メタボライカの侵略

今年、ライカ社が銀塩のカメラの製造停止を発表した。
僕は、そのことをカメラ雑誌で知った。凄いショックだった。遂にライカまでもが完全にデジタル化するのか！と・・・

悲しいかなそんな僕も時流には逆らえなかった。
カメラショップの店頭からフィルムが消え、印画紙が消え、暗室用品が消え・・・と。
結局実用でライカを使っていた僕にとっては、そのままアナログの機材を使い続けるには非常に難しい環境になったのである。
暗室のフォコマート達も出番がないまま、ひっそりと悲しげだ。

当初、僕のカメラ防湿庫にはM型ライカ（M６）のブラックボディ、シルバーボディがズラッと並んでいた。どれも撮影で使用しているものである。
ところが、３年前にメタボ１号（M8）が左の一角に割り込んで来た。
そして先日、メタボ２号（M９）の３台目がやって来た。遂に僕の防湿庫もアナログのM型ライカとデジタルのメタボライカがスペースを二分することになったのだ。

ところがこのメタボ２号達と僕の相性が非常に良いのである。（メタボ同士だからではない）相性の良し悪しは手に取った瞬間に解る。
僕にとっては現在最高のカメラだ。来週のロケが楽しみである。

■ライカカメラジャパン株式会社
http://www.leica-camera.co.jp/

■製品情報
http://www.leica-camera.co.jp/photography/m_system/m9/

残暑お見舞い申し上げます。

苦手な梅雨が明けたと思ったら、いきなりの猛暑。
今年の夏は異常だ・・と、ここ数年異常気象が当たり前のようになって来た。
そのうち異常が正常になり、正常が異常になったりするんだろうか。
人は自然界の生物だから、自然が狂うと僕たちもおかしくなる。
実際、世の中は常識を超えた悲惨な事件で溢れている。
僕は最近テレビのニュースを見なくなった。
“臭い物には蓋”は良くないが、これ見よがしにまき散らすのもどうかと思う。

さて、あまりの暑さのせいで、ついつい愚痴っぽくなってしまった。
前回のブログ更新からすでに４ヶ月も経ってしまい、深く反省している。
最近は、国内の移動が多く、東は仙台から西は九州までと飛び回っているので、僕のライフワークである『平成の古寺巡礼』の撮影が進まず、ちょっと辛い。　
またビジネスでは医療関係の方々とお会いする機会が増えた。そんな中、「大阪府保険医協同組合」が毎年開催している“協同組合まつり”の特別企画として僕のミケランジェロ作品集『GENESIS』展が決定した。詳細は下記のアドレスをご参照いただければと思うが、日程は、10月９日（土）、10日（日）の２日間、場所は、マイドームおおさか。入場出来るのは、医療関係者に限定されているが、コンサートやいろいろな催しもあって、毎年盛況らしい。
このブログをご覧頂いている医療関係の皆様、是非写真展にもお立ち寄りください。
それでは、熱中症にはご注意を。水分＆塩分補給をお忘れなく。




●大阪府保険医協同組合／『GENESIS』展
http://e-mdc.jp/etc/33th-festa-photo.html