[NPO法人 禁煙推進の会 兵庫さんだ] 子ども達の喫煙防止・薬物乱用撲滅教育を進めます。

青少年の健全育成は大人の責任です。私達は子ども達を守る喫煙防止薬物乱用撲滅教育を進めるため無料で出前教室を続けています。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は恐ろしい病だ!!

2017-07-22 17:55:29 | 健康



私はCOPDの患者です。毎日細いストローで息をしている状態が続いています。階段を三段上ると手すりにつかまり肩で息しなければならなくなります。酸素ボンベを引きづりながらの生活がどんなにみじめなものか。。。原因はタバコです。全国に540万人いると言われているのです。
◇体を低酸素状態に陥らせるCOPDたばこはさまざまな病気を引き起こします。米疾病対策センターよると、喫煙の害は全身のがんだけでなく、脳卒中、白内障、大動脈瘤から股関節骨折や不妊まで、全身のさまざまな病気がたばこが原因で起きるのです。その中から、まず慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)についてお話しします。COPDは主にたばこの煙を吸うことよって起こる呼吸器の炎症の病気で、喫煙者の15~20%が発症するといわれています。たばこを吸うと、口と肺とを結ぶ空気の通り道(気道)に煙が入り込むため、異物排除の炎症反応が起こります。「1日の喫煙本数×喫煙年数」を「ブリンクマン指数」といい、これが400を超えるくらいになると「慢性炎症」の状態になります。気道が狭くなり、せきやたん、息切れなどの症状が目立つようになります。また、COPD患者の肺には、気腫と呼ばれる穴が開くことがあり「肺気腫症」と呼ばれます。たばこによる慢性炎症の結果、肺の構造が溶けて穴が開いてしまった状態と考えていいでしょう。肺は、酸素を血中に送り、血中の二酸化炭素を体外へ出します。ところが、COPDが重症化すると十分な酸素を血中に取り込めなくなります。大気中に21%しかない酸素では十分でなく、体が低酸素状態に陥ってしまいます。狭くなった気道の治療は、気管支拡張薬を用います。微細な粉のを吸入する「吸入薬」が主流で、炎症を抑える薬も併用することがあります。重症のCOPDでは、在宅時も外出時も酸素ボンベを携行しなくてはならず、生活にさまざまな制限を受けます。あなたはそれでもまだタバコを吸いますか???

子ども達を守る為喫煙防止・薬物乱用防止教育を進めよう!!

2017-07-02 08:56:12 | 健康

青少年の健全育成を目的に喫煙防止・薬物乱用撲滅出前教室を行う「NPO禁煙推進の会兵庫さんだ」を立ち上げ早や7年の歳月が流れました。三田市・宝塚市・伊丹市を中心に各小・中学校・少年スポーツ団体などすべて無料で講演をを行ってきました。また、タバコの有害性や薬物は人生を破壊し地獄へと落とし入れる恐ろしいものであることを知ってもらうパネル展示会や世界禁煙デイ・世界薬物撲滅デイにはビラやテッシュを配布し啓発活動も続けています。筆者自身がタバコが原因で自らが重度の慢性閉塞性肺疾患者(COPD)で酸素呼吸器に頼る身体障害者です。階段を2.3歩上がると肩で息をする苦しさ伝えています。また喫煙は薬物乱用の入り口とも言われやがて薬物へとヘスカレートしていきます。薬物で検挙された青少年の全員が喫煙者であった報告されています。吸う前に止める教育が一番重要で効果でがあることは言うまでもありません。内閣府は中学・高校においては年1回は薬物撲滅教育を行う事を通知していますが、実効性のある教育行っているのは30%と言われいます。薬物依存者の多いアメリカでは薬物撲滅教育はひとり1ドル済むが、依存者の治療。更生には100万ドル(1億円)かかるとして徹底した教育を行っています。薬物は今身近に迫っています。これからも団塊世代のパワーを発揮し活動を続けます。

受動喫煙防止条例の早期実現を!!

2017-07-01 11:06:46 | 健康

東京都議選でも争点の一つとなりそうな受動喫煙防止策。1981年世界で初めて受動喫煙の健康被害を論文で世に問うたのは日本の研究者だったのに、今では先進国で最も対策が遅れた国に成り下がった。受動喫煙で亡くなる人は年間約1万5000人となり、交通事故死4000人の3倍以上である。受動喫煙との因果関係が確立されつつある乳がんによる死亡も含めたらさらにこの数字は増えることになる。日本では2003年に健康増進法で受動喫煙の防止が「努力義務」とされたが、それから10年以上経っても、飲食店で41.4%職場で30.9%の人が受動喫煙に遭っている。世界188か国中、公共の場で屋内全面禁煙を義務付けた法律があるのは49か国。この中に含まれていない日本は、世界保健機関(WHO)の分類で世界最低レベルの受動喫煙環境と評価されている情けないことである。東京五輪を目前に受動喫煙防止に取り組んできた塩崎恭久厚生労働相は閣議後会見で、他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙の対策を強化する健康増進法改正案について、今国会での成立を断念したことを正式に表明した。自民党と合意が至らなかった秋にも想定される臨時国会での成立を目指すという。喫煙天国日本の汚名を返上する道のりは遠い!!