おれは、土門拳になる。第2章 写真家増浦行仁公式ブログ

写真家<増浦行仁>のオフィシャルブログ。
志を追い続けた増浦が「夢を追う」こととは何かを本音で語る。

事後報告

2016年06月29日 | 日記--感じたことなど
おかげさまで、三重県立美術館で開催されていた「神の宮」写真展も好評のうちに終了した。今回は伊勢志摩サミット開催記念ということで、先の古代出雲歴史博物館での写真展と期間が少し重なり、準備が大変だった。でも、そのかいあって、どちらも素晴らしい写真展になったと自負している。来場者も出雲では2万人近く、三重でも予想を上回る人数だった。開催にご尽力頂いた全ての皆様に心より感謝申し上げる。伊勢神宮の第62回神宮式年遷宮と出雲大社の平成の大遷宮の写真展が、それぞれのお膝元で開かれたことは、意義深く感慨深いものだ。そのうえ、「平成の大遷宮」の作品60点は出雲大社に奉納させて頂いた。




「神の宮」は、出雲大社と共に何年もの時をわたり、将来世代に継承されることになる。非常にありがたいことだ。未来の人々にも遷宮の真意が伝わることを願う。(人工知能ロボットには無理かもしれないが・・・)
写真展だけでなく、先月、東京大学出版会から念願の「神の宮」写真作品集が出版された。伊勢神宮編と出雲大社編の2冊揃えの立派な写真集だ。全て同時進行であった為、尋常でない忙しさで、ブログでの報告が遅くなってしまった。
最後にもう一つ。伊勢志摩サミットの記念品の一つとして、各参加国の元首に「神の宮」の作品が贈られた。とても光栄なことだが、いずれはG7の全ての国で「神の宮」展を開催し、真の世々代々にわたる公共幸福文化として遷宮の真意を共有したいと思っている。目標は大きい。

さて、僕は休む暇もなく次のプロジェクトに向けてロケが続いている。そして僕の人生も続いて行く。だろう。