おれは、土門拳になる。第2章 写真家増浦行仁公式ブログ

写真家<増浦行仁>のオフィシャルブログ。
志を追い続けた増浦が「夢を追う」こととは何かを本音で語る。

パリでの1枚

2015年07月27日 | 日記--感じたことなど
先週末にパリから帰国した。
どうしても外せない用事があって現地3日のややハードな
スケジュール。

いつものように、空いた時間でライカと散歩。
その時のお気に入りの1枚がコレ。



帰りのフライトでつくづくと思った。
やはり、パリは遠い。

僕も50歳をすぎて、長いフライトが苦痛になってきたようだ・・。

職人魂に感激、そして感謝!

2015年07月17日 | 日記--感じたことなど
下の1枚目の写真を見て欲しい。
今使っている撮影機材だ。すべてゼロハリバートンで内装はカメラのコンポーネントにあわせて別注になっている。
撮影によって使い分けるため、これだけの数が必要になった。



今回は右奥の黒いバッグに注目して欲しい。
最近従事している奈良の国宝の撮影は、自然光だけで撮影するため光をカットするデフューザーとスタンドを持っていく必要がある。
いくつかのメーカーのスタンドケースを試したのだが、すぐに壊れたり、使い勝手が悪かったりと悩んでいた。

そんな事を、豊岡にいる友人に相談したら、オリジナルで作っていただける事になった。
簡単でいいので、指定したサイズと耐久性があるものをとお願いした。

しばらくして、豊岡に行ったおり、春名さんという職人の方から、出来上がったものを直接手渡していただいた。
僕の事務所のテーマカラーである黒と赤でコーディネイトされている。
外は黒だが、内側は赤で、革の部分には事務所のマークが刻印されている。
おまけに、ボタンは漆塗りときている。
聞けば、ホームページで僕の事を知り、春名さんの職人魂に火がついたとか。
採算度外視で納得のいくものを作っていただいたとの事。





今までも、オリジナルで作ってもらったバッグやケースなど幾つもあるが、今回ほどビックリし、感激した事はなかった。

本当に、素敵なケースありがとうございました

はじめてのグアムは雨模様・・

2015年07月08日 | 日記--感じたことなど
常夏の島グアム、燦々とふりそそぐ太陽、白い砂浜と蒼い海をイメージして行ったのだが、残念な事に台風の影響で滞在期間中はひどい雨模様。





いつものようにライカを持って行ったものの、ホテルから出る事なく、今回はあまり活躍の場はなかった。
おかげで、ほんとうに久しぶりに何もせずにゆったりと過ごす事ができたので、
雨もまたよしとしよう。すべては、天の采配と感謝。


奈良の大安寺

2015年07月01日 | 日記--感じたことなど
昨日、奈良の大安寺にお邪魔した。
前回お邪魔してから、何と6年ぶりの訪問になってしまったが、
ご住職は快く迎えてくださり、観光客の合間をぬってお堂を開けて下さった。
本当に、感謝。



写真は梶(かじ)の葉。

梶の木は平安の時代から神聖な木とされ、神社やお寺の境内に植えられることが多く、祭事に用いられたり、供え物の敷物に使われたりしている。
平安時代、七夕の願い事は、短冊ではなく梶の葉の裏に書いたそうだ。梶の葉は、「天の川へ渡る船の楫(かじ)となって願いが叶えられる」と信じられていたのだとか・・。

大安寺でも、七夕には梶の葉の裏に願い事を書いて加持されるそうだ。