おれは、土門拳になる。第2章 写真家増浦行仁公式ブログ

写真家<増浦行仁>のオフィシャルブログ。
志を追い続けた増浦が「夢を追う」こととは何かを本音で語る。

地球システム・倫理学会の研究例会に出席

2014年12月25日 | 日記--感じたことなど
12月20日(土)に東京新宿のアイランドタワーで開催された地球システム・倫理学会の研究例会に出席してきた。

今回は「原発・原子力利用をどう考えるか」をテーマに、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章先生と地球システム・倫理学会の後藤敏彦常任理事との「対論」だった。



「神の宮共働態」の名誉顧問をお願いしている服部英二先生が、この地球システム・倫理学会の会長をされている。
このままでは、将来世代にいまの地球環境を残せないという危機感のもと、地球の存続のために目指す所はみな一緒だと思う。

詳しくはこちらから


 http://www.jasgse.com/

出雲大社 神迎祭(かみむかえさい)のこと

2014年12月19日 | 日記--感じたことなど
旧暦の10月は、全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲の国に集まる月だ。
他の土地では神様がお留守になるので神無月と言うが、出雲では神在月と呼んでいる。

神々が集う出雲の各神社では「神迎祭」に始まり、「神在祭(かみありさい)」そして、全国に神々をお見送りする「神等去出祭(からさでさい)」が行われる。

出雲では、「神議り(かむはかり)」が行われ、人々のご縁を結んだり、人生諸般のことが決められる。
出雲の人々は八百万の神が居られる間、神々のお邪魔をしないように出来るだけ静かに過ごすらしい。

今年も神の宮共働態の有志と神迎祭(今年は12月1日)に出かけたのだが、今年初めての強い寒気団が日本を襲い日本海側は大荒れの天気に・・。
国譲り神話の舞台でもある稲佐の浜で、神々をお迎えする神迎神事(かみむかえしんじ)が行われるはずだったが、あまりの強風と雨のため中止になった。と言うか、砂浜が波に覆われてしまったのだ。

下の写真は、去年の神迎神事の様子。



そんな訳で、稲佐の浜の近くにある「上の宮(かみのみや)」で神迎神事が行われた。

神迎祭は、龍蛇神が八百万の神を出雲大社迄導かれるので毎年雨が降るのだが、
今年は、すこぶる荒ぶる神々がお越しになっているようだ。
世界中の風神雷神が集まったかのような凄まじさだった。





上の写真は、当日の出雲の空と稲佐の浜の様子。
世相を反映したような神々の世界・・・

僕たちに“早く気付きない”と警告されているのだろうか。

京都フォーラム発足25周年記念大会

2014年12月12日 | 日記--感じたことなど
少し前の事になるが、11月30日(日)に、大阪国際会議場 5Fメインホールにて京都フォーラムの25周年記念共働実学研究会が「新しい学と行の誕生に向けて」というテーマで盛大に開催された。

大勢の来場者の前で、私も塾頭の一人として「神の宮共働態」のことを発表させていただいた。






京都フォーラムのホームページはこちらから
http://www.kyotoforum.jp/kyotoforum/home.cfm

須佐神社の新嘗祭

2014年12月05日 | 日記--感じたことなど
先日の23日、出雲大社の正式参拝の案内で出雲に行った時、たまたま須佐神社で行われていた新嘗祭を見る事ができた。
この季節はどこの神社でも、その年の五穀豊穣を神前に報告し、お祝いするお祭りが行われる。







ここ須佐神社では大鍋で炊かれた大根が参拝者に振る舞われた。
話を聞くと、大根鍋といって約2500食が用意されたそうだ。
地元の社中によるお神楽も上演されていた。日本の秋祭りの原形がここにあるように思う。
※「社中」はもともと神楽などを伝承する集団の名乗りです。