飾釦

飾釦(かざりぼたん)とは意匠を施されたお洒落な釦。生活に飾釦をと、もがきつつも綴るブログです。

鮮血の美学NO.11⇒Vシネ「吸血温泉へようこそ」(主演:杉本彩)

2009-05-05 | 吸血鬼
■製作年:1997年
■製作:ミュージアム
■原作:永井豪
■監督:松山仁
■主演:杉本彩、大西結花、藤木孝、他

杉本彩が主演しているエロスな吸血鬼映画「Blood ブラッド」(昨日記事でアップ)が公開されていますが、それよりも十年年以上も前に、いわゆるVシネで彼女は吸血鬼を演じていました。その作品は発売された当時、レンタルビデオ店で見かけた記憶がありますが、借りてまで見ようとは思いませんでした。では何故それを覚えているかというと、作品のタイトルがユニークであることと永井豪が原作とあってかパッケージ・デザインが中々面白く印象に残ったということです。当時とてもボクの目を引いたデザインであったのです。

それから何年かして杉本彩は、映画「花と蛇」に出演しセクシー女優として脚光を浴び旋風を起こすことになり、劇場公開される吸血鬼映画に出演するにいたるということになるわけです。ボクとしても御茶ノ水の中古ビデオ店の前をたまたま通りすがりこの作品を見つけて思わず購入してしまったのですから、時が経てば人の嗜好も変わるというものなんでしょうね。

作品の方はどちらかというと吸血鬼映画のパロディに近い感じとなっています。怖さを追究したホラーものではありません。そしてそれを見ていると、これはフランシス・コッポラの「ドラキュラ」だなとか、これはキューブリックの「シャイニング」、ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」とか、いろいろな映画をパロってる、あるいは参考にしているなと思えるところが多々あり、きっとこの作品を監督した人は映画青年だったんだなと想像させてくれました。

ただ特に際立ったところもあるでなし、寝っころがりながら気軽に見る作品。そんな印象でしょうか…。吸血鬼を演じた杉本彩は、やはり公開中「Blood ブラッド」同様当時もとても似合っていました。かっこよかったです。もっといろいろなバージョンの杉本彩による吸血鬼映画を見てみたい気がします。



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