10月27日~11月9日は、「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」との趣旨で始まった「読書週間」なのはご存知ですよね。では、10月27日は何の日かわかります? 「文字・活字文化の日」ですって。目的は「読書離れ、活字離れ、国語力の低下」が深刻なので、国や自治体に関連行事を義務つけて、国民の活字離れを防ごうとして05年に設けられたのだとか。
そういえば、この時期になると書店や図書館でこの類の文字をよく見かけるよね。そして、新聞には決まって、「読書世論調査」が掲載される。
因みに、今年の「読売」の調査結果によると、「この1か月間に本を1冊以上読んだ人は54%だった(昨対6%アップ)」という。そして、本を読む理由(複数回答)は「知識や教養を深めるため」47%、「面白いから」32%、「趣味を生かすため」27%の順とか。又、本の選び方(複数回答)は「書店の店頭で見て」49%が最も多く、「ベストセラーなどの話題をきっかけに」「新聞の書評を読んで」各25%など。そして、「子供のころに本を読む習慣を身につけることは大切だと思う」と答えた人は97%に達したという(http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20081027bk16.htm)。
この傾向は「毎日」の「読書調査」も変わりないようで、「読書の重要性」を95%が認識しているのに、「単行本で1ヶ月、まったく読まなかった人」が50%に達している。そして、読むのは週刊誌か雑誌。あるいは「文学賞受賞本」かベストセラーだという。又、7割の人が「この1年間で図書館を利用しなかった」とも答えてているとか(http://mainichi.jp/enta/book/news/20081026ddm010040029000c.html)。
処で、「読売」の「1か月本読まず」の年齢層はどうなったのだろう。昨年の調査では「年代別では70歳以上が66%と最も多く、以下60歳代55%、50歳代51%、40歳代45%、30歳代44%、20歳代43%。年齢が高くなるにつれ本を読まなくなる傾向がうかがえる」と言っていたのだけど・・・(http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6100/news/20071027it12.htm)。
ともあれ、このニュースを毎年、見るたび、マッシーパパは考えさせられる。それは、本を読まなかった理由として回答される、「時間がなかった」とか、「読みたい本がない」、「読まなくても困らない」等々のいい分。
つまり、「高齢ほど本離れ」、そしてその理由のトップが「時間がない」では合点がいかないのだ。暇を一番もてあましている(?)はずの高齢者が「時間がなかった」とは、一体マジ、それともギャグと、突っ込みたくなるのである。
まー、まともに調査に応じているのだからまさかボケているはずがなく、恐らく、他の趣味(囲碁、将棋、俳句、庭弄り等々)に凝っているから? 或いは、逆に複数の病院通いに忙しいかも・・、と思いもしないではないが・・。
尤も、マッシーパパだって、定年後、もう用がなくなったとビジネス本から遠ざかり、読む本はといえば、軽い推理小説や時代小説に偏ってしまっっている。そして、偏ると必然的に、「読みたい本が少なく」なり、又「読まなくても困らなく」なる。おまけに、老眼が進み、字体の細かい本は苦痛になってきたので、現役時代に週4冊読んでいたのも、今は月3~4冊が精精だ。
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