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【art】「マウリッツハイス美術館展」鑑賞@東京都美術館

2012-08-18 00:00:00 | art
着いた!10分待ち。閉館間際までいるつもりで、耳飾り後にするか、先に見てまた見るか… http://t.co/jKcIfIft Posted at 05:30 PM



マウリッツハイス美術館展は、平日は18:30まで、金曜日は20:00まで開場。土曜日は19:30までだったかな? 違ったかな? 平日も頑張れば17:30頃到着できるとは思うけど、1時間しかないのはねぇ・・・ 他の方のblogなど拝見させていただき、平日、土日問わず夕方は空いているという情報を得たので、金曜日に行ったわけなのだけど、やっぱり甘かったね(笑) 多分、昼間よりは空いていると思うけれど・・・ 夏休み中なので旅行で来ているのか、家族連れが多かった印象。まぁ、でも65歳以上が入場無料になる水曜日には、入場に2時間待ちなんてこともあるみたいだから、10分待ちなら全然OK!

とりあえず耳飾りに並ぶ!最前は30分待ちみたいだけど、もちろん最前で!! Posted at 05:36 PM

事前の情報で"真珠の耳飾りの少女"は最前で見るなら立ち止まれないと聞いていたので、それなら最低2回は見ようと考えて、とりあえずB1はスルー! 1Fの"真珠の耳飾りの少女"の列に並ぶことに。1Fといっても美術館の入口がB1なので、感覚的には2F。エスカレーターを上がって1F入口に着くと、そこが列の最後尾。最前で見たい人は左側の壁に沿って並び、立ち止まって見たい人は右側のスペースへ。でも、立ち止まって見るスペース狭いので、順番待って最前取れるのはかなりの時間待つことになると思う。立ち止まって見れないから常に流れているわけで、30分待ちと言われたけど、このtweetした後、あと2階分見てから下のtweetしてること考えると、15~20分くらいしか待ってないと思う。だったら、数回並んだ方が早いと思う。最前と言っても1mくらい距離があるし、立ち止まって見るのはさらに後ろ。それこそ双眼鏡がなければ、細部は見えないと思う。会場内薄暗し・・・ あくまで個人的な意見ですが・・・

耳飾りの少女見た!!やっぱり本物はスゴイ!!少女の瞳に吸い込まれそう!目があっているようで、あっていないような不思議な感覚… もう一度見る! Posted at 06:04 PM



写真は、先月「フェルメール光の王国展」で撮影したリクリエイト作品


この少女テレビなどでじっくり見るとちょっと目が斜視ぎみなんだよね。それが、そこはかとない色気をもたらしてると思うのだけど、この目がとっても不思議で、遠くからでも目が合っているように思うけれど、近くで見ると目があっているようで、合っていないような・・・ そのとらえどころのない感じも人々の心を捉えるところなのでしょうね・・・

実はこの作品、フェルメール自身はタイトルをつけていなくて、彼の財産目録の中に「トローニー」と記載があるだけなのだそう。トローニーというのは、特定の人物ではなく、自分の理想などを反映させて描いた人物像のことを言うのだそう。なるほど・・・ その清らかな美しさは理想の少女と呼ぶにふさわしいかも。清らかでありながら、ぬれた唇や潤んだ瞳に、ほんの少しエロスを感じる・・・ やっぱり素晴らしい!! ホント会えてよかった!!

B1スルーしたので、戻って見る!途中の椅子で一休み。そろそろ帰り始めているので、空くまで待とうかな… まだ、結構人来てるけど… 悩むところだわ… Posted at 06:08 PM

順路に従い最上階まで行くと、今度は下り専用のエスカレーターでB1まで戻ることになる。エスカレーター脇にはガラス張りで中庭の見下ろせるスペースが。イスが置かれており休憩できる。ここで空くまで待とうかと悩んでいたわけだけど、雨が降ってきたという情報があり、急いで見て帰ることにした。

今展は見応えたっぷり! B1から充実している。混んでいるので、これは近くで見たいと思った作品は並んで最前で見て、残りは後ろから覗き込むという感じで鑑賞。閉館までいるつもりでいれば、じっくり鑑賞しても十分見れたと思うけれど、なにぶんせっかちなもので・・・(笑)

B1入ると直ぐ"ヨーハン・マウリッツ胸像"が。マウリッツハイスというのは、マウリッツさんの家という意味だそうで、この方のお屋敷が現在のマウリッツハイス美術館になっているのだそう。外観の写真もあったけれど、素敵な美術館。行ってみたい!

B1での個人的なお目当ては、「ぶらぶら美術博物館」で紹介されていた"四季の精から贈り物を受け取るケレスと、それを取り巻く果実の花輪"、"聖母被天昇(下絵)"、"シメオンの賛歌"、"ディアナとニンフたち"。"四季の精から贈り物を受け取るケレスと、それを取り巻く果実の花輪"はヤン・ブリューゲル(父)とヘンドリック・ファン・バーレンの合作。ファン・バーレンは人物を描くことを得意とした画家で、ヤン・ブリューゲル(父)は花の画家。ということで、外側の花輪はヤン・ブリューゲル(父)が、その中央のケレスたちをファン・バーレンが描いたのではないかとのこと。ヤン・ブリューゲル(父)の花が素晴らしい! なんと精緻な・・・ 色彩の鮮やかさもスゴイ!

下の方のtweetにもあるけど、ルーベンスの"聖母被天昇(下絵)"も素晴らしかった。「フランダースの犬」でネロが最期を迎える教会にある絵。その下絵。残念ながらネロが最期に見た絵ではない。彼が最期に見たのはいつもは閉ざされて見ることができなかった"キリスト降架" 実は、ルーベンスは特別好きな画家ではない。でも、こうして本物を見るとやはりスゴイ! まずはその色の美しさ。空の青の美しさといったら・・・ そして、人物達が今にも動き出しそうな躍動感がある。この絵を元に描かれた作品は、ルーベンスと弟子たちによるものなので、完全にルーベンスが描いたこの下絵は必見!

順番が逆になるけど先にフェルメールの"ディアナとニンフたち"を・・・ これ、以前見たことがある。なので大好きなフェルメールの作品といえども"真珠の耳飾りの少女"ほど、絶対見なきゃ感はなかったのだけど、そこはやっぱりねぇ(笑) 実はこの作品、長年別の画家の作品とされてきたそうで、修復の課程でサインが発見され、フェルメール作品であることが分かったのだそう。さらに、その時描かれていた背景は青空だったけれど、使われていた絵の具がフェルメールの時代にはなかったもであることが分かり、現在のように暗い色に塗られたけれど、実際にフェルメールがどのような背景を描いていたのかは謎なのだそう・・・ なんてこと・・・ おそらくこの絵に別の画家のサインが書き込まれた時点では、フェルメールの知名度はほとんどなかったのでしょう。現在の人気ぶりを考えると切ない・・・

そして、今回"真珠の耳飾りの少女"以外で一番感動したレンブラントの"シメオンの賛歌" 前にも書いた気がするけど、レンブラントは特別好きな画家ではない。でも、会場内に入ったとたん、目に飛び込んでくる。バーンと目に飛び込んでくるので、近寄って確かめるとやっぱりレンブラントだったっていう経験多い。それは光の使い方とかいろいろあると思うけれど、やっぱり作品の持つ力なのでしょう。で、この"シメオンの賛歌"小さな作品だけど素晴らしい!! 死ぬ前に救世主を見ることになると預言され、死ぬことができなかったシメオン。礼拝にやってきた聖家族。この赤子こそが救世主であることを確信したシメオンはイエスを抱く。傍らに跪く聖母マリアとシメオンに抱かれたイエスに当たる光! それはイエスが発する光にも見える。薄暗いながらしっかりと描き込まれた礼拝堂。にくっきりと浮かび上がる3人。本当に奇跡のよう・・・ シメオンの悦びの表情も素晴らしい! これは素晴らしい!! ホントに見れてよかった! これはポストカード購入!

2回目見て今帰り!待ち時間的にはあまり変わらずw でも、立ち止まって見れないので、20分も待ってないと思う。絵小さいし、薄暗いし、止まれないけど、頑張って口角の光と真珠ガン見してきた!並んでる間もバッチリ少女と目が合うよっ♪ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ Posted at 07:10 PM

実はフランドル派の絵画は、そんなに好きじゃないんだけど、真珠の耳飾りの少女以外にも、素晴らしい作品たくさんある!フランダースの犬に出てくる、ルーベンスの絵の下絵が素晴らしい!残念ながらネロが最期に見た作品ではありません… Posted at 07:17 PM

フランドル派の絵画は美しいとは思うけれど、色彩が強烈過ぎるというか・・・ 実は特別好きではない。でも、やっぱり見応えある。フランス・ハルス"笑う少年"は、近くで見ると大胆な筆遣いで描かれている。遠くから見ると無邪気な笑顔の少年だけど、近くで見るとT.M.Revolutionみたい・・・

そして、レンブラントはやっぱりスゴイ!!肖像画が多いけど、ホントにモデルそのまま描いてる。全く美化してないw 笑う男の顔ったらw でもシメオンの賛歌は素晴らしい!!コレは感動!ポストカード買った♪ Posted at 07:22 PM

レンブラントは肖像画を数多く描いていて、自画像も多い。自画像を含む3点の肖像画が出展されているけれど、tweetしているとおり全く美化していない。自画像は美化する必要もないようにも思うけれど、以前「ヴィジェ・ルブラン展」を見たときに知ったのだけど、自画像は名刺代わりというか、自分を売り込むために使われたりしたそうなので、リアルでありながらも美化して描いていたらしい。誰だって美しく描いて欲しいからね(笑) でも、これ全く美化してない。だって"自画像"も"笑う男"もおっさんだもの(笑) こんな言い方は失礼だけど"笑う男"の笑い声なんて、絶対ダミ声で品がないと思う(笑) 確かに見ていて楽しくなる部分はあるけれど、決して美しくはない人物を描くのに、ありったけの技術を駆使しているのが興味深い! だから、コレを描きたいってことなんだよね・・・ "真"を描きたい。でも、写真とは違う・・・ "自画像"の額の光の表現といったら・・・ やっぱりレンブラントは素晴らしい

で、こんなのあります!ちょっと着てみたい♪ http://t.co/Qvv55o5h Posted at 07:12 PM







ミュージアムショップを出て、エスカレーター脇を通った奥。ひっそりと展示されている(笑) 誘導がないと見落としちゃいそうだけど、これはカワイイから見て欲しい。耳飾の少女の衣裳を再現しているわけだけど、振り返っている絵だから服の詳細は分からない。なので、当時の衣裳を元に作られたのだと思うけど、これがなかなか素敵 少女が巻いているターバンは当時のオランダで身に付けられていたものではないそうで、異国風のいでたちをさせたいと考えたからではないかと言われているのだそう。でも、スカーレット・ヨハンソン主演の『真珠の耳飾の少女』では、少女は髪を隠す頭巾を被っていた。これは宗教的なことなのかな? いずれにしても素敵! これ着てみたいヽ(・∀・)ノ

で、少女と、 http://t.co/C0WONABT Posted at 07:13 PM



武井咲ちゃん♪ http://t.co/g3lk6YOP Posted at 07:14 PM



武井咲ちゃんカワイイ 「真珠の耳飾の少女」はやっぱり絵なんだよね・・・ 例えば頭の形とか、実際の人間とは違う・・・ これだと少しハチが大きすぎるというか・・・

マウリッツハイス美術館展グッズ!ええ!買いましたわたくしw 真珠の耳飾りミッフィーw http://t.co/iWft5yW8 Posted at 08:07 PM



でも、やっぱりカワイイよ♪ (人´∀`)?ラぶv http://t.co/51Q6rI8t Posted at 08:10 PM



★マウリッツハイス美術館展:6月30~9月17日@東京都美術館
マウリッツハイス美術館展|東京都美術館


http://twitter.com/maru_a_gogo


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2 コメント

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Unknown (q 直目の前で生まれ育ったのよん)
2012-08-19 14:32:17
まんま「上野鶯谷の根岸に代々生まれ育つ私」
ここの美術館えりあとか 遊び場だったよ~
で・・・マウリッツ 
 開館(10時)からお昼過ぎの13時あたりまでが混雑のピークかしら?
ミッフィーとのコラボは 大変だわ
私。ハウステンボスに旅して、ミッフィー超コレクターは
血迷ったわ~ 
図録とかさ、展覧会用に わかりやすくしたのとかも
ありそうだし~
 
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Unknown (maru♪)
2012-08-20 12:29:34
>q サマ

あの近くで育ったのねー!
美術館周辺が遊び場なんて素敵{キラリ}

混雑具合はどうなんだろうねぇ・・・
65歳以上が無料の日は2時間待ちってこともあるらしいよ{涙}
でも、どうせ"真珠の耳飾り"立ち止まって見れないし・・・

図録は見なかったからわからないけど、
いろいろグッズは出てたよ~{ルンルン}
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