🎨【art】「林忠正 ジャポニズムを支えたパリの美術商」 & 常設展 @国立西洋美術館🎨
#林忠正展 #ルコルビュジエ展 入場券で鑑賞可能。小さな展示室ながらかなりの点数。明治時代にパリで美術商をされていた方で、ドガ、モネなども顧客だったのかな?死後500点以上の西洋美術が売り立てられたそうで残念😢黒田清輝「赤髪の少女」がとても良かった。明治時代のパスポートが興味深い。 pic.twitter.com/t7j2C74jIC
— maru ◖ฺ|´⌣`*|◗·˳♪˚♫ (@maru_a_gogo) 2019年4月27日
「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ - ピュリスムの時代」を見た(感想はコチラ)、「林忠正 ジャポニズムを支えたパリの美術商」と常設展を鑑賞。ル・コルビュジエだけ見て帰ることも可能だったと思うのだけど、せっかくだから常設展だけチラ見しようと思ったら途中で出られなくなってしまい、結局全部見ることになった😅
新館2Fの版画素描展示室という小さな展示室ながら146点とかなりのボリュームの展示。林忠正(Wikipedia)という人物は知らなかったのだけど、幕末に武家に生まれて通訳として1878年のパリ万博へ行き、日本美術に熱狂するパリ市民を見てフランスに留まり、ヴィクトワール街に店を開いて、日本美術おもに浮世絵の紹介に尽力したのだそう。ユダヤ系ドイツ人のジークフリート・ビングというライバルもいたり、ドガ、モネ。ベルト・モリゾなども顧客であったのだそう。1902-3年に5000点の作品を売り立てたとのこと。
黒田清輝「赤髪の少女」
芸術家ではなく美術商を紹介する展覧会なので、扱っていた美術品などはあるものの、書類とかパスポートやポートレートなどが中心。明治11年に発行されたパスポートなどは興味深い。黒田清輝の「赤髪の少女」がとても良かった。
林忠正は1905年に帰国するも、間もなく52歳で亡くなったのだそう。彼の死後、遺族により500~600点の西洋コレクションが売られたそう。個人宅で大切に扱われているならば、それはそれで作品の行く末としてありだと思うけれど、やっぱり世に出ないのはもったいない気がするし、良い作品ならば見たいなと単純に思う。残念😢
点数は多いけれど、規模的には小さい。この企画展だけ見ることも可能。きっと、この企画展見ると常設展も見れるんじゃないかな? 個人的な感想としては、この企画展だけ見るだけだと物足りないけれど、ル・コルビュジエ展の入場料で見れたこともあり、見てみてよかったと思った。
🎨林忠正 ジャポニズムを支えたパリの美術商:2019年2月19日~5月19日 @国立西洋美術館
林忠正 ジャポニズムを支えたパリの美術商|開催中の展覧会予定|国立西洋美術館
常設展
#国立西洋美術館 #常設展 モネ「雪のアルジャントゥイユ」「陽を浴びるポプラ並木」「睡蓮」 ゴッホ「ばら」 pic.twitter.com/VgCrLKz4Q1
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クロード・モネ「雪のアルジャントゥイユ」
クロード・モネ「陽を浴びるポプラ並木」
クロード・モネ「睡蓮」
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ「ばら」
常設展は2階と1階。コルビュジエ展出て直ぐに常設展の展示が始まる。これは松方コレクションということになるのかな? 6月開催予定の「松方コレクション展」も楽しみにしている展覧会。2階は絵画のみ。かなり大きな作品もあって、ミレーの作品とか好きなものもあったのだけど、最初のうちは写真撮ってなくて残念😢
常設展だけでも十分な企画展の点数なので、結構な枚数写真を撮ったけれど、特に好きだったり、有名な画家だったりした画像のみ数点UPしておく。以前見た作品もあるけど、ゴッホの「ばら」は初めてかも? これとても素敵✨
#国立西洋美術館 #常設展 藤田嗣治「坐る女」ルノワール「帽子の女」ポロック「ナンバー8,1951 黒い流れ」ミロ「絵画」 pic.twitter.com/U5hcLVqATx
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藤田嗣治「坐る女」
ピエール=オーギュスト・ルノワール「帽子の女」
ジャクソン・ポロック「ナンバー8,1951 黒い流れ」
ジョアン・ミロ「絵画」
これら4点は1階の展示。1回にはロダンの彫刻が展示されている部屋もあり。藤田の作品はかなり大きかった。金色の背景に乳白色の肌の女性。金の使い方はクリムトなどよりやはり日本人的だなという感じはする。ポロックの作品については全く理解できていない。黒い流れって何?と思ったりもするけど、嫌いではない。ミロに至ってはこれで「絵画」って言われても😅という感じなのだけど、これも嫌いじゃない。
会期中に常設展の展示替え等が行われるのか不明だけど、超有名な画家や彫刻家の作品が展示されており、一部を除いてほぼ撮影OKなので時間と体力がゆるせば見たいところ😌