10月28日(日)(続き)
トロッコ列車の駅から5分、
富山地方鉄道本線の宇奈月駅から富山行に乗り、新黒部へ。
歩いて数分の新幹線 黒部宇奈月温泉駅で
迎えに来てくれたホテルのバスに乗り換え約30分、
今日のお宿「小川温泉元湯ホテルおがわ」到着。
開湯400年、全湯殿が天然温泉100%かけ流しという。
とても大きな立派なホテルで、
お部屋に案内されてビックリ!
私達3人部屋もかなりの広さだったが、
二人だけの部屋なのに、
ドアから上がり框まで敷石のアプローチの大きさに
広い和室の右奥に広い洋間も・・・
この贅沢を味わっていたいが、いくつもの温泉を楽しみたいので、
早速、母と娘と一緒に、本館から歩いて約10分の岩露天風呂へ。
場所が分からず、途中でお会いした人に聞くと・・・
二つの野天風呂があり、
手前にあるのが、天然記念物に指定されている
湯の華が凝固した天然洞窟露天風呂で、男女混浴の為、
湯浴み着をフロントで借りて着用するらしい。
さらにもう少し上流に進むと、女性専用の野天風呂があり、
先客が3人。
景色の美しさに、御迷惑を承知でお声を掛けた。
「すみません、お風呂と川の写真を撮らせていただいていいですか。
申し訳ありませんが、一瞬、沈んでいただいてよろしいでしょうか。」
お二人はすぐに首まで浸かって下さったが、
もう一人は「ああ、全然大丈夫ですよ、どうぞどうぞ。」と
岩の上に腰掛けたまま。
う~~~~ん、 70代と思われるその女性は動じなかった。
今、この写真を上げるかどうかと迷っているのだが・・・。
左側の岩の中から源泉100%のお湯が流れており、
外気はかなり寒いのに、すぐに体が温まり、
上の写真の御夫人の気持ちが分かった。
大阪から3回目の来訪とのことだった。
すばらしい湯殿だが、ここで石鹸類は使えない。
本館に戻って大風呂でまた入浴。
今夜の夕飯は個室で・・・(残念ながら写真を撮り忘れてしまった)
今夜の食事も富山の新鮮なお魚尽くしで、おいしくいただいた。