

朝食の後、ホテル・シュピーネから
ホテル・ベルベデーレに荷物を運んでもらい、
ここでチェックインをした後、
ユングフラウヨッホに向かった。
6年前、夫と二人、このホテルで一週間ほど宿泊した時に、
気になることがあり、引き上げる時に、
夫がメッセージを残したことから、
オーナーとメールで私信を交わすことになった。
一昨年、阪急ツーリストにこの宿の予約を頼んだら、
かなり高い値段で、取れないという返事だったので、
直接、オーナーに事情を説明して、
学生のために大幅な値引きをしていただいた。
もちろん、マージンもなし。

今回もまたお願いをしたのだが、
予約が満杯で、オーナー自ら他のホテルに
格安で頼んで下さったのだ。

スイス・エクセレンス・ベルヴェデーレ ☆☆☆☆

さて、我々一行は、グリンデルワルト駅から電車に乗り、

約35分後、クライネシャディックで登山電車に乗り換え、
Top of Europe(ヨーロッパの屋根)と呼ばれる、
ユングフラウヨッホに向かった。

アイガーの岩盤を削り、くり貫いて造られた長いトンネル内を
高度を上げて進み、途中、アイガーグレッチャー、アイガーヴァント、
アイスメーアの3駅に止まる。
行程の75%がトンネルの中だという。

アイガー、岩山の中に造られた駅

アイスメーア駅、海抜3,160m
5分の停車時間に、急いで窓の外に見える氷河を眺めに行き、
記念撮影。その美しさに歓声が上がる。

ヨーロッパ最高峰の鉄道駅、ユングフラウヨッホ駅のロビーに出て
右手の氷の迷路を進むと「氷の宮殿」があり、
毎年、飾ってある彫刻は変化しているようだ。
確か、一昨年はお相撲さんの氷像があったのだが・・・今年はない。


左手に進むと、絶景が広がるスフィンクス展望台、
夏スキーのゲレンデに出るとユングフラウの雄姿が望まれる。
一昨年は猛吹雪、今年は雪が解けるほどの暖かさ・・・


たっぷりと雪山を楽しんだ後、また登山電車で、
先ほどのクライネシャディックに戻り、
見晴らしの良い山小屋で昼食をとった。
日本語の挨拶で迎えてくれたサングラスの女性が、
多分自分で育てたであろうエーデルワイスを、
数輪、私達に下さった。
「2年前にもここでお食事をしたの。・・」
この言葉が効いたのかもしれない。



ゆったりとした時間を過ごした後、
アイガーやその横腹を走る登山電車を見ながら歩いて下山。


大きなカウベルを首に付けられた牛さんたちにもご挨拶!

今日もすばらしい一日だった・・・・また、明日も・・・

こんなのでよろしゅうおますか?
4度目で初めてトンネルの中の駅に名前があるのを知りました。
他の人が1度で済むことを、何回しても覚えられない・・・
娘が「お母さんには、同じ事を何度話しても、初めてのように驚く・・・一つで3度楽しめていいわね。」
と言います。
後、何回来たら、山の名前を覚えられるのでしょう。