[NPO法人 禁煙推進の会 兵庫さんだ] 子ども達の喫煙防止・薬物乱用撲滅教育を進めます。

青少年の健全育成は大人の責任です。私達は子ども達を守る喫煙防止薬物乱用撲滅教育を進めるため無料で出前教室を続けています。

タバコ有害性受動喫煙の健康被害に目をつぶらないで!!

2015-04-21 06:27:09 | 日記

◆受動喫煙防止対策条例の施行を目指していた北海道美唄(びばい)市が、開会中の定例議会への上程を見送ることを決めた。
市は2月24日、官公庁や学校、医療機関などの公共施設は「全面禁煙」、不特定多数が利用する施設は「原則禁煙」か「分煙」、ただし罰則規定は設けないといった内容の素案をまとめ、3月15日までパブコメ(パブリックコメント)を募集。その結果を受け、20日の議会最終日までに条例案を上程する予定だった。もし施行されれば、神奈川県、兵庫県に次ぐ3例目で、市町村レベルでは全国初として注目されていたが、施行には至らなかった。
美唄市は2013年3月、市民の健康づくりの行動指針として「びばいヘルシーライフ21」を策定。その一環として昨年12月1日に受動喫煙防止対策のガイドラインを制定した。それからわずか2カ月での条例化の動きに首をかしげる向きも多かったようだ。

つんくが可哀そう!!喫煙による喉頭がんのは非喫煙者の30倍!!

2015-04-08 20:59:39 | 日記
  喉頭がんの摘出手術後の写真です。
がんで療養している音楽プロデューサー、つんく♂(46)が4日、母校の近畿大(大阪府東大阪市)で開かれた入学式にゲストとして登場し、声帯を摘出する手術を受けたことを明らかにした。入学式のプロデュースを担当したつんく♂がフィナーレで登場すると、大型モニターに文字が映し出され、声で祝辞を述べられない理由を「去年からのどの治療をしてきていましたが、結果的にがんが治りきらず、一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました」と説明した。つんく♂はさらに「私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。皆さんに負けないように、新しい人生を進んでいきます!。『ああ、良かった!』と思える大学生活をセルフプロデュースしてください!」と新入生にエールを送った。
◆タバコと関係のある「がん」というとまず肺がんをイメージしますが、喫煙習慣と発がんの関係の強さで考えると、喉頭がんはもっともタバコの影響を受けるがんだといえます。喉頭がん患者の喫煙率は97.3%で、喫煙習慣を主体とした生活習慣病といえるがんです。喫煙係数(BrinkmanIndex:1日の喫煙本数×年数)が400を超えたあたりから、喉頭がんの発生は増加し、1000でピークに達します。
わが国では年間600~1000人が喉頭がんになり、好発年齢は60~70歳代です。平均的な生活歴としては、「タバコを1日1箱(20本)30~40年吸い続けた」というもので、これは喫煙係数700ぐらいに相当します。タバコのダメージは喫煙習慣とともに蓄積し、発がんに至らなくとも炎症を引き起こしたりします。その他の喉頭がんの危険因子としては(特に食べ物も接触する声門上がんで目立ちます)、口腔内の不衛生(虫歯を放置しているなど)、過度の飲酒などが挙げられます。
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