[NPO法人 禁煙推進の会 兵庫さんだ] 子ども達の喫煙防止・薬物乱用撲滅教育を進めます。

青少年の健全育成は大人の責任です。私達は子ども達を守る喫煙防止薬物乱用撲滅教育を進めるため無料で出前教室を続けています。

タバコは怖い「慢性閉塞性肺疾患(CPOD)は死よりも怖い」

2012-07-15 21:13:45 | 日記

このビンの中身は1日10本、1年吸ったタバコの有毒タールの量だ。それでもタバコを吸いますか?



◆よく酸素呼吸器を引きながら歩いている人を見かけると思うが、その人たちは長年の喫煙が原因で慢性閉塞性肺疾患者さんだ。タバコ病とも呼ばれ全国で530万人いると言われている階段を1、2段上っても息切れで手すりにつかまらなければ、ならない呼吸困難になる病気だ。治ることはない、毎日が細いストローで息を吸っている症状になるのだ。なんとなく息苦しいと感じたらタバコ病と思って間違いない。まず医者に行くこと、そしてすぐに禁煙することだ、発作がおきると水に溺れた状態になり息ができなくなり、苦しんだままあの世に逝ってしまう恐ろしい病気なのだ・・・


◆"COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease;慢性閉塞性肺疾患)は、タバコの煙などを吸引したために起こる気管支や肺胞の慢性炎症で、ゆっくりと呼吸機能が低下し、進行すると呼吸不全に陥り、死に至る疾患です。患者さんの気管支は炎症によってむくみ、痰などの分泌物が気管支内に大量に出て空気の通り道がふさがれ、呼吸しにくくなりますが、これはまさに「慢性気管支炎」です。一方、肺胞は炎症によって壊され、酸素を取り込みにくくなり、「肺気腫」になります。持続する咳や痰、労作時の息切れ、風邪が長引くなどがCOPDの特徴的な症状ですが、高齢の患者さんが多いため、「年のせい」と見過ごされやすく、また医師も見逃しやすいという問題があります。"