ローマの休日

生まれてはじめて、休暇をとった。
肉体的にも精神的にもかなりまいっていたので、5日間ほどローマの休日を楽しんだ。
まったく仕事の絡みがない休暇というのは、本当に初めてだ。

休暇と言ってもライカは携えている。
フォロ・ロマーノ（ローマ市民の広場）を散歩しながら、シャッターを切った。

フォロ・ロマーナは古代ローマの政治・経済・文化の中心で多くの神殿や元老院などの建造物が発掘されている遺跡だ。
2000年以上前のローマの彫刻や装飾を見ていると、本当に時が経つのを忘れてしまう。

 

2000年後、この星はどんな風になっているのだろう？
戦争や紛争はなくなっているだろうか？
人々は幸せに暮らしているのだろうか？
もしかして宇宙に移住しているのだろうか？
そもそも、僕たち人類は存続しているのだろうか？

東京ライカギャラリーで「神の宮」展

オフィスからのお知らせです。

下記の要項で東京ライカギャラリーでの

「神の宮」写真展が決定しました。

----------------------------------------------------------------

神の宮 伊勢神宮・出雲大社 奇跡の両遷宮

By yukihito MASUURA

増浦行仁 写真展 2014.7.18（Fri.） –10.19（Sun.） 11:00 – 19:00

ライカギャラリー東京 Leica Gallery Tokyo

月曜日定休 Closed on Mondays 入場無料 Admission free

-------------------------------------------------------------------

大きい画像はこちらから。

幣立（へいたて）神宮について

幣立神宮は"九州のへそ（中心）"と呼ばれる蘇陽町にあり、お宮は小高い森の上に鎮まっている。
この幣立の森は、縄文の太古から生き続けているような大木が鬱蒼と茂り、おごそかな神域の雰囲気につつまれている。



日本最古の神社といわれ、一説には一万五千年の歴史を持つとも。
高天原神話発祥の地として、ここに天孫がご降臨されたとき、この地に幣を立て、天の神を奉った事が、「幣立神宮（幣立神社）」のはじまりとされている。ちかくにある高千穂神社や天岩戸神社の関連などを考えるのも興味深い。

もう一つ、古代から続いているのが五色神祭で、世界の人類を大きく五色（赤、白、黄、黒、青）に大別し、その代表の神々を祈り、地球の安泰と人類の弥栄、世界の平和を祈る儀式。世界の人類を示す「五色の面」が納められているそうだ。この祭典に世界中から多くの人々が集まってくるという。



このように、弊立神宮には人智では計ることのできない事象がいろいろとあるようだ。ただ、この幣立の森のなかに身を置くと、阿蘇の大自然に抱かれているという実感が体にしみ込み、心が癒されるのは確かだ。