まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

ビンラディンにみる、常に強き体制側に大衆を誘導する日本のマスコミ!

2011-05-03 | 政治
テレビで昨夜はビンラディン死亡に沸くアメリカ人の喜びを報道し、今朝の朝日新聞では6面もつぶし、ビンラディンの死亡記事を伝えている。しかし、何か違和感を覚える。第一、ビンラディンの死亡が、アメリカ人ならともかく、これほど大きく取り上げなければならないほど、日本人にそれほど大きな出来事なのかい?第二に、この殺し方は、これは戦争なのかい?暗殺なのかい?アメリカ人はこぞって賞賛しているが、逮捕して裁判にかけるのが民主主義ではないのかい?そんな疑問がふつふつとわき起こる。第三に「正義のアメリカ」の前提に立った日本のマスコミの報道に、あれれ?我が国はアメリカ国日本州なのかい?って感じてしまうほどだ。日本のマスコミは強きアメリカの味方で、強いものには無批判、ジャーナリズムのかけらもないようだ。その記事がやっと終わると次は「原発賠償金、四兆円が限度」とあり、東電はじめ九電各社はこの賠償金を電力料金値上げで穴埋めするとある。あれれ?東電の大失態を結局は国民が電力料金値上げで負担して、東電はつぶさず、存続させて四年後には配当さえ出すってか?簡単な話、東電に国民が義援金を出すってことよ。こんなことを無批判で垂れ流し、国民を洗脳していく日本のマスコミは、強き政府・東電の味方で、またまたジャーナリズムのかけらもないようだ。日本のマスコミはどうしょうもない。