兵庫県三田市路上喫煙防止条例施行(三田市広報)(クリックで拡大)
<路上喫煙訴訟>横浜市の過料処分妥当 東京高裁が逆転判毎日新聞 6月27日(金)11時0分配信
横浜市の喫煙禁止地区で路上喫煙した東京都在住の男性が、条例に基づく2000円の過料処分取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は26日、男性側勝訴の1審判決を取り消し、横浜市勝訴の逆転判決を言い渡した。田村幸一裁判長は、全国に路上喫煙を規制する条例制定が拡大していることを背景に「路上喫煙の制限は時代の流れ」と指摘。「男性には喫煙禁止地区かを確認して喫煙する義務があった」と述べた。
日本たばこ産業(JT)によると、3月末現在、全国で199の自治体が路上喫煙を規制する条例を制定しており、横浜市と同様に罰金を定めている自治体もある。高裁判決は路上喫煙者に高い注意義務を課したといえ、他自治体の条例運用にも影響を与えそうだ。
男性側は「喫煙禁止地区であることを示す標識が小さく、認識できなかった」と主張し、1審の横浜地裁はこれを認めたが、田村裁判長は、男性が住む自治体も路上喫煙規制の条例を制定していると指摘。「路上喫煙が制限されていることは男性も認めている。注意を怠らなければ、喫煙した場所が喫煙禁止地区と認識できた」と男性の過失を認めた。
判決によると、男性は2012年1月、喫煙禁止地区のJR横浜駅近くの路上で市の美化推進員に喫煙を目撃され、過料処分を受けた。付近には喫煙禁止地区を知らせる直径30センチの路面標識と看板が設置されていた。
<路上喫煙訴訟>横浜市の過料処分妥当 東京高裁が逆転判毎日新聞 6月27日(金)11時0分配信
横浜市の喫煙禁止地区で路上喫煙した東京都在住の男性が、条例に基づく2000円の過料処分取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は26日、男性側勝訴の1審判決を取り消し、横浜市勝訴の逆転判決を言い渡した。田村幸一裁判長は、全国に路上喫煙を規制する条例制定が拡大していることを背景に「路上喫煙の制限は時代の流れ」と指摘。「男性には喫煙禁止地区かを確認して喫煙する義務があった」と述べた。
日本たばこ産業(JT)によると、3月末現在、全国で199の自治体が路上喫煙を規制する条例を制定しており、横浜市と同様に罰金を定めている自治体もある。高裁判決は路上喫煙者に高い注意義務を課したといえ、他自治体の条例運用にも影響を与えそうだ。
男性側は「喫煙禁止地区であることを示す標識が小さく、認識できなかった」と主張し、1審の横浜地裁はこれを認めたが、田村裁判長は、男性が住む自治体も路上喫煙規制の条例を制定していると指摘。「路上喫煙が制限されていることは男性も認めている。注意を怠らなければ、喫煙した場所が喫煙禁止地区と認識できた」と男性の過失を認めた。
判決によると、男性は2012年1月、喫煙禁止地区のJR横浜駅近くの路上で市の美化推進員に喫煙を目撃され、過料処分を受けた。付近には喫煙禁止地区を知らせる直径30センチの路面標識と看板が設置されていた。