軍艦島へ行って来た。

資料によると軍艦島(正しくは端島)は、長崎市（旧高島町）にある島で、かつては海底炭鉱によって栄え東京以上の人口密度を有していた。閉山とともに島民が島を離れ、以来、約40年間無人島となっている。最盛期には、この小さな島に5,267人が暮らしたとある。



1916年（大正5年）には日本で最初の鉄筋コンクリート造の集合住宅「30号棟」が建設された。それに伴い、当時長崎造船所で建造中だった戦艦「土佐」に似ているとして「軍艦島」と呼ばれるようになったようだ。
平成21年1月5日に、「九州・山口の近代化産業遺産群」の構成資産の一つとして世界遺産暫定リストに掲載され注目されている。

現地の人の話をうかがった中で、とても印象に残っていることがある。
最新の設備の住宅や病院をはじめ遊興施設、寺や神社まであらゆるものが創られたが、火葬場と墓だけは無かったというのだ。
これは、当初からこの島が永くは続かないということが分かっていたということだと思う。永続的発展を考えるのではなく、「今ここだけ」の目的に邁進した結果がこの島の廃墟化した姿だと思う。

Flowers 完売御礼！！

この前の「母の日」に合わせて、株式会社プレスマンが企画したフラワーズの特別エディションは、好評の内に完売しました。
ありがとうございました。

森本さんとの縁をつないだ友人

前回、カンボジアから森本さんをお迎えして講演していただいたことを書いた。
今日は、森本さんとの縁をつないでくれた友人の話をしよう。

彼は、フロムファーイーストという株式会社の社長で、阪口君という。「神の宮共働態」実行委員でもある。昨年の12月にアンコールワットを見に行こうと誘ってくれて、数人の仲間とともにカンボジアに行った。そこで、森本さんを紹介してくれたのだ。

坂口ちゃん（僕は親しみを込めてこう呼んでいる）の会社は“心の幸せ、体の幸せを日本から世界へ”という理念で、「みんなでみらいを」というノンキャリーオーバーの完全無添加の製品を開発、販売している。主にウイッグやエクステなどを取り扱っているが、将来世代の幸福の為にと、新しい分野に取り組んだのだ。今は完全無添加のヘアカラーにも挑戦している。特に白髪染めが一番難しいらしいが、市販のものには有害物質が沢山含まれているということで、なんとかしようと、日々尽力しているのだ。



食品や洗剤等で無添加という言葉はよく見かけるけれど、薬事法の規制を逆手にとった表現が多いという。原料自体に含まれている残留成分の表示はしなくていいし、指定された化学物質を除外すれば○○無添加と表示できたりするという事らしい。要は100％無添加ではなくても、無添加という表現が出来るという事なのだ。

坂口ちゃんがヘアカラーのために協力を仰いだのが染織家の森本さんさんだった。彼のオーガニックな染色技術を応用して100％無添加のヘアカラーを開発しようとしているのである。

僕は、森本さんの生き様に感動し、是非VAGRIEの顧客の皆様やスタッフにも知ってもらいたく、前回の講演を依頼したという訳なのだ。

原料からすべて100％無添加のものを作るのは、とても大変だ。興味のある方は、下記のサイトを覗いてほしい。

ノンキャリーオーバー　100％無添加シャンプー
http://minnademiraio.net/lp/minna-shampoo/sp/

コズミックウォーター
http://minnademiraio.net/lp/cosmicwater/sp/

僕たちの生活に本当に必要なものは全て地球が用意してくれていると思う。僕たちは、それを必要な分だけ使わせて頂き、使った分だけまた返さなければならない。
みんなでみらいを。

今回も事後報告になります。

昨日、VAGRIÉにてカンボジアから森本喜久男さんを招いて講演をしていただいた。
多くの方に来場をいただいたのだが、皆さん森本さんの面白くて、感動的で、有意義なお話に心酔していた様子。
森本さん、本当にありがとうございました。



情熱をもってクメールの伝統織物の再生と復興に取り組んでおられるその姿勢には、本当に感服します。
6月には、またカンボジアの方へおうかがいしますので、よろしくお願いします。