の奥に根付き道徳の基準になっていたと思う。
僕は宗教家では無いけれど、神を畏れ敬う心は現代でも人間として至極大切なことではないだろうか・・・と、近頃特にそう思う。