まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

キジバト、大丈夫かなあ。

2013-06-10 | 随筆
昨夕、5時頃まで卵を温めていたメスバトが飛び立っていった。しばらく休憩して帰ってくるのかなあと思っていたが帰ってこない。
「あなたが覗き込むからきっと嫌気がさしたのよ」とカミさん。
本当に卵、産んでるんだろうか。
おいらは気になって、椅子をひとつ持ち出し、巣を見に行った。
それが上の写真。
「やっぱり産んでたよ」
小学校の時伝書鳩を飼っていたから知っているが、鳩は通例オス・メスふたつの卵を産む。
キジバトはひとつなんだろうか、それともこれからもう一つ産むんだろうか。
しかしそれよりも、夜は温めなくって大丈夫なんだろうか。
帰ってこないキジバトに気をもんでいた。
「ふつう、タマゴばずっと温めていないと、中の卵は死ぬんじゃないの?」
「どうなんだろうね、まあ、明日の朝、温めていなかったら、ダメだろうなあ」
で、今朝。
エサ台にエサをやりに行って、そろりと木陰の中の巣を覗き込んだら、やっぱりメスが抱卵していた。
「いたよ、いたいた。やっぱり早朝に来たんじゃないの」、とおいらはほっとした。
「夜、冷えるのに抱卵しなくっても大丈夫なのかなあ」
「ふつう、そんな手抜きじゃあ、ダメなんじゃないの」とカミさん。
あっ、それって、しゅうとの嫁いびりみたいな発言。
二人暮らしのぼくらは、キジバトに夢を託しているようだ。
メスバトはミミコと一緒にエサを食べると、また巣に戻っていった。
うまく、生まれますように・・。