18、19日と淡路・福良(ふくら)で温泉につかって、河豚(ふぐ)を食べて来た。5年前にも同じ目的で来たことがあるが、この福良の地名、ものの本には、「袋のような湾をしている浦であるからフクラと付いた」とある。でも、河豚は「フク」とも言うからひょっとして、「フク良し」から来たのでないかとマッシーパパは信じている。
それはともかく、もうひとつの目的は淡路夢舞台温室「奇跡の星の植物園」と淡路島きっての紅葉の名所である「東山寺」を観光したかったこともある。
そして、行きしなに立ち寄った「軌跡の星の植物園(http://www.kisekinohoshi.jp/)」、残念ながら、夜の運転が苦手なマッシーパパはイルミネーションでライトアップされた幻想の世界は味わえない。でも、昼間見ても、エリカ、ポインセチア、シクラメン、ユーフォルビアなど、100種2万株の花がディスプレーされもう、メルヘンチックの世界に魅せられた。
2000年のあの花博時にもここは超人気で、1時間以上並んで見た感動を覚えているが、むしろそれ以上。何しろ、一緒に見ていた知らないおじさんが「嫌らしいほどだ」と、感心しているのか貶(けな)しているのか驚いていたぐらいだから。ま~、この御仁、まさか、花のデコレーションは菊人形だけとでも思っているのだろうか?・・。
次に、帰途、立ち寄ったのが東山(とうさん)寺の紅葉狩り。 ライトアップを始める22~26日が見ごろのようで、色付きも今少しだったが、それでも、山門付近の紅葉を階段上から見下ろす景色は見ごたえありましたよ(http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000811180004)。もし、見に行かれる人があれば、道中、くねくねと細い山道が続くので道に迷わないよう同寺(0799-64-1185)に問い合わせてから行く方がよいかも・・。
処で、紅葉狩りといえば、マッシーパパには昔から、疑問に思っていたことがある。桜は「花見」といい、梅は「梅見」又は「観梅」、菊は「菊見」というのに、なぜ、紅葉だけが「狩り」の字を使うのかだ。そこで、このブログを書く機会に調べてみました。
まず、例によって、調べものならWikipediaだが、そこには『この場合の「狩り」というのは「草花を眺める事」の意味をさし、平安時代には実際に紅葉した木の枝を手折り(狩り)、手のひらにのせて鑑賞する、という鑑賞方法があった』とある。
なるほど、「手折り=狩り」なのかと、合点したが、念の為、広辞苑の「狩る」」を紐解くと『花や草木を捜し求める。方丈記「折につけつつ、桜を狩り、紅葉を求める』と書いている。こちらは、「狩り=捜し求める」であるようだ。
どうやら、古来、桜や梅も紅葉も、山に分け入って、花を探し、それを手折って匂いをかいだり、髪にさしたり、手にかざしたりしして楽しんでいた。それで、「桜狩り」「紅葉狩り」と言ったのだろう。そして、一方、宮中や都の社寺に桜や梅を植え、その花の季節に花をめでるとき、歌を詠み、宴を催すのを「花見」「梅見」と称したのではないか。
ま~、梅や桜の下で花を肴に一杯飲飲むのは絵になるが、季節がら紅葉の下ではそんなこと無理だよね。
それに、今も、「イチゴ狩り」、「りんご狩り」、「なし狩り」など、果物をもぎるのや、「ホタル狩り」、「トンボ狩り」など、補虫にもこの「狩り」を使っている。
いや、花でも「大瀬花狩園(http://odekake.jalan.net/spt_guide000000161732.html)」というものがあって、ストック、マーガレット、キンギョソウ、菜の花、など、お好みの花を摘んで持ち帰れますと宣伝しているから、やっぱ、「狩る=摘む、捕る」でもあるのかも。
とすれば、まさに、もみじなど、落ち葉を拾い集めて、もって帰る人もあるし、大阪の箕面(みのお)に行けば、刈り取ってきた葉っぱをてんぷらにして食べているからもう、紛れもなく、紅葉は「狩り」なのだわ!?・・。
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